人間バンザイ!

2025年03月01日

東京の片隅で暮らしていてつらつら思うこと

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(自分の存在なんてちっぽけなものだ)
私の東京暮らしも長くなりました。
四捨五入すればもうかれこれ40年近くになります。
ずっと独身一人暮らしです。
東京都内で何度か転居しました。
現在は近くに荒川があり、埼玉県との境界でもある北区に住んでいます。
現在の住居には10年近く住んでいますが、周囲の自然環境は良く、少し歩けば赤羽という区内では最大の繁華街があり、大きなスーパーや病院もいくつかあり、また、仕事先は徒歩10分の距離にあり、個人的には現在の環境はいろんな面において最適に近いと考えています。

そんな私が最近つらつら思うことがあります。
それはね、所詮、人は一人(独り)であって、生活の中ではいろんな人たちと関りを持つものの、他人は自分以外の他人についてはそれほど関心を持っていないということです。
当たり前かもしれませんが、人が一番関心を持っているのは“自分自身”です。
今日一日をどう過ごし、何を食べ、明日またそれ以降の将来をどんなふうに生きていきたいかなど、常に自分の考えや行動に焦点を当てているはずです。
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yoron at 08:12|PermalinkComments(0)

2025年02月23日

どこ(地域)に住むかはとても大事である!

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(今住んでいる場所は気に入っていますか?)
私は現在60歳で、東京都北区の集合住宅で一人暮らしをしています。
これまでの人生で暮らした場所(地域)を振り返ってみますと、、、
生まれ育った郷里「ヨロン(与論)島」(鹿児島県最南端の島、沖縄本島のすぐそば)には地元の高校を卒業するまでの18年間、その後、大学進学のために東京に上京して杉並区に住み、その後就職してからは、神奈川県横浜市緑区、東京都世田谷区、名古屋市名東区、宮城県仙台市、東京都渋谷区、東京都北区と移り住んできました。

現在住んでいる場所も住居も一番気に入っていますが、かつて住んだ場所も“住めば都”という言葉もある通りそれなりに気に入っていました。
ただ、就職後に住んだ二つの住居は会社の独身寮で相部屋だったのでその点が難だったかなとは思います。
特に最初の独身寮は、先輩社員二人との同居で気を使うことも多く、ちょっと大変だったかなぁと。
それでも独身寮時代は寮費が安かったので貯金ができてよかったと思っています。
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yoron at 07:24|PermalinkComments(0)

2025年02月16日

【人生後半の断捨離】人生観、仕事観が変われば生活スタイルも変わる

書棚
(かつてと今、あなたの人生観や仕事観に変化はありますか?)
私は現在60歳。
この後何年生きられるかわかりませんが、人生100年時代というなら、既に折り返しの年齢である50歳を過ぎ、後半の人生を歩んでいることになります。
そんな私は、50代の頃に、漫画家・弘兼憲史氏の二冊の本に出会い、とても共感しました。
その本とは次の二冊です。
『50歳からの「死に方」〜残り30年の生き方〜』(弘兼憲史著、廣済堂新書)
『弘兼流60歳からの手ぶら人生』(弘兼憲史著、海竜社)

この本の内容は超簡単に言えば、“死”に対する覚悟を持とう覚悟を決めたら余計なものはどんどん省いていこう、ということです。
この考え方をしたら、今まで大事にしてきたもの(とっておいた物)ももはや大事でなくなります。
たしかに、本人が死んでしまえば本人にとって意味のあったものはその瞬間意味がなくなりますからね。
親が死んだ後にいろんな物が残されていても、子供にとっては片付けるのが大変なだけで迷惑な物ってけっこうあったりするものです。

そんな思いに至った私は、弘兼氏の考え方に共感した時から自分の日常生活で実践するようにしてきました。
一つの例ですが、大学生の頃から本好きだった私は、これまでたくさんの本を買って読み、それらを収納するためにそれなりに大きな書棚を買いました。
30代から40代にかけて本がぎっしり詰まっていた書棚ですが、50代から逆にどんどん本を捨てていったので、いつの間にかガラガラになっていました。
買った時はいい値段したのですが、今や不要品にしかすぎないので粗大ゴミとして捨てることにしました。
弘兼氏の本に出会って人生観や仕事観が変わることがなければこういう断捨離はできなかったと思います。
人生観や仕事観が変わると、自ずと生活スタイルも変わるものですね。

