2025年02月11日
高齢仕事人(50代以上)は地道に稼ぐ術を身につけるべし

(高齢仕事人は、地に足のついた考え、行動をすべし!)
どこかの会社に勤めている仕事人であれ、個人でビジネスをやっている仕事人であれ、歳を取って高齢の域に達すると、その時点でそれなりの高い地位に就いていて高収入を得ている状況にでもないかぎり、体力、気力、その他諸々の力が衰え、それは稼ぎ力の衰えにもつながっていくものです。
例えば、大企業では50代以上ともなれば役職定年でラインからはずれたり、定年に達すれば再雇用してもらうしか選択肢がなくなり、それによって収入減になります。
その状況から稼ぎを増やしたければ、所属組織に籍は置きながらもは別のところで個人でビジネスをやるか、投資みたいな財テクをやるとか、思い切って稼ぎ増を狙った転職をしたり、独立起業したり、そういう道しかありません。
ただ、現実的なことを言えば、体力、気力、その他諸々の力が衰えてきているのに、そこからバリバリ仕事してがんがん稼ぐなどというのは、まぁ多くの仕事人には無理でしょうね。
よく、キャリアコンサルタントなどが、組織に属し定年まで勤めた人に対してするアドバイスの一つに、「これまでの長年の仕事人人生で培ったノウハウやスキルを生かせる仕事をしよう」というのがありますが、これはこれで理に叶ってはいるのですが、世の中はそれほど甘くありません。
例えば、大学卒業後、超有名な大企業に就職して定年まで経理畑一本でキャリアを積み、最終は経理部長まで到達したという人が、自分は経理のプロだと自信満々で転職しようとしても、起業しようとしてもほとんどの場合うまくいかないと思います。
ずばり言いますが、そのノウハウやスキルは所属した組織でしか生かせなかったものです。
私はこれまで14回転職し(勤め先を変え)現在15社目に勤務していますが、大卒後3社目までは大企業勤務でした。
これまで転職を繰り返しいろんな業界、職種で働いてきて痛切に感じているのは、仕事のノウハウやスキルなんてのは、環境が異なれば必要とされるものが違ってくるので、常に意識してブラッシュアップしないとダメだということです。
大企業で身につけた経理のノウハウやスキルは中小企業ではあまり役立たないと思ったほうがいいでしょう。
これは私自身も経験しましたが、大企業では経理分野に特化して専門的なノウハウやスキルを身に付けられたかもしれませんが、社員数が数十名しかいない中小企業では、経理という組織名があっても、担当者は一人で、経理だけではなく人事も総務も広報宣伝もその他管理全般を兼任しなければならないというのはよくあることだからです。
話がそれましたが、何が言いたいのかというと、高齢仕事人(50代以上)は、まずは世の中の現実をよく知り、自分の仕事人としての力の限界に気付き、その上で稼ぐにはどうしたらいいかを真剣に考えたほうがいいということです。
世の中の現実を知るというのは、例えば、あなたも工事現場などでよく見かけるはずの高齢の警備員さんたちの中には、過去の経歴を知れば表面的には凄い人たちがけっこういたりします。
その他、言葉は悪いですけど付加価値の低そうな末端の現場の仕事に就いている高齢仕事人の中にもそういう人はたくさんいるでしょう。
そういう人たちはなぜその仕事に就いているのかいえば、積極的にその仕事を選んだというより、その仕事ぐらいしか選択肢がなく、確実に稼ぐにはそれがベストだったのではないかと思います。
私が現在の飲食業に身を転じたのは50歳を目前にした頃でした。
それ以前は事務系の職種でしたが、その職種で高齢になってからも仕事を続けるのは無理と判断し技術職に転じることにしたのです。
新しい職種に就いてから10年近くは月収20万円にも満たない稼ぎしかありませんでした。
調理専門学校時代は学校は夜間だったので、日中は大手企業の社員食堂で調理補助のパート業務に就いていたのですが、フルタイム勤務ではなかったので月収は6〜8万円程度でした。
