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2024年12月29日

口先だけの人を見抜く力を身につけよう!

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(相手が言っていること、口先だけかそうでないか見抜けますか?)
私は現在60歳。
長年仕事人やってきてつくづく思うことの一つに、仕事人は口先だけの人を見抜く力を身につけることがとても大事というのがあります。
なぜかといえば、自分の仕事人人生経験も踏まえていうと、利害が絡み合う仕事人の世界では、口が達者でうまいことを言って相手を自分の利益のために利用しようとする人が実にたくさんいるからです。
かつて、趣味で酒場の飲み歩きをよくやっていた頃、そんな人種にたくさん出会いました(笑)。
たまたま同じ酒場で一緒に飲むことになった初対面の広告代理店勤務だと自己紹介した人は、自分にはたくさんの芸能人や有名人の友人がいると豪語したり、証券会社勤務だと自己紹介した人は、ここだけの話にしてほしいんだがこの会社の株を今購入しておけば絶対儲かると勧めてきたり、、、まぁ、そんな人たちがたくさんいました。

実は、そんな酒場付き合いから始まった人間関係で、長年の付き合いがあるからと安心してある人が持ち掛けてきた儲け話にのってしまい、その人に渡した100万円を持ち逃げされた苦い経験もあります。
こういった直接的な損失でなくても、仕事上でうまいこと言われて協力を申し出た仕事絡みで一方的にこちらの負担ばかりが増えたなんてこともありました。
今さら言うことでもないかもしれませんが、世の中には、言葉が巧みで口先だけの人ってけっこういるもんです。
だから、冒頭の話に戻りますが、仕事人は賢く生きるために、相手が言っていることは本当に信用に値するのか、口先だけでこちらを騙そうとしているのではないか、と相手の人間性や力を見抜く力を身につける必要があります。


お恥ずかしい話ですが、私自身、職場の同僚だったかわいい女性の関心をひきたくて、その女性がサザンオールスターズの大ファンでコンサートのチケットが入手困難で困っていたのを聞きつけ、ある飲み会の場で私なら簡単に入手できるつてがあるなどと大嘘をついてその女性をぬか喜びさせたことがありました。
その後、チケットのことを何度も聞かれ、その度に入手できない理由をあれこれつくって言っていました。
たぶん、その女性の中では私に対する信用はガタ落ちしたことでしょう。
以来、そのようなできもしない大嘘はつかないよう心掛けていますが(笑)、嘘がバレたら(大口をたたいたことが実現できなかったら)かえって自分の信用度が落ちてしまうことを思い知ったのは収穫だったかもしれません。

昨今、ネット上には真偽不明の情報が大量に流通しています。
そんな環境においては、もっともらしい情報でコロっと騙されてしまう人がいても不思議ではありません。
巧妙な人や組織は受け手を騙そうと巧妙な情報戦を仕掛けてくることもあるでしょう。
はっきり言って、今の私は国が発信する情報だろうと大手メディアが流す情報だろうとすぐに盲信しないようにしています。
私の周囲を見回すと、見識がありそうな大人なのに、ネット上の情報を鵜呑みにして拡散しまくる人がいたりなんかしてがっかりさせられます。
例えば、世界で紛争が起きている中で発信されている紛争絡みの情報というのは、発信者側が情報操作を試みている可能性が大です。
アメリカ政府の報道官が発表したことが真実・事実かどうかなんてわかりません。

それなのに、それを真に受けて、「やっぱり事実はそういうことだったのか」と受け止める知識人がいたりなんかしてね。
英文を読める人の中には、自分こそは直接英文情報にあたったから正確な情報(一次情報)を得たと自慢気に語ったりなんかして。
アホかつうの。
何か出来事があった際、当事者だって他人に対しては正確な(全部の)情報を伝えないことがあるもの。
それは、なぜかといえば、人間はまずは自分に利があるかないかなどを考えてから行動を起こす生き物だからです。
そういう本質に迫るところから入らないと、他人が発信する情報の精査はなかなかできないんですよね。
今回の記事で言いたかったことを一言でいうと、「口先だけの人間には気をつけよう!」ということでしょうか。

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yoron at 08:15│Comments(0)仕事人の叫び 

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