仕事人は仕事人としての健康寿命があるどんな仕事でも貴いとは思うが、仕事人の志はそれぞれ

2025年03月01日

東京の片隅で暮らしていてつらつら思うこと

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(自分の存在なんてちっぽけなものだ)
私の東京暮らしも長くなりました。
四捨五入すればもうかれこれ40年近くになります。
ずっと独身一人暮らしです。
東京都内で何度か転居しました。
現在は近くに荒川があり、埼玉県との境界でもある北区に住んでいます。
現在の住居には10年近く住んでいますが、周囲の自然環境は良く、少し歩けば赤羽という区内では最大の繁華街があり、大きなスーパーや病院もいくつかあり、また、仕事先は徒歩10分の距離にあり、個人的には現在の環境はいろんな面において最適に近いと考えています。

そんな私が最近つらつら思うことがあります。
それはね、所詮、人は一人(独り)であって、生活の中ではいろんな人たちと関りを持つものの、他人は自分以外の他人についてはそれほど関心を持っていないということです。
当たり前かもしれませんが、人が一番関心を持っているのは“自分自身”です。
今日一日をどう過ごし、何を食べ、明日またそれ以降の将来をどんなふうに生きていきたいかなど、常に自分の考えや行動に焦点を当てているはずです。


現在住んでいる部屋のある建物は3階建てで数世帯が入居しており、私の部屋のある2階は私を含め4世帯(たぶん全員独身)です。
10年近く住んでいながら、不思議なもので同じ階の住人たちと顔を合わせることはめったになく、たまに顔が合うと一言の挨拶を交わし合うだけの間柄です。
誰かが引っ越してきても引っ越しの挨拶はありません。
かつては同じ建物とか同じ階とかに住んでいる先住人には儀礼として挨拶をする慣習もあったのでしょうが、今どきはそんな慣習はないのかもしれません。
私も引っ越し時は大家さんに挨拶し言葉を交わしただけです。

東京は本当に大都会でものすごい数の人が住んでいます。
私の仕事先は学生専用マンションですが、入居者は200人を超えます。
このマンションのすぐそばには、高層マンションが何棟か建っており、これらのマンションにも多くの人たちが住んでいるでしょう。
身近なところだけでも膨大な人数の人たちが住んで生活していて、それぞれに自分(たち)の人生を歩んでいるということです。
これだけ多くの人が身近にいても、自分の日常生活で関わる人はわずかであり、そして、その関わっている人たちのことはよく知りません。
また積極的に知りたいとも思いません。

私は現在60歳ですが、以前に比べますます自分自身のことを中心に物事を考えるようになっています。
仕事は非正規雇用のパートタイムで、職場では正社員時代のような濃い人間関係はありません。
正社員時代は、仕事が終わったら同僚と一緒に飲みに行ったり、あるいは休日でも同僚と一緒に遊ぶなんてこともありましたが、今はそういうことは一切ありません。
他人は他人、自分は自分というスタイルのほうがとても心地良く過ごせます。
以前も言いましたが、私は将来確実にやって来るであろう自分の死を意識し、できるところから終活を始めています。
よくやっているのは所有物を減らすことです。
先日も何十年も愛用した書棚を捨てました。
あなたは今、自分の人生についてどんなことを思っていますか?

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yoron at 08:12│Comments(0)人間バンザイ! 

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