仕事人は、まずは本業のノウハウ・スキルの蓄積に努めよう予想外だったではなく、データ偏重・情報収集力が足りなかっただけ

2025年10月04日

定年後も仕事人として活躍したければ定年前に行動を起こせ

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(何かを成し遂げるには、早めの準備・行動が大事!)
私の友人・知人たちのうちで、会社(組織)勤めがそろそろ定年に近づいている人や、定年後の再雇用期限が終わりに近づいている人たち何人かと話をしたり、またそういう人たちがネット上で発している言葉を聞いて感じることですが、正直言って、私の受け止めの印象だけかもしれませんが、定年後あるいは再雇用終了後の仕事人人生を明確に描けている人ってあまりいないんですよね。
こちらが「定年後はどうするの?」と聞くと、「何かしら仕事をしようとは考えているけど、まだ具体的な計画はないね」という感じで、「おいおい、だって、来年定年を迎えるんだろ!」とこちらが心配になるほどです。

今や、多くの会社で定年後に再雇用契約を結ぶ人も多いようですが、それは、はっきり言って、他にこれをやりたいという強い思いもないので、とりあえず、会社や仕事にも慣れているし、何かと恩恵もあるし、当面続けられるだけ続けようという、言い方は悪いかもしれませんがやや惰性的な選択でしょう。
自分のライフステージを考えながら、自分の中で定年に縛られないような生き方をしようと考える人は、在職中から(それもわりと早いうちから)準備し行動を起こしているものです。
なぜなら、そういう人たちは、自分の思いを実現していくにはそれなりの時間を要するとわかっているからです。


私は現在料理人の仕事をしていますが、それ以前のまったく異なる仕事からの転身を決断したのは10年以上前で、それから実際に行動を起こしてやっと自分の思い描いた理想に近づけたのが最近です。
ということは、現在の仕事をものにするまで約10年の歳月を要したということです。
私の場合、最初の頃は周囲の業界人(その道ン十年)たちから「お前はこの仕事に向いていない。さっさと辞めろ!」と散々言われたものです。
あまりにも言われるので挫折し断念しようかと思ったことは何度かありましたが、何とか続けていたら、運良く現在の仕事の機会に恵まれたのです。
運良くとは言いましたが、諦めずに続けてきたからこそ巡り合えたチャンスだったのかもしれませんね。

私は現在60代ですが、周囲の同世代の友人・知人たちの中で新たな仕事でバリバリ活躍している人たちは、例外なく早いうちから次のステップのために準備し行動していました。
以前の仕事で培ったノウハウやスキルを生かすのであれば、それをさらにパワーアップすべく努力していたり、在職中の人脈をしっかりするために努力していたり、まったく新しい仕事に挑戦するのであればそのための勉強に取り組んでいたりと、やり方は人それぞれですが、早めの準備・行動という点では共通しています。
定年や再雇用終了が1、2年先に迫っているのに具体的な計画がないようでは、おそらく、その日が来たら行き当たりばったりの日常が待っているでしょう。
それでもいいという人は構いませんが、定年後も仕事人として活躍したければ定年前に行動を起こすことが大事だと思う次第です。

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yoron at 07:10│Comments(0)仕事人の叫び 

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仕事人は、まずは本業のノウハウ・スキルの蓄積に努めよう予想外だったではなく、データ偏重・情報収集力が足りなかっただけ