2025年10月05日
予想外だったではなく、データ偏重・情報収集力が足りなかっただけ

(あなたが日本のリーダーに期待することは?)
昨日、自民党総裁選において、高市早苗氏が第29代総裁に選出されました。
誠におめでとうございます。
難題、困難、いろいろと大変なことが多いでしょうけど、ぜひ、健康に留意されつつ日本の舵取りをお願いいたします。
私は彼女が若い頃にTV出演していた時から「この人、おもろいな」と思っていたし、その後、彼女はとても勉強熱心であり、政策については深く研究していることを知り、また、鉄の女と言われたかの英国の元首相マーガレット・サッチャー氏を尊敬し、以前に前台湾総統の蔡英文氏とも親しく交流していた姿を見て、今の日本に“強さ”を必要だと考えていた私にとっては、総裁推しの人でした。
(実は何年か前に彼女に総裁をやってもらったらどうかとあるサイトに投稿したこともありました)
私個人の思いはさておいて、今回の総裁選において、各メディアがこぞって予測合戦をしていましたが、その際、必ず登場していたのが、政界通だとか選挙通だとか呼ばれる人たちでした。
一つの例ですが、私は、このサイトで事前予想の番組を視聴しました。
PIVOT 公式チャンネル(ビジネス専門映像メディア、チャンネル登録者数:現時点で356万人)
最終予測時の番組:小泉勝利確率90%
このメディアにかぎらず、地上波TVや大手新聞社なども小泉進次郎氏優勢を前日まで予想しているところが多かったですね。
もちろん、断言して恥をかかないように他の候補者も可能性はあるみたいな表現をしていたところもありますけど。
で、私が一番気になったのは、専門家と称する人たちが根拠にしているのが、ビッグデータの分析結果や過去の例など、わかりやすいものを使っていたことです。
私が一方で見たあるネットチャンネルでジャーナリストの門田隆将氏が、他のメディアは報じていないが、今回の総裁選のキーマンと目される麻生太郎氏周辺の取材を進めると高市氏にもかなり高い確率で目があると言っていたのを聞き、やっぱり政界の裏事情はその世界に喰い込んでいないと角度の高い情報は得られないもんだなと思いました。
そして、ビッグデータや過去の例では読めないのは、時代の空気感(世の中の人々の思い)とそれが時に人の行動に大きな影響を与えるということです。
自民党を根本から変えるというのであれば、目に見えて変わるという象徴を期待したいし、議員を支えている党員や支持者が強く推している候補者を、議員個人が永田町の論理だけで推さないというのはおかしなことです。
高市氏が、ワークライフバランスなんていらない馬車馬のように働く(働こう)と言ったことに対し、揚げ足を取るかのごとく批判の声を上げている人がいます。
今どき時代錯誤の認識だとか、トップがそういう姿勢だと霞ヶ関の官僚までもが疲弊してしまうだとか。
これって本当だろうとか疑問を持ちます。
書店に行くと、欧米のどこそこの国では労働時間は短いのに生産性が高いとか、仕事よりも家庭を大事にしているか、仕事のし過ぎでメンタルを病む人が増え社会問題になるとか、、、といったようなテーマの本がたくさん並んでいます。
でも、冷静に考えてみて下さい。
欧州の国々ではその結果として国全体としては力を落としている国もあるし、現場の仕事をしたくない人が増え過ぎてしまった結果労働の担い手を移民に頼っている国がいくつもあります。
また、私がかつて勤めた外資系企業のトップの秘書を務めていた時知ったのは、外国企業でも、エグゼクティブクラスの人は、職場は早い時間で退社しても仕事を自宅に持ち帰ってやっているということでした。
これは私自身の仕事人経験を踏まえて言うのですが、ある程度の実力を持っている人たちは、時間にとらわれず仕事をしているんですよね。
もちろん、家族のいる人は家族団欒の時間を創ったり、疲れを取るための余暇を楽しむ時間を創ったりしていますけどね。
高市氏は、何もそんな時間までも無理に削って働けと言いたいのではないと思います。
