2025年09月28日
仕事人は、まずは本業のノウハウ・スキルの蓄積に努めよう

(あなたは自分の仕事に自信を持っていますか?)
私が昨日経験したことで、ちょっと残念だった出来事について紹介します。
あらかじめ言っておきますと、これは私自身もある面悪かったというのもあります。
出来事というのは、昨日、ある家電量販店に最新のiPhone17を買いに行ったのですが、新機種商品を買ったついでに欲しかったいくつかのアクセサリー商品も買いました。
その際、ある商品を手に取りながら、その時点で私の知識があやふやだった点をそばにいた店員さんに質問したのです。
若い店員さんだったのですが、会話のやりとりで商品知識があまりない印象を受けました。
少し不安を覚えながらも、欲しかった商品が入っていた箱を手に取り(実物の見本展示がなかったので実物の確認はできず)、「この商品って、たしかこんな機能がありましたよね?」と聞くと、「はい、そうです」との回答。
実は事前にyoutubeの動画で見た商品と同じ商品だと思い込んでいて、それを確認したかったのですが、店員さんの回答でまったく同じ商品だと思ったのです。
で、それを買って喜々として自宅に帰り、いざ開封してみたら同じ商品ではなくがっかりしました。
でも、その商品はそれはそれで使い途があるのでこれで我慢することにしました。
まぁ、それこそ冷静な思考力があれば、即買いしないでじっくり調べて確信を持ってから買ったほうがよかったということなのでしょうが、性格的にすぐ買ってしまうタイプなので、何を隠そう、似たようなことは今まで何回もあったのです(笑)。
スマホ&関連商品売り場に足を運んだことがある人ならわかると思いますが、アクセサー商品のコーナーには機種ごと、メーカーごとにたくさんのいろんな商品があって、慣れている人でも商品選びはなかなか難しいものです。
似ている商品がたくさんあって、それぞれに性能・機能が微妙に異なっていたりするので決めるのが大変です。
こんなに商品がたくさんあっては、店員さんたちは商品知識を吸収するのが大変だろうなと同情します。
今回の出来事から学んだのは、仕事人は、自分の仕事の成果を通してお金をもらっているプロである以上、まずは本業のノウハウ・スキルの蓄積に努力しなければいけないということです。
こう言ってはなんですが、本業の稼ぎが少ないからといって、本業を疎かにし副業に精を出すなどというのはもってのほかです。
やっぱり、本業はプロの自覚を持って取り組むべきでしょう。
冒頭で紹介した家電量販店の店員さんを一方的に責めようとは思いません。
なぜなら、私もかつて同じような立場で仕事をしたことがあり、自分の至らなさを自覚したことがあったからです。
かつて経験した事例を二つ紹介します。
あるメーカーで事務職で働いていた頃、その会社の製品展示会の際、会場に説明員として配置された担当の営業スタッフが急遽参加できなくなり、人員調整で私が代役を務めることになりました。
私に依頼したその営業スタッフは、「説明員といってもほとんど人は来ないだろうし、来ても素人だろうから適当に対応すればいいよ」と私に言いました。
私は事務職で製品知識はあまり持ち合わせていなかったので不安はありましたが、営業スタッフの言葉を聞いて何とかなるかなと思っていました。
ところが、2、3名ほど私のところにやって来た人のうちの1名がその製品についてかなり詳しい人で、私はほとんどまともな回答ができませんでした。
案の定というか、その人はこちらをバカにした表情をしながらその場を去りました。
もう一つの例は、かつて調理専門学校を卒業し初めて街中の飲食店で厨房スタッフとして働き出した頃の出来事です。
学校を卒業したばかりの新人がまともに料理を作れるわけはないので(またそういう仕事を任されることもない)、当時は、皿洗いや掃除、先輩のお手伝いなどが主な役割でした。
ふだんは客席から見えない場所で作業をしていることが多かったのですが、料理長が新人の私にも客慣れをさせようと考えたのか、ある日、「おい、〇〇、今日はカウンターでお客さんの対応をしろ」と告げたのです。
いきなりお客さんの前にひきずり出されたのでかなり緊張し、ずっとドキドキしていました。
カウンターに立ってしばらくすると、時々お客さんから声を掛けられるようになり、中には、料理の説明を求めたり、食材について質問をするお客さんもいました。
慣れていなかった私は、ほとんどまともに答えられず、接客としては最低だったような気がします。
長くなりましたが、繰り返して言うと、仕事人は自分の仕事に誇りを持って励み、ノウハウやスキルをどんどん蓄積していくほうがその人の価値が高まります。
また冒頭の店員さんの話に戻りますが、もしこの店員さんが豊富な商品知識を持ち、お客さんからの質問に的確に答え、お客さんのニーズをしっかり掴んで商品を勧めることができればお客さんの満足度は高くなり、その店員さんに対する信頼度は高まり、場合にはよってはその店員さんを指名するようなリピーターになってくれるかもしれません。
企業間競争において、顧客との信頼関係が強い会社は競争力があるんですよね。
ということで、仕事人の皆さん、お互い、自分の仕事のノウハウ・スキルの蓄積に励もうではありませんか?