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2025年01月19日

50代以降は、“人生の落としどころ”を考えることが多くなる

松尾芭蕉
(50歳という人生の節目で思うことは?)
私が現在の調理関係の仕事に就いたのが50歳になろうとしていた時です。
それ以前は飲食の仕事とはまったく別の仕事をしていたのですが、40代の半ばあたりからその後の人生についてどんな生き方をしようかと思いを巡らすようになり、いろいろ考えた挙句、自分が興味あることで体(健康)のために良いことを仕事にしたいと飲食関係の仕事を選ぶことに決めました。
畑違いの仕事に就くにあたっては基礎の基礎から学ばなければならないと思い、勤め先を辞めて調理専門学校に1年半通いました。
学校を卒業後本格的に飲食の仕事に就き、以来、紆余曲折ありながら10年以上の歳月が流れ、現在やっと料理人としてそれなりに仕事ができるようになった感じです。

50代以降の生き方を念頭に大きくキャリアチェンジをしたわけですが、周りを見回すと、友人や知人たちの中にも同様にキャリアチェンジをした人がけっこういることに気付きました。
人の人生の中で50代というのは一つの転機になるのかもしれないなぁと思いながらこの記事のタイトルを付けたのですが、思い付きでタイトルを書いた後に、ネットの検索サイトで“人生の落としどころ”と入力してみたら、なんとそのものズバリの書籍が既に出版されていることがわかりました。
50過ぎたら見つけたい人生の“落としどころ”』(沖幸子著、祥伝社)
この本は読んだことはありませんが、やっぱり、50歳、50代というのは多くの人にとって人生の節目なんだろうなぁと改めて思った次第です。

先日、新卒で最初に入社した会社のOB会に参加したという記事(2025年1月13日付)を書きました。
会の参加者のうち一人だけがその会社にまだ在籍中でしたが、その人も60歳の定年以降再雇用契約で仕事をしていただけで、それも65歳になる今年で契約切れになるということでした。
私がこの会社を辞めてから30年以上が経っていますが、再会してみるとそれぞれの人たちがかつてとは違った人生を歩んできていることがわかりました。
そりゃそうですよね、人生というのは歩んでいく中ではいろんな変化があるものです。
まぁ、何にしろ、私は現在60歳ですが、50代の頃以上に“人生の落としどころ”を考えることは多くなりました。
あなたはいかがですか?

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yoron at 08:25|PermalinkComments(0)

2024年10月25日

年を取ればとるほど、“好きなこと”、“やりたいこと”をより追い求めるべし

働くということ
(あなたの人生の時間、無駄なことに費やし過ぎていませんか?
若い頃、例えば、20代であなたはどこかの会社(組織)の一員になって何らかの仕事をすることになったとします。
仕事人になると自分の時間の大半は仕事に充てざるをえなくなります。
時には、休日出勤があったり、残業があったりでプライベート時間を楽しむことがなかなかできず、そうこうするうちに年を取って中高年の域に達してしまうかもしれません。
その頃には、すっかりベテラン仕事人になっていて高い地位に就いて重要な仕事に取り組んでいるかもしれません。
しかし、組織というところは、競争によってほとんどの人はふるい落とされ、ごく一部の選ばれし人を除いて定年で去らなければならない運命が待っています。

昨今、中高年世代で、長年仕事を頑張ったのに何者にもなれなかった(出世して偉くなるとか、なんか凄いことをやって有名人になるとか、大儲けして大金持ちになるとか、そういった意味かもしれませんが)と自分の人生を嘆く人が多いやに聞いたことがあります。
これは、会社(組織)の一員でなくても、他にも、例えば、いつか売れる有名な芸人になろうとか、小説を書いて賞を獲り稼げる作家になろうとか、ヒット曲を世に出せるミュージシャンになろうとか、そんな夢を持ち続けながら頑張っている仕事人でも、長年地道に頑張ってきたのに大した成果も出せず日々生活するだけで精一杯という状況であれば、挫折感から「こんな人生選ばなければよかった」などと後悔したりするかもしれません。
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yoron at 11:58|PermalinkComments(0)

