事実は小説より奇なり、やっぱり、仕事の現場は面白い!現場が弱っているのに有効な対策が打てない会社は危険!

2025年06月15日

夢追い仕事人 vs 黄昏仕事人

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(仕事人人生は、思いが大事だ!)
世の中には、何歳になっても夢を持ち、その実現に向け目標を立てて突き進む仕事人もいれば、特にこれといった夢はなく、ただ誰かに与えられた仕事を淡々とこなし、その仕事がなくなっていくに従って黄昏れていく仕事人もいます。
会社勤めの人であれば、在職中から定年後の仕事人人生設計をしつつ、着々と準備をしてその日(定年の日)が来ても次のステップへスムーズに進んでいく人がいる一方で、定年後の人生については特にこれといった夢や目標もなく、とりあえず再雇用制度を利用してしばらく同じ勤務先に籍を置き、それが終了すれば後の人生は無職で無為に過ごす人もいます。

今年の3月、郷里の母の死去に伴い久しぶりに郷里(鹿児島県最南端の島「ヨロン(与論)島」に帰省したのですが、その際、同様に帰省した兄から興味深い話を聞きました。
私の兄は私より3歳年長なので現在はたしか64歳(かな?)。
大学卒業後国家公務員になり定年までずっと役所勤務、そして役所の規定の定年に達した後は嘱託のような仕事に就き現在に至っています。
現在は週休三日になり仕事はそれほど忙しくなさそうです。
休日は趣味に時間を使って過ごしているようです。


そんな兄は、帰省中に同級生の一人と飲み語らう機会があったようですが、その同級生は兄と同様に大学卒業後に公務員になってから、兄より一足早く仕事を辞め、その後郷里に帰って農業を営んでいるようです。
その同級生は今では自営の事業を軌道にのせることができているようで、兄と飲み語らっている最中は、「これからこんなことがやりたい!、あんなことがやりたい!」と大いなる夢を語っていたそうです。
冒頭で述べた仕事人の分類でいえば、この同級生は、高齢労働者ではあっても、夢を持ち目標を持って生き生きと仕事をしている前者のタイプということになります。
これに対し、私の兄は仕事に関してはもはや夢や目標を持っていないので、黄昏つつある後者のタイプということになります。

かく言う私はどちらかといえば、おそらく前者のほうかなと思います。
現在、非正規雇用のパートタイムの仕事に就いていて会社の規則では70歳が定年ではありますが、現在の調理の仕事に就いて約10年、年月を経るにつれてノウハウやスキルが蓄積されているのを感じています。
体力・気力がどこまで続くかという問題はありますが、同じ仕事に就いている人たちを見ていると、この仕事は自分で限界を感じなければいつまでも続けることができると考えています。
調理の求人は世の中にあふれており、また覚悟を持てば自分で飲食業の起業もできます(飲食店や弁当屋を開業するとか)。
つまり、上昇志向さえあれば夢を持ち、目標を掲げて仕事人を続けることができるのです。

まぁ、自分の人生を生きるのは自分自身ですから、自分が望む方向で自分のスタイルを通せばいいと思います。
ただ、仕事人として生きていくのなら、冒頭の分類で前者のタイプを選ぶか後者を選ぶか二者択一です。
私個人は前者のタイプを選びたいと考えています。
既に他界している私の父はずっと自営業だったということもあり、明らかに前者でした。
何歳になっても仕事上の創意工夫を怠らない人でした。
そういう生き方も関係があったのか、父は彼より早く仕事人人生を引退した同級生たちに比べ長生きしました。
さて、あなたの今の人生の方向はどちらを向いていますか?

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yoron at 06:59│Comments(0)仕事人の叫び 

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