自分の仕事周辺を観察すれば、ビジネスチャンスはいくらでもある!カルチャーがまったく異なる会社を経験してみよ、大いに勉強になるから

2025年04月19日

他人(企業)はその人(企業)にとっての利益を常に考えているものである

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(相手の言葉を真に受けてしまっていませんか?)
私は現在60歳。
新卒で日系の大手メーカーに就職した後、これまで14回の転職をし、現在非正規雇用の身分で15社目で働いています。
そんな私が、組織、ビジネス社会に身を置きながらつくづく感じていることがあります。
それはね、“他人(企業)はその人(企業)にとっての利益を常に考えているものである”ということです。
そんなのは当たり前じゃないかと思った人は、おそらく、それなりに世渡りの上手な人のような気がします。

というのも、最近、職場の同僚たちの言動を観察しながら、「あれっ、この人、他人(会社)の思惑に気付いていないのかな」と感じることがしばしばあるからです。
私の現在の身分は非正規雇用ではありますが、かつては、正規雇用で組織のトップのそばで仕事をした経験もあるので、組織(会社)の本音と建前みたいなものを嫌というほど見てきました。
現在の職場の同僚たちは上司を含めそういった経験のない人たちばかりです。
だから、組織の上部からいろんな指示命令があるとそれに忠実に従って業務を遂行し、その指示命令の背景にある思惑にまでは思いを巡らすことはないようです。


組織にとっては、指示命令に素直に従って業務を着実に遂行してくれる従業員の存在はありがたいものです。
従業員もそのことだけで自分の評価が高まるのであれば不満を抱かないかもしれません。
しかし、私の経験も踏まえて言わせてもらえば、組織(企業)が何かを実行するにあたっては、必ず、裏の意図もあります。
それは、その一員で働いている人も同様です。
上司が部下に向かって、「これはお前の(成長の)ためだ!」と言う場面があったら、それは、すなわち、そのこと自体が実は上司の利益にもつながることなのです。
部下の成長は上司の指導教育が良かったからという評価になるわけですから。

私は上司とよく会話を交わすのですが、本部側からの指示事項を上司から聞きながら、腹の中では、それらの点の情報をもとに自分の過去の経験から想像力を働かせ、「ははぁ、会社はこういうことを考えているんだなぁ」などと会社の意図を読むようにしています。
例えば、働き方改革とやらで勤務時間の短縮化が通達されると、私のような時給制の非正規雇用労働者は賃金の引き下げになり、会社としてはコストである人件費を削減したいんだろうなぁと推察するわけです。
弱い立場の人間はこういう大きな動きに抵抗する術はありませんが、ただ、相手の意図を読める力があれば自分自身の今後の動きを考える上では役立ちます。
繰り返しになりますが、他人(企業)はその人(企業)にとっての利益を常に考えているものであるということは念頭に置いておいて損はないと思うのであります。

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yoron at 06:16│Comments(0)仕事人の叫び 

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