2024年08月16日

人は年を取ると、安定を求め、守りに入るようである。

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(人は年を取ると、、、)
私は今年の6月に60回目の誕生日を迎え、60代の人生をスタートさせました。
私より人生の先輩たちの話を聞くと、60代になると以前にも増して体力・気力・記憶力、その他諸々の力が加速度的に衰えていくのだとか。
また、60歳を過ぎてから70歳までの年月は本当に早く過ぎていく感覚があるのだとか。
そういった話を聞く度に身が引き締まる思いがしつつ、人生の後半戦(死ぬまで)はそういったことを踏まえながらいろんな備えをしなくてはと改めて思います。

衰えや備えに関わるのかもしれませんが、人は年を取ると、安定を求め、守りに入るような気がします。
もちろん、それは個人差があるでしょう。
私の場合は、50代の後半に差し掛かり、60代以降の自分の人生を意識するようになってからその傾向が強くなったように思います。
50歳を目前にした頃に一大決心をして大胆なキャリアチェンジを行って現在の仕事に就きましたが、しばらくは業界で生きていくためのノウハウやスキルを身につけるために何度も仕事先を変えて修行に励みました。

しかし、この数年は同じ仕事先に勤務し続け、その安定性に心地良さを感じ、かつ、今後はいろんなことに挑戦するべく積極的な行動を起こすという姿勢ではなく、挑戦するものはハードルを低くし、そして行動は抑制的にしようという姿勢になっています。
人が自然にこういう姿勢になっていくのは次のような理由からでしょう。
一つは、衰えを感じている身でいろんな変化に対峙するのはけっこうしんどい、二つめは、稼ぎ力が落ちていることを自覚していればいるほど既に持っているものを守りたい。
今のあなたはどうですか?

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yoron at 11:32|PermalinkComments(2)

2024年06月29日

“衰え”は必ずやって来る。その現実から目をそらすな。

旬を過ぎた紫陽花
(最近、衰えを感じることはありますか?)
現在の仕事先は、自宅から歩いて片道10分のところにあります。
その通勤経路にある高層マンションの周りには、少し前まで紫陽花が咲き誇っていて目を楽しませてくれていました。
その紫陽花も旬を過ぎたのか、今は花の色も変わってあまり目立たなくなり、衰えを感じるようになりました。
そんな紫陽花を見ながらふと思いました。
衰えといえば、人間も、仕事人も同じだよなぁと。

私はつい最近還暦を迎え60代の人生がスタートしたばかりですが、60代にもなれば精神面はともかくもうお爺さん世代であることは間違いないでしょう。
今どきの60代は元気な人が多いとはよく言われることですが、60代で定年年齢を設定している企業は多いし、定年後は第一線を退いて以前よりはゆったりした、ゆっくりした人生を歩む人が多いのが現実です。
SNSでは、プロフィールに若い頃の写真を載せ、投稿では元気バリバリで人生を謳歌しているかのごとくアピールしている人もいますが、それは、自分の存在感が薄くなっていくことへの寂しさの裏返しではないかとも思います。
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yoron at 05:56|PermalinkComments(0)

2024年06月23日

今日、還暦を迎えた。今後望むのは安定飛行

我がデスク
今日6月23日は、私が生まれた1964年(昭和39年)6月23日からちょうど60年目にあたります。
そう、今日は私の60歳の誕生日でとうとう還暦を迎えました。
これから60代の人生が始まります。
私は自分の誕生日を誰かに祝ってもらって喜ぶタイプの人間ではないので、自分の部屋で静かに、一人心の内でこの瞬間を祝っています。
SNSで自分の生年月日情報を公開することで他人からお祝いメッセージをもらっている人もたくさんいますが(私もかつてはそうでした)、私自身はそれが嫌で数年前から非公開にしました。
子供の頃からそういうのにあまり慣れていないので(我が家では誕生日を祝う習慣がほとんどなかった)照れ臭いというのもあるし、この年齢になって今さらお祝いの言葉をいただいても嬉しくないのが本音だし、また、今日の日に特別な思いが込み上げてきたということもないからです。