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スマホ&関連商品売り場に足を運んだことがある人ならわかると思いますが、アクセサー商品のコーナーには機種ごと、メーカーごとにたくさんのいろんな商品があって、慣れている人でも商品選びはなかなか難しいものです。
似ている商品がたくさんあって、それぞれに性能・機能が微妙に異なっていたりするので決めるのが大変です。
こんなに商品がたくさんあっては、店員さんたちは商品知識を吸収するのが大変だろうなと同情します。
今回の出来事から学んだのは、仕事人は、自分の仕事の成果を通してお金をもらっているプロである以上、まずは本業のノウハウ・スキルの蓄積に努力しなければいけないということです。
こう言ってはなんですが、本業の稼ぎが少ないからといって、本業を疎かにし副業に精を出すなどというのはもってのほかです。
やっぱり、本業はプロの自覚を持って取り組むべきでしょう。
冒頭で紹介した家電量販店の店員さんを一方的に責めようとは思いません。
なぜなら、私もかつて同じような立場で仕事をしたことがあり、自分の至らなさを自覚したことがあったからです。
かつて経験した事例を二つ紹介します。
あるメーカーで事務職で働いていた頃、その会社の製品展示会の際、会場に説明員として配置された担当の営業スタッフが急遽参加できなくなり、人員調整で私が代役を務めることになりました。
私に依頼したその営業スタッフは、「説明員といってもほとんど人は来ないだろうし、来ても素人だろうから適当に対応すればいいよ」と私に言いました。
私は事務職で製品知識はあまり持ち合わせていなかったので不安はありましたが、営業スタッフの言葉を聞いて何とかなるかなと思っていました。
ところが、2、3名ほど私のところにやって来た人のうちの1名がその製品についてかなり詳しい人で、私はほとんどまともな回答ができませんでした。
案の定というか、その人はこちらをバカにした表情をしながらその場を去りました。
もう一つの例は、かつて調理専門学校を卒業し初めて街中の飲食店で厨房スタッフとして働き出した頃の出来事です。
学校を卒業したばかりの新人がまともに料理を作れるわけはないので(またそういう仕事を任されることもない)、当時は、皿洗いや掃除、先輩のお手伝いなどが主な役割でした。
ふだんは客席から見えない場所で作業をしていることが多かったのですが、料理長が新人の私にも客慣れをさせようと考えたのか、ある日、「おい、〇〇、今日はカウンターでお客さんの対応をしろ」と告げたのです。
いきなりお客さんの前にひきずり出されたのでかなり緊張し、ずっとドキドキしていました。
カウンターに立ってしばらくすると、時々お客さんから声を掛けられるようになり、中には、料理の説明を求めたり、食材について質問をするお客さんもいました。
慣れていなかった私は、ほとんどまともに答えられず、接客としては最低だったような気がします。
長くなりましたが、繰り返して言うと、仕事人は自分の仕事に誇りを持って励み、ノウハウやスキルをどんどん蓄積していくほうがその人の価値が高まります。
また冒頭の店員さんの話に戻りますが、もしこの店員さんが豊富な商品知識を持ち、お客さんからの質問に的確に答え、お客さんのニーズをしっかり掴んで商品を勧めることができればお客さんの満足度は高くなり、その店員さんに対する信頼度は高まり、場合にはよってはその店員さんを指名するようなリピーターになってくれるかもしれません。
企業間競争において、顧客との信頼関係が強い会社は競争力があるんですよね。
ということで、仕事人の皆さん、お互い、自分の仕事のノウハウ・スキルの蓄積に励もうではありませんか?
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yoron at 11:12│Comments(0)│仕事人の叫び