調理専門学校卒業後に就職した日本料理店は正社員勤務だったものの、月収は17万円で賞与はありませんでした。
その後は、パート、アルバイト勤務などであちこちを転々とし、その間は月収はずっと20万円未満でした。
現在の勤務先はパート勤務ではありますが、フルタイム勤務かつ残業があるのでやっと月収20万円越えになりました。
私の場合、おそらくこのあたりが限界だろうと思っています。
これ以上の稼ぎにするには、自分でお店を開いて自営をやるしかないのでしょうが、今の年齢からそれをやるのはリスクが多いとしか思えず、現時点ではその選択肢はないのかなぁと思います。
だから、結論として言えば、私の場合、当面は現在の環境で仕事ができているかぎりは、現在のスタイルで地道にコツコツ稼いでいこうと、そう考えている次第です。
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これまで転職を繰り返しいろんな業界、職種で働いてきて痛切に感じているのは、仕事のノウハウやスキルなんてのは、環境が異なれば必要とされるものが違ってくるので、常に意識してブラッシュアップしないとダメだということです。
大企業で身につけた経理のノウハウやスキルは中小企業ではあまり役立たないと思ったほうがいいでしょう。
これは私自身も経験しましたが、大企業では経理分野に特化して専門的なノウハウやスキルを身に付けられたかもしれませんが、社員数が数十名しかいない中小企業では、経理という組織名があっても、担当者は一人で、経理だけではなく人事も総務も広報宣伝もその他管理全般を兼任しなければならないというのはよくあることだからです。
話がそれましたが、何が言いたいのかというと、高齢仕事人(50代以上)は、まずは世の中の現実をよく知り、自分の仕事人としての力の限界に気付き、その上で稼ぐにはどうしたらいいかを真剣に考えたほうがいいということです。
世の中の現実を知るというのは、例えば、あなたも工事現場などでよく見かけるはずの高齢の警備員さんたちの中には、過去の経歴を知れば表面的には凄い人たちがけっこういたりします。
その他、言葉は悪いですけど付加価値の低そうな末端の現場の仕事に就いている高齢仕事人の中にもそういう人はたくさんいるでしょう。
そういう人たちはなぜその仕事に就いているのかいえば、積極的にその仕事を選んだというより、その仕事ぐらいしか選択肢がなく、確実に稼ぐにはそれがベストだったのではないかと思います。
私が現在の飲食業に身を転じたのは50歳を目前にした頃でした。
それ以前は事務系の職種でしたが、その職種で高齢になってからも仕事を続けるのは無理と判断し技術職に転じることにしたのです。
新しい職種に就いてから10年近くは月収20万円にも満たない稼ぎしかありませんでした。
調理専門学校時代は学校は夜間だったので、日中は大手企業の社員食堂で調理補助のパート業務に就いていたのですが、フルタイム勤務ではなかったので月収は6〜8万円程度でした。
調理専門学校卒業後に就職した日本料理店は正社員勤務だったものの、月収は17万円で賞与はありませんでした。
その後は、パート、アルバイト勤務などであちこちを転々とし、その間は月収はずっと20万円未満でした。
現在の勤務先はパート勤務ではありますが、フルタイム勤務かつ残業があるのでやっと月収20万円越えになりました。
私の場合、おそらくこのあたりが限界だろうと思っています。
これ以上の稼ぎにするには、自分でお店を開いて自営をやるしかないのでしょうが、今の年齢からそれをやるのはリスクが多いとしか思えず、現時点ではその選択肢はないのかなぁと思います。
だから、結論として言えば、私の場合、当面は現在の環境で仕事ができているかぎりは、現在のスタイルで地道にコツコツ稼いでいこうと、そう考えている次第です。
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yoron at 08:58│Comments(0)│仕事人の叫び