今日は日曜日で誰かと会う予定もないので、ただ淡々といつもの休日同様の過ごし方をします。
10年前に50歳を迎えた時は、ちょうどその頃にそれ以前の仕事とはまったく違う未経験の仕事に就いて新たな挑戦を始めたのでそれなりに強い思いがありました。
でも、現在は、新しい分野の仕事歴も10年になって安定軌道に乗り、できることならこのまま当面は同じ路線でいければいいなと思っているので50歳になった時のような思いはないのです。
こういう心境の時って、節目の年齢を迎えてもそんなに強い思いは持てないのかもしれませんね。
今年は、年初から能登地震が起きたり、航空機事故が同時期に起きたり、職場の責任者が緊急入院したりといろんなこと起きたりしましたが、私の仕事は現時点では安定している感があります。
今後どうなるかはわかりませんが、今望むのは安定飛行です。

ただ今の時刻は午前8時半過ぎですが、今日は、部屋でネットしたり、読書したり、自炊での食事をしたり、近くの銭湯で汗を流したり、ちょっと買い物したり、そんな感じでまったり過ごします。
まぁ、私の週末の休日の過ごし方は毎回こんな感じなんですけどね。
皆様も良い週末をお過ごし下さい。
私が住んでいる東京は梅雨入りしていて、今日は終日雨のようです。

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yoron at 08:44|PermalinkComments(0)

2024年04月14日

人間なら誰でも直面する、老い、死

老後の人生
(嗚呼、迫りくる“老い”と“死”)
私は現在59歳、今年の6月に誕生日を迎えれば還暦となり、いよいよ60代に突入します。
かつての日本社会なら、60代になったらそれこそ“老人”という感じだったのかもしれません。
60歳定年制をとっている会社も多く、定年後は老後生活というイメージもあったでしょうし。
しかし、今は定年年齢を延ばしている会社も多く、国も法律を改正して就労期間を長くしています。
身の周りを見ても、今どきの60代というのは元気な人が多いという印象があります。
日本経済を活性化させる観点から考えると、60代の人にはまだまだ現役で頑張ってほしいものです。
もちろん、私自身も頑張るつもりです。

ただ、60代ともなると、多くの人は老いについての自覚はあるでしょうし、また、死についても意識するでしょう。
体のあちこちにガタがきているのを感じ、病院に行く機会が増えてきたら否が応でも老いや死をより強く意識するはずです。
それに伴いいろんな心配事が増えてくると、今のうちからいろんな準備をしておかなくっちゃと考えることも増えると思います。
私は現在独身一人暮らしなので、身近に住んでいる独身一人暮らしの弟との共同生活をしようかと二人で話し合っているところです。

人間、例外なく誰にでも平等にやってくるのがこの“老い”と“死”。
どういう時にそれを強く意識するか、いつから諸々の準備をするのか、といったことは人それぞれでしょうが、私自身は60代になったら自分の死に備えていろんな準備に取り掛かっておこうと思っています。
お金もそんなに持っているわけではないので、とにかく体や頭が動き働き続けることが可能なかぎりは働きたいですね。
あなたは今、どんな思いを持ちながら仕事人人生を送っていますか?

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2023年11月12日

時代の流れについていきながらも、古いやり方も身につけておくべし

だし入りみそ
(古いやり方を侮ってはいけない)
世の中のデジタル化が進めば進むほど、便利で、簡単で、効率的で、早くて、というのが実感できます。
それはまた一方で忙しいとか慌ただしいという面もあります。
私は現在東京で一人暮らしをしておりますが、都会に住んでいるとそのことを身を持って感じます。
日常生活に忙しさや慌ただしさがあると、お店で買う商品もつい時短に貢献するようなものを買ってしまいます。
私は食事は自炊派なのですが、食事作りは常に時短を意識しています。

例えば、かつて調理専門学校で勉強していたので、出汁を作る時に昆布や鰹節を使う古いやり方を教わりましたが、学校卒業後は味噌汁作りなどはもっぱら市販の出汁と味噌を使っていました。
これはこれでかなり時短になったのですが、最近は出汁と味噌が一緒になった商品が出ているのでそれを使うことがほとんどです。
味噌汁の味にこだわりがあるのであれば本格的に出汁作りからとなるのかもしれませんが、味噌汁なんて脇役にすぎないんだからどうでもいいやという思いがあれば、なるべく早く簡単にという考えになります。
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yoron at 07:28|PermalinkComments(0)