お金は大事!、使い途には優先順位を!4月ぐらいは気分をリフレッシュしたいものだ

2025年03月30日

仕事に貴賤なし!、傲慢な態度を改めよ!

終わった人
(あなたの態度のまずい点を他人から指摘されたことはありますか?)
先日、youtubeで年金生活者の実態レポートみたいな動画を見たのですが、その中で、かつて大手企業で働き、定年後の年金は月当たり20万円以上もらっているという男性がインタビューを受ける場面がありました。
インタビュアーが、「もう働く気はないのか?」と質問したところ、彼はこんなふうに答えていました。
「まともに働けるとこがあったら働きたいよ。でもなぁ、あるのは、警備とか清掃とかの仕事ばかりでまともな仕事がないんだよ」と。
私はこの回答を聞いて愕然としました。
この男性にとっては、世の中に必要とされるからこそある警備や清掃の仕事はまともな仕事ではなく、彼がかつて大企業勤務時代に経験したような仕事こそがまともな仕事なのでしょう。

正直言って、哀れです、惨めです。
私もずっと大企業勤務しか経験がなかったならば、定年後にこの男性と同じような人間になっていたかもしれません。
なぜなら、若い頃は上昇志向が強く、職業選別意識が強かったからです。
ぶっちゃけ、かっこいい(周囲に羨ましがられるような)仕事に就き、高い年収で、ポストもどんどん上がっていく、みたいなキャリアアップのイメージを描いていましたからね。
でも、40代あたりから、このイメージに違和感を覚えるようになり、仕事に貴賤はないんだという思いを抱くようになってから、キャリアチェンジを真剣に検討するようになりました。


そして、自分が仕事を通して望むこと、仕事を通して得たいもの、人生の後半はどんな生き方をしたいのか、等々についていろいろ考えたら、最終的に現在の仕事にたどり着いたんです。
飲食の仕事。
若い頃の私なら考えてもみなかった仕事です。
なぜって、20代、30代の頃は、飲み屋などで働いているスタッフたちの姿を見ながら、こういう仕事に比べたら私の仕事のほうが格上だなどと傲慢な態度をとっていましたからね。
注文した品物がなかなか出てこないと、店内が混み合いスタッフが忙しく動き回っている状況を見ながらも、「おい!、注文したものが出てないぞ!、早く持って来い!」と怒鳴ったこともあります。
本当にお恥ずかしい話です。

このような傲慢な態度は相手の仕事を見下しているからとれちゃうんですよね。
この10年間は逆の立場で仕事をしていますから、お客さんの中にかつての自分と同じような態度をする人がいると、「あー、この人はかわいそうに自分の未熟さに気付いていないんだなぁ」と思うと同時に、『人の振り見て我が振り直せ』と自分に言い聞かせています。
まともな仕事人であれば、長年仕事を続けていく中で、相手(お客さん)のことを第一に考え、相手(お客さん)が自分の仕事を評価してくれた時には喜び、そしてそのことをどんな時にも忘れず、またどんな仕事に就いても応用していくものです。
仕事に対し、これはまともな仕事で、これはまともな仕事ではない、と分けて考える段階で、その人がまともな仕事人ではない証で、身の程知らずもいいところです。
お互い、自戒したいポイントですね。

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yoron at 08:20│Comments(0)仕事人の叫び 

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