2025年05月17日
仕事人なら、“仕事の品質”にこだわれ!

(あなたは自分の仕事の品質にこだわりを持っていますか?)
私が大学卒業後に就職したのは、電機業界の日系大手メーカーでした。
この会社の在職中は、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について徹底的に叩き込まれ、仕事の品質の重要性について教え込まれました。
私の今日に至るまでの仕事人人生において、これが私の仕事人としてのベースになっており、そしてそのノウハウやスキルは貴重な財産になっています。
かつて日本は世界に冠たるモノづくり大国でしたが、これは、日本人の仕事人たちの品質に対する徹底的なこだわりが生み出したものでしょう。
個人的な意見ではありますが、私はこのこだわりは今もこれからも失ってはいけないものだと思います。
昨今は、AIだなんだと先端技術のことばかりが大きな話題になっていますが、どんなに技術が進歩しようとも、仕事人一人ひとりが自分の仕事の品質にこだわらなくなったら社会も企業もいずれ成長は止まり、逆に衰退していくのではないかと思います。
考えてみて下さい。
あなたの目の前に2台の車があったとします。
あなたはそのうちの1台を自由に選んで乗る(運転する)ことができます。
1台は最先端の技術を駆使して作られた車ですが、故障してよく事故を起こすとの評価があります。
もう1台は少し前のモデルの車ですが、とにかく故障が少なく事故率も0の実績があります。
さて、あなたはどちらの車に乗りたいですか?
もちろん、これは極端な問い掛けです。
ただ、モノづくりであれ、サービス提供であれ、その仕事に関わった仕事人が自分の仕事にこだわりを持たずいい加減に仕事をすれば、それはいい成果物を産み出すことができず、その結果、消費者や利用者からは低評価しかもらえず見放されてしまうのです。
もし、日本企業が世界市場において最先端技術の開発に遅れをとっていたとしても、品質面で圧倒的な強さを持っていれば、それはむしろ日本企業に対する高評価となって世界中の消費者や利用者から歓迎されるはずです。
品質というのはそれほど重要なものなのです。
かつて経済産業省の官僚をしていた友人がこんなようなことを言っていました。
「これから日本が世界で勝ち抜くには職人国家になる必要がある」と。
私もこの視点には大いに共感します。
職人気質なんていうと古くさい(時代遅れ)というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私が先程言った品質へのこだわりを究極までやっているのが職人ではないでしょうか。
「いい商品を作るんだ、いいサービスを提供するんだ」、「そのためには手抜きは許されない」、これこそが職人の精神ではないかと思うのです。
時には今どきの働き方改革に逆行するような行動をするかもしれません(寝食、家族サービスを忘れて仕事に没頭するとか)。
時には誰の声にも耳を貸さず自分だけの世界に入り込んでしまうかもしれません。
それでも、いい結果を出せば、、、それが職人道かもしれない、などと思ったりします。
私は現在60歳で、非正規雇用(パートタイム)の立場で調理補助の仕事をしています。
職場の同職種の仕事人たちの中では最古参で、おそらく、現在の仕事については一番精通していると思います。
こういう言い方はやや不遜かもしれませんが、同僚が仕事で手抜きをしていることがわかると、私がさりげなくフォローしています。
なぜそうするのかといえば、私たちの仕事の成果を受け取るお客さんに迷惑を掛けないことはもちろんのこと、喜んで満足してほしいからです。
仕事人なら、どんな立場(仕事)であれ、“仕事の品質”にこだわりたいものですね!
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ただ、モノづくりであれ、サービス提供であれ、その仕事に関わった仕事人が自分の仕事にこだわりを持たずいい加減に仕事をすれば、それはいい成果物を産み出すことができず、その結果、消費者や利用者からは低評価しかもらえず見放されてしまうのです。
もし、日本企業が世界市場において最先端技術の開発に遅れをとっていたとしても、品質面で圧倒的な強さを持っていれば、それはむしろ日本企業に対する高評価となって世界中の消費者や利用者から歓迎されるはずです。
品質というのはそれほど重要なものなのです。
かつて経済産業省の官僚をしていた友人がこんなようなことを言っていました。
「これから日本が世界で勝ち抜くには職人国家になる必要がある」と。
私もこの視点には大いに共感します。
職人気質なんていうと古くさい(時代遅れ)というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私が先程言った品質へのこだわりを究極までやっているのが職人ではないでしょうか。
「いい商品を作るんだ、いいサービスを提供するんだ」、「そのためには手抜きは許されない」、これこそが職人の精神ではないかと思うのです。
時には今どきの働き方改革に逆行するような行動をするかもしれません(寝食、家族サービスを忘れて仕事に没頭するとか)。
時には誰の声にも耳を貸さず自分だけの世界に入り込んでしまうかもしれません。
それでも、いい結果を出せば、、、それが職人道かもしれない、などと思ったりします。
私は現在60歳で、非正規雇用(パートタイム)の立場で調理補助の仕事をしています。
職場の同職種の仕事人たちの中では最古参で、おそらく、現在の仕事については一番精通していると思います。
こういう言い方はやや不遜かもしれませんが、同僚が仕事で手抜きをしていることがわかると、私がさりげなくフォローしています。
なぜそうするのかといえば、私たちの仕事の成果を受け取るお客さんに迷惑を掛けないことはもちろんのこと、喜んで満足してほしいからです。
仕事人なら、どんな立場(仕事)であれ、“仕事の品質”にこだわりたいものですね!
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yoron at 06:17│Comments(0)│仕事人の叫び