当たり前かもしれませんが、危機の時こそ、困難に直面した時こそ、仕事人は真価を問われます。
こういう時に、「ドロ船と一緒に沈むのは嫌だ」とさっさと逃げ出す人はいるでしょう。
一方で、踏み留まって、状況を変えるべく努力する人もいるでしょう。
それは人それぞれ自由な選択です。
ただ、国のトップリーダー、企業のトップリーダー、組織のトップリーダー、家族の大黒柱が最初から逃げの姿勢を見せてはダメでしょう。
付いていく人、周囲の人はその後ろ姿を見ているのです。
今の日本、将来の日本の行方に不安や危機感を持っている人ならなおさら、リーダーから強さと意欲を感じ取りたいし、安心・安全を感じられる道しるべを示してくれることを期待するのではないでしょうか。
この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。

私が一方で見たあるネットチャンネルでジャーナリストの門田隆将氏が、他のメディアは報じていないが、今回の総裁選のキーマンと目される麻生太郎氏周辺の取材を進めると高市氏にもかなり高い確率で目があると言っていたのを聞き、やっぱり政界の裏事情はその世界に喰い込んでいないと角度の高い情報は得られないもんだなと思いました。
そして、ビッグデータや過去の例では読めないのは、時代の空気感(世の中の人々の思い)とそれが時に人の行動に大きな影響を与えるということです。
自民党を根本から変えるというのであれば、目に見えて変わるという象徴を期待したいし、議員を支えている党員や支持者が強く推している候補者を、議員個人が永田町の論理だけで推さないというのはおかしなことです。
高市氏が、ワークライフバランスなんていらない馬車馬のように働く(働こう)と言ったことに対し、揚げ足を取るかのごとく批判の声を上げている人がいます。
今どき時代錯誤の認識だとか、トップがそういう姿勢だと霞ヶ関の官僚までもが疲弊してしまうだとか。
これって本当だろうとか疑問を持ちます。
書店に行くと、欧米のどこそこの国では労働時間は短いのに生産性が高いとか、仕事よりも家庭を大事にしているか、仕事のし過ぎでメンタルを病む人が増え社会問題になるとか、、、といったようなテーマの本がたくさん並んでいます。
でも、冷静に考えてみて下さい。
欧州の国々ではその結果として国全体としては力を落としている国もあるし、現場の仕事をしたくない人が増え過ぎてしまった結果労働の担い手を移民に頼っている国がいくつもあります。
また、私がかつて勤めた外資系企業のトップの秘書を務めていた時知ったのは、外国企業でも、エグゼクティブクラスの人は、職場は早い時間で退社しても仕事を自宅に持ち帰ってやっているということでした。
これは私自身の仕事人経験を踏まえて言うのですが、ある程度の実力を持っている人たちは、時間にとらわれず仕事をしているんですよね。
もちろん、家族のいる人は家族団欒の時間を創ったり、疲れを取るための余暇を楽しむ時間を創ったりしていますけどね。
高市氏は、何もそんな時間までも無理に削って働けと言いたいのではないと思います。
当たり前かもしれませんが、危機の時こそ、困難に直面した時こそ、仕事人は真価を問われます。
こういう時に、「ドロ船と一緒に沈むのは嫌だ」とさっさと逃げ出す人はいるでしょう。
一方で、踏み留まって、状況を変えるべく努力する人もいるでしょう。
それは人それぞれ自由な選択です。
ただ、国のトップリーダー、企業のトップリーダー、組織のトップリーダー、家族の大黒柱が最初から逃げの姿勢を見せてはダメでしょう。
付いていく人、周囲の人はその後ろ姿を見ているのです。
今の日本、将来の日本の行方に不安や危機感を持っている人ならなおさら、リーダーから強さと意欲を感じ取りたいし、安心・安全を感じられる道しるべを示してくれることを期待するのではないでしょうか。
この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
yoron at 07:39│Comments(0)│世の中を斬る!