日本人仕事人の甘え構造が外国人労働者を呼び込む自分自身の将来の不安といえば

2026年02月22日

ただ頭がいいだけの人と、人を動かす力のある人は違う

両津勘吉像1(亀有)
(どうすれば人を動かせると思いますか?)
私は現在61歳で、これまで40年近くサラリーマン(勤め人)人生を送ってきました。
この間、転職は14回、現在15社目に勤務する現役サラリーマンです。
大企業、中小企業、創業間もないベンチャー企業、外資系企業等を渡り歩き、業界、仕事はいろいろ経験しました。
そんな私は、仕事を通じて多くの仕事人たちと付き合い、そして多くの仕事人たちを観察してきました。

こういう背景を持つ私がつくづく思うことがあります。
それはね、“ただ頭がいいだけの人と、人を動かす力のある人は違う”ということです。
どういうことかといいますと、、、
世の中には、いわゆる秀才型というべきか、頭のいい人がいます。
学校の成績がよかった人を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
たくさんの勉強をし、知識を溜め込み、過去問をたくさん解いて問題の解決パターンをたくさん持つことで受験戦争に勝っていくタイプですね。


そういう人たちは、上の学校へ進んでも、学校卒業後就職しても、読書などをしながら相変わらず勉強に励み、知識習得に余念がありません。
こういうタイプは、論理的な思考や話し方を身につけるので、プレゼンテーションのし方もうまく、一瞬他人を魅了させるテクニックを持っています。
おそらく、上司や会社の受けはいいでしょう。
もしかしたら、ある程度の地位まではとんとん拍子で出世していくかもしれません。

しかし、こういう一見順調にいっていそうな人たちの中には、出世途中で次第にうまくいかなくなる人が必ずいます。
何が原因かといえば、それは、自分の下についた人たちを動かして事を為さなければならない立場なのに、それがうまくできないからです。
机上ではマネジメント論などをしっかり学び、それを実践しようとしたかもしれません。
でも、現実はその通りにならない、そこで悩み、挫折してしまうんですね。
この人たちに決定的に不足しているのは、マネジメントというのは人が相手で、その人を動かすのがマネジメントの本質だという認識です。

これは、仕事人なら頭の中で、あるいは経験を通して既にわかっていることかもしれませんが、人を動かす、他人をその気にさせる、というのは本当に難しいんですよね。
なぜって、人は10人いれば十人十色で、それを把握した上で個々に働きかけないとやる気を出してくれないし、頑張ってくれないからです。
「私が言っていることは論理的に正しいことだ」、「だから、君たちは私の指示命令に従えばいいんだ」という態度では、権力によって表面上は従ったような体裁を繕うことはできるかもしれませんが、部下は、スタッフは面従腹背の処世術で指示命令に従ったふりをしたりするものです。
このあたりが、ただ頭がいいだけの人の限界です。

これに対し、秀才型ではないけど人を動かすのがうまい人がいます。
学校時代に、自分が中心になって仲間集めをするのが得意な人がいたのを思い出すといいかもしれません。
たぶん、そういう人は、仲間の面倒見がよく、他人の話を聴くのも上手で、そして何より、仲間が困っていると何かと助けてくれた、そういった印象がなかったでしょうか。
中にはそんな人でも勉強がよくできて頭がよかったなんてこともあったかもしれませんが、まぁ、私の経験上は、どちらかといえば秀才型ではない人にそういう人は多かったように思います。
会社、組織の中においても、頂点または頂点に近い地位に昇っていくのは、どちらかといえば、こっちのタイプが多いような気がします。

かつて勤めた会社でも、私が深夜遅くまで仕事してから翌朝出勤すると、自分の直接の部下でもないのに、「お前、頑張り過ぎだぞ。あんまり無理すんな。仕事人は健康が一番大事だぞ!」、なんて声を掛けてくれた他部署の責任者のほうが出世していきました。
逆に、自分の部下のそういう仕事ぶりに関心を示さず、淡々と業務命令ばかり下す直属の上司のほうが部下や周囲、あるいは会社から見放されるということがありましたね。
人間は理性的な生き物である一方で感情的な生き物でもあります。
だから、たんに頭がいいだけの秀才ではなく、人情で人を動かすテクニックも持ち合わせた人でないと人、特に多くの人は動かせないんですよね。
長文になってしまいましたので、今回の記事で言いたかったのはこういうことでした、ということで筆を置きます。

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yoron at 08:23│Comments(0)仕事人の叫び 

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