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2024年11月02日

60代以降は、かつての“苦”から解放される仕事に就こう

『九州いろり塾』(福岡)竹コップで飲む
(できることなら苦を感じない仕事を)
私は現在60歳。
現在の仕事内容は、近所の学生専用マンション内の食堂で入居している学生さんたちに朝食と夕食を調理して提供することです。
この仕事に就いて、かれこれ5年半ほどになります。
非正規雇用の身分で、昨年までは調理補助の立場で調理をメインではやっていなかったのですが、今年の年初から調理担当者が諸事情で調理の仕事に関わっていないため、代行で現在は調理の仕事もしています。
飲食業界の業界歴は約10年ですが、慣れるまでは大変なことも多々あって苦労していました。
しかし、現在の仕事にはすっかり慣れたので楽しみながらやっている感じです。

この年齢になってみると、若い頃(40代ぐらいまで)に比べいろんな力が衰えていることを実感します。
体力、気力、記憶力、その他諸々。
そんな私が最近つくづく思っているのは、かつて正社員として働いていた頃に感じていたいろんな“苦”から解放されているのでかなり気持ち良く働けているということです。
いろんな苦というのは、例えば、
・通勤時間が長く、かつ通勤手段が満員電車だったこと。
・管理の仕事だったので社内調整が多く、また社内政治もあり、面倒くさい仕事が多かったこと。
・上司や同僚たちとの人間関係が大変だったこと。
・そして、なんといっても一番の苦は、責任の重い正社員ゆえに強いストレスを感じたこと。
といったことなどです。


それらの苦から現在の仕事はどう解放されたかというと、
・仕事先までは自宅から徒歩で片道10分。
・調理の仕事なのでやるべきことが明確で調整すべき事柄が少ない。
・上司や同僚たちとの人間関係に恵まれている。
・非正規雇用なので責任は軽くあまりストレスを感じない。
といった感じです。
収入は正社員時代に比べ半分以下ではありますが、フルタイム勤務をしている関係で会社の社会保険にも加入できているので労働条件面は悪くはないかなと思っています。

このような働き方を経験しているので、個人的ではありますが、同世代以上の方々には、かつての“苦”から解放される仕事に就くことをお勧めしたいですね。
人生楽ありゃ苦もあるさ〜♪、なんて歌もありましたが、年取っていろんな力が衰えたら、なるべくなら苦を少なくしたいものです。
あなたが解放されたい苦にはどんなものがありますか?

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yoron at 10:04│Comments(0)仕事人の叫び 

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