年を取ればとるほど、“好きなこと”、“やりたいこと”をより追い求めるべし60代以降は、かつての“苦”から解放される仕事に就こう

2024年10月27日

信頼できる仕事人のネットワークをつくれ、それは強みになる!

人材研究所
(あなたの現在のネットワークには、仕事ができ信頼できる人はいますか?)
自分が仕事で困った時、あるいは誰かの困り事を助けたい時に、こういうことに関してはあの人がプロだからぜひお願いしてみようと思うことがありませんか?
そういう人がいなければ、世間のいろいろな宣伝広告や情報を頼りに手間をかけて探