組織人なら、上司批判にはリスクが伴うことを知っておくべし!仕事人人生は長期戦、休日はしっかり休んで英気を

2025年04月26日

仕事は、歳とってからのほうが面白さに気付くこともある

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(仕事ってね、奥が深いんだよね〜。歳とってから気付くことも多いんだ)
私は現在60歳で仕事は学生専用マンションの食堂で調理の仕事をしています。
飲食の仕事に就いたのは50歳頃の時だから業界歴はかれこれ10年ほどになります。
それ以前の仕事とはまったく違う未経験の仕事だったので、最初は仕事を覚えるのも大変な上に上司や先輩たちから叱られたりイジメられたりで辛い思いばかりしていましたが、今は仕事に慣れ、こう言っては何ですが一人前に仕事ができているような気がして仕事に面白さを感じています。
この仕事に就くにあたっては、それ以前のいろんな仕事経験を経て思うことがあり、とても興味を持っていた仕事だったので、今の心境に至ることができたという点については、大袈裟かもしれませんが天職に巡り合えたのかなと思ったりもしています。

先日、私の古くからの友人がこんなことを言っていました。
その友人は若い頃に飲食の仕事に就き長くその仕事を続けていたのですが、嫌になって転職し現在は介護の仕事をしています。
いわく、「私もかつては調理の仕事をしていたけど、ただただ忙しいばかりで楽しさを感じることはまったくなかった」と。
実は私は友人の気持ちがよくわかるんです。
現在の仕事だって忙しいし、この10年の間でも仕事に追われる毎日で寝る時間や休日が少なかった時は仕事に楽しさとか面白さを感じることはできませんでした。


ただ、今は、就いている仕事を通して充実感や達成感を以前の仕事以上に感じることができているので、「ほんと、飲食の仕事って面白いよなぁ」とつくづく思うのです。
人間、歳をとればとるほど、弱れば弱るほど、死に近づけば近づくほど、食べることにありがたみとか楽しみを感じるものではないでしょうか。
どんなに偉くなっても、老人になって体力もなくなりよぼよぼになってしまったら仕事や地位を放棄せざるをえないだろうし、そうなったら日常生活においてはますます食べる楽しみの比重が増すことでしょう。
老人だけでなく、若い学生たちも食べる楽しみを持っていることがわかるので、今の調理という仕事にこれまで経験した仕事以上の面白さを感じているわけです。

自分だって食べることは毎日の楽しみだし、他人が食事しながら楽しそうにまた幸せそうにしている姿を見れるのはこの仕事の醍醐味でもあります。
これはあくまでも想像ですが、私の友人だって、どんな忙しくても、自分が調理して提供した料理に対し、それを食べたお客さんから、一人でもいいから、「ありがとう、とても美味しかったよ!」と言ってもらえていたら、調理という仕事にやりがいや楽しさを感じて今も変わらずその仕事を続けていたかもしれません。
案外、こういう出来事って仕事のモチベーションにものすごく影響するんですよね。
誰からもお礼を言われないばかりか周囲からは批判の声ばかり、だけど高い報酬が得られる仕事、給料は安く大変なことも多いけど、お客さんからのお礼の言葉を直接聞け、お客さんの笑顔も見られる仕事、あなたならどちらの仕事に就きたいですか?

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yoron at 20:21│Comments(0)仕事人の叫び 

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