【これからの生き方論】仕事で得たノウハウやスキルをプライベートにも生かせ!50代までに経験しまくれ!、それがその後を生きる力になる

2024年12月15日

大企業勤務経験しかない人がやりがちな失敗

(会社の看板だけで仕事をしていませんか?)
終わった人
私は現在60歳。
仕事遍歴は、大卒後、大企業3社に勤めた後、中小零細企業10数社に勤め、ベンチャー企業の立ち上げ時に創業メンバーを経験し、現在は非正規雇用のパートタイマーとして調理補助の仕事に就いています。
私ぐらいの年齢になると周囲の友人・知人たちの中には定年を迎える人もたくさんいます。
そして、私より上の世代だと、定年後同じ勤務先と再雇用契約を結んで仕事を続けている人、完全にリタイアしてぶらぶらしながら年金生活をしている人、私同様に非正規雇用で何かしらの仕事に就いている人などがいます。

これは、私の周囲の人たちを見ての雑感なのですが、大企業勤務経験しかない人って「あーあー、それをやっちゃおしまいよ〜」という感じの失敗をするケースがよくあるんですよね。
思い付くままに挙げてみると、例えば、
・定年後の目標を持っていない人は再雇用契約の道を選ぶ人が多いのですが、給料が4、5割と大幅に下がる上に重要度の低い仕事しか回ってこないので仕事人としてのモチベーションが激落ちする。
・完全リタイア後の生活費に目途が立っていても、毎日行き当たりばったりの生活をしている結果生き生きした表情がない人間になってしまう。
・大企業勤務時代の自分が忘れられず(過去の栄光にすがる)、仕事を選び過ぎて再就職できない。
・運良くどこかの中小零細企業に再就職できても、大企業時代の仕事のやり方がまったく通用せずに途中で挫折してしまう。
等々。


私も大企業から初めて中小企業に転職した時はとまどうことが多々ありました。
それでも何とか対応しているうちに慣れてきて、今ではどんな仕事でもやれる自信がつきました。
大事なのは、過去のプライドを捨て、新しい環境に飛び込む勇気を持ち、行動を起こし、新しい環境下ではその環境に順応すべく努力することです。
ある中小企業で働いていた頃、こんなことを経験したことがあります。
ある時、大手IT企業で事業部長をしていた中高年の男性が途中入社しました。
パワーポイントの資料作りがうまく、プレゼンテーションもうまく、社長はこの男性にある部署の舵取りを任せました。

ところが、部下は数名で中小零細企業の勤務経験しかなく、大企業のようなシステマティックな仕事のやり方には慣れていませんでした。
かつ、全員が単独で動くやり方をしていたので、上司がいくら指示しようがその通りの動きは誰もしませんでした。
そのうち、上司は上司の立場を放棄し、自分自身も一エンジニアとして現場対応をするようになりました。
そして、そういう状況に嫌気が差したのか、寂しく会社を去っていきました。
私はその人に対していい印象を持っていたので、過去のプライドを捨て心機一転新しい環境・仲間に慣れる努力をしさえすればうまくやっていけただろうにと残念に思ったものでした。

長年の仕事人人生で身に付いたものはなかなか変えられません。
それはしかたのないことです。
学校卒業後にどこかの大企業に就職し、定年まで待遇を保証されてきた人が急に意識を変えることは無理かもしれません。
しかし、どんな環境下で仕事人人生を送ってきたにせよ、環境が変わったならば、そのことを自覚し、自分の生き方を見つめ直す必要があります。
できることなら、自分が長年勤めた組織を離れたら周囲のその人に対する見方も変わってくるという点にも気付くべきでしょう。
先程いくつか例を挙げましたが、大企業勤務経験しかない人は日頃の意識の持ち方が大事かもしれませんね。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログ><blockquote></blockquote>

<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
yoron at 08:34│Comments(0)仕事人の叫び 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
【これからの生き方論】仕事で得たノウハウやスキルをプライベートにも生かせ!50代までに経験しまくれ!、それがその後を生きる力になる