2024年11月17日
仕事で必要なスキル・知識は公私混同で身に付けるほうがよい
(公私混同ぐらいがちょうどいいということもある)
学校を卒業して会社に就職すると、仕事人として身に付けたほうがよいとアドバイスされるスキルとか知識というのがあります。
例えば、基本的な事柄としてまずは社会人としてのマナーみたいなものがありますが、それ以外にも、PCの操作スキルや基本知識とか、会社の財務諸表を理解するための知識とか。
私の新入社員時代、上司や先輩たちからこういったアドバイスをもらい、最初は書店へ行って関連書籍を買い、自宅で受験勉強のごとく勉強したものでした。
しかし、当時は、学生時代にほとんど勉強しなかった事柄だったのでとても難しく感じ、なかなか身に付けられませんでした。
ところが、社会人生活にも慣れてきた頃、思い切って自分でPCを買い、悪戦苦闘しながらもいろいろいじり回しているうちに、そのことによって身に付いたスキルや知識が仕事でも生かせるようになったのです。
当時、パソコン通信というのに興味があって始めたら、そこで出会った多くの仲間たちから多くのことを教えられ、それがまた私のPCスキル・知識の向上に大いに役立ちました。
また、財務諸表も最初の頃は何がなんだかわからない状態でしたが、自分で家計簿を作成して生活費を管理し始めたら、不思議なことに会社の財務諸表も次第にわかるようになりました。
例えば、家賃や生命保険料などのように毎月一定額が出ていくものは固定費、これに対し、毎月変わる食費とか飲み代とか趣味に使うお金は変動費、といった感じです。
倫理観としては、仕事のこととプライベートのことは分けて考え(公私混同しない)、会社のお金で買って仕事で使っている物を自宅に持ち帰ってプライベートで使うといったようなことはしないほうがいいと思いますが、ただ、仕事で必要なスキル・知識は、私自身の経験を踏まえていえば、公私混同で身に付けるほうがいいかなと思います。
仕事人やっていると公私混同の線引きをきっちりやるのは難しいのではありますが、悪用しなければ、それぞれで身に付けたスキルや知識は相乗効果を生むはずです。
あなたにもそんな経験はありませんか?
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yoron at 09:24│Comments(0)│仕事人の叫び