やりたい仕事で稼げる環境が一番いいに決まっている!人生の後半で夢や目標が持てるかどうかの差は大きい!

2025年03月17日

中高年からは“手に職”を!

寿司を握る
(あなたは今の仕事で食い続けられますか?)
昔っから、食いっぱぐれないためには、“手に職をつける”ことが大事なんてことが言われてきました。
手に職をつけるというのは、自分の力で稼げるような専門的なスキルや資格・免許を取得し、学歴や会社に頼らずに働くことを意味します。
私は現在60歳で非正規雇用の雇われ料理人として働いていますが、最近そのことを身を持って強く感じるようになっています。
現在の職業に就いたのは、50代からでまさに五十からの手習いでした。
それ以前までやっていた事務系職種では食い続けるのが難しいと思い、遅ればせながら思い切って職種転換(キャリアチェンジ)をしたのです。

そういえば、以前、かつて勤めた大企業の広報部門のOB会に参加した際、私同様キャリアチェンジをして理学療法士になり介護施設で働いている人がいましたが、想像ですが、私と同じような思いを持ってその道を選んだのかもしれません。
また、同OB会には、若い頃に取得した保育士の資格を生かしパートタイムながらその仕事をしている女性もいましたが、この人も資格取得当時は直接その仕事に就かなかったものの、将来においては生かせる機会が出てきたということなのでしょう。
会社、特に大きな会社の一員として働いているうちは、仕事人として大したスキルやノウハウがなくても、会社の看板のおかげもあって仕事がしやすいでしょうし、手に職をつけている人よりも稼げることもあるでしょう。


しかし、食品の賞味期限や消費期限ではありませんが、中高年の域になって会社から必要とされなくなってくると、仕事人として売れなくなり、いずれ廃棄されてしまいます。
名だたる大企業で役員をやっていた、部長をやっていたといったところで、その後の人生においては一仕事人として実務力で勝負できなければ誰からも相手にされなくなってしまいます。
最近、私の勤務する会社から、全従業員に向けこんな内容の依頼メールが送られてきました。
会社が運営を受託している寮や食堂では、日々様々な営繕が必要な事象が生じており、特に水回り・電気関係など細かい修繕案件が生じているので、この事態に対処すべく、水道工事や電気工事、また内装系の仕事経験のある人がいれば自薦・他薦で連絡がほしい、と。
要するに、そういう人にはそういった方面でも力を発揮してほしいということです。

こういう時に、もし私にそういった方面での経験があれば即戦力としてさらなる収入増が狙える可能性があるわけです。
こう言ってはなんですが、私が40代半ば頃まで経験してきた事務系職種のノウハウやスキルって、残念ながらこういう機会に恵まれることが少ないんですよね。
事務系より技術系職種のほうが潰しがきくといわれる所以でしょう。
自分自身の経験も踏まえて言うなら、中高年で将来においても長く仕事を続けていきたいと思っている人は、現在の仕事を定年あるいはその後の再雇用まで続けるという考え方ではなく、“手に職をつける”という考え方で仕事に向き合ったほうが賢明ではないかと思う次第です。

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yoron at 13:48│Comments(0)

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