勤務先の内側で起きる出来事をしっかり観察しておけ!“動じない心”で生きていきましょうや

2025年06月06日

勤め人ほど自社の業績に関心を持つべし!

高島屋タイムズスクエアから見た新宿の風景1
(自社の業績をちゃんと把握していますか?)
若い頃、仕事人の基本として身につけるべしと上司や先輩から言われ、あるいは読んだ本で知り、会社の財務諸表の読み方について勉強したことがありました。
ただ、その当時は知識を身につけただけで、それぞれの項目や数値が自社や自分にどう影響するのか実感がありませんでした。
でも、何十年も仕事人を続け、14回も転職すると、当時勉強したことの意味がはっきりわかるようになりました。
そして、今では、例え自分がどんな立場であろうと勤務先の業績は自分の仕事人人生に大きく影響するものであることを実感できています。

私は現在非正規雇用のパートタイマーとして調理補助の仕事に就いています。
職種柄、パートタイムの同僚は家庭の主婦が多い状況です。
言い方は悪いですが、こういう同僚たちは企業勤めの経験が短く、また末端の現場でしか働いた経験がない人が多いので、勤務先の業績に関心を持つ人はほとんどいません。
勤務先が大手であれば業績を自社のホームページで公開しているところも多いので、誰でも情報を閲覧することが可能です。
にも関わらず、パート勤務の主婦の皆さんが業績絡みの話題を口にするのを聞いたことがありません。


これに対し、私はいろんな会社での正社員勤務経験があり、当時から自社の業績には関心を持っていたので、現在の勤務先の業績についてもホームページ上で確認しました。
すると、この3月期決算は売上は前年比で微増したものの、利益面は前年比大幅減、予算比大幅未達でした。
経営者というのはどこの会社の経営者であっても常に業績を気に掛け、そして業績によって計画を修正したり、施策を決め実施したりするものです。
だから、利益がマイナスになれば、コスト削減を実施するのは当然の成り行きです。

この場合、日本企業の場合は特に削減しやすいコスト項目から削減していきます。
例えば、事務消耗品費とか広告宣伝費とか交通費とか。
で、それらを削減してもなおさらなるコスト削減が必要とあらば、人件費も削減となりますが、いきなり解雇というのは難しいので、最初は残業代カット、減給といったようなことをやります。
それでも限界となった時は、解雇となるわけですが、この場合は、正規雇用者はハードルが高いので、非正規雇用者が先に減らされることになります。
この流れを知っていると、自社の業績から今後自分(の仕事)に影響してきそうなことが何となく想像できます。

今月は私の誕生月ではありますが、今後、私が身を置く職場環境には何か変化がありそうだなと予想しています。
業績好調につき時給がアップするとか臨時賞与が支給されるとかそんな嬉しい出来事の予想だといいのですが、業績が悪いという結果が出ているのですから、逆に嬉しくない出来事が起きるのではないかとちょっと憂鬱な気分です。
まぁ、こればっかりは末端の人間にはどうしようもありませんけどね。
ということで、自社の業績情報はしっかり把握しつつも、非正規雇用のパートタイム従業員としては日々淡々と仕事をこなすのみであります。

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yoron at 12:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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