2025年06月01日
情弱者が陥りやすい罠

(そこのあなた、情弱者になっていませんか?)
私が飲食業界で働き出して約10年が経ちますが、この間、9回仕事先を変え現在10社目で働いています。
いろんな職場を経験しましたが、中には、中高年のおばさん(主婦)が同僚のほとんどという環境を何度か経験しました。
こういうおばさんたちに共通していたのは、ネットを駆使して情報を得るという経験があまりなく、どちらかといえば、自宅で見ているTV番組や身の回りの人たちから聞いた話、あと、自分が経験した事柄などを主な情報源としていたことです。
職場ではそういうおばさんたちと会話することも多かったのですが(今も同様の職場なので状況は同じ)、会話のネタは、芸能界のこととか、世間で起きた事件・事故のこととか、買い物のこととか、家庭絡みのこととか、日常生活において身近で起きた出来事のこととか、などが多いという印象を持っています。
で、たまに、時事問題絡みのことがネタになると、そういう分野には疎いらしく、TVで誰かがしゃべったり、解説しているのをそのまま鵜呑みにして、自分はそのことについて知っているいわんばかりに得意気に話をするのです。
私であれば、一つの出来事に対しても、極力複数の情報にあたって事実確認をするようにしています。
例えば、Aさんという専門家が解説した内容を、別の専門家であるBさん、Cさんはどのように解説しているのかとか、あるいは、Aさんという専門家の思考はこういう傾向があるので、別の思考を持つ専門家の見方も参考にしてみようとか、つまり、専門家と紹介された人が話した内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の頭でも考えるということをやっているわけです。
そういう私からすると、言葉は悪いですけど、おばさんたちの思考があまりにも短絡的に映るのです。
学校を卒業して就職してもすぐ結婚して家庭に入り、長年専業主婦をしてきたような人は日々家事に追われ、企業社会でもまれ思考訓練を受けた人から見ればどうしても情弱者に見えてしまいます。
それは何もその人が悪いわけではなく、そういう環境に身を置かざるをえなかった状況が背景にあるのでしょう。
家事をしっかりこなし家庭や地域社会に貢献するのは立派なことです。
それは人として十分尊敬に値することです。
ただ、一方で、今のようなネット社会で膨大な情報が流通し気軽に入手できる環境下においては、情弱者は誤った情報で判断・決断をしたり、何かしらの不利益を被るリスクがあります。
それは、ネット上にあふれている詐欺情報やフェイクニュースで実際に被害者が出ている事実からも明らかです。
情弱者は自分が情弱者であることには気付きにくいものでしょうが、とにかく、日頃から情報に対するアンテナを張り、情弱者にならないように心掛けたいものですね。
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例えば、Aさんという専門家が解説した内容を、別の専門家であるBさん、Cさんはどのように解説しているのかとか、あるいは、Aさんという専門家の思考はこういう傾向があるので、別の思考を持つ専門家の見方も参考にしてみようとか、つまり、専門家と紹介された人が話した内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、自分の頭でも考えるということをやっているわけです。
そういう私からすると、言葉は悪いですけど、おばさんたちの思考があまりにも短絡的に映るのです。
学校を卒業して就職してもすぐ結婚して家庭に入り、長年専業主婦をしてきたような人は日々家事に追われ、企業社会でもまれ思考訓練を受けた人から見ればどうしても情弱者に見えてしまいます。
それは何もその人が悪いわけではなく、そういう環境に身を置かざるをえなかった状況が背景にあるのでしょう。
家事をしっかりこなし家庭や地域社会に貢献するのは立派なことです。
それは人として十分尊敬に値することです。
ただ、一方で、今のようなネット社会で膨大な情報が流通し気軽に入手できる環境下においては、情弱者は誤った情報で判断・決断をしたり、何かしらの不利益を被るリスクがあります。
それは、ネット上にあふれている詐欺情報やフェイクニュースで実際に被害者が出ている事実からも明らかです。
情弱者は自分が情弱者であることには気付きにくいものでしょうが、とにかく、日頃から情報に対するアンテナを張り、情弱者にならないように心掛けたいものですね。
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yoron at 17:05│Comments(0)│世の中を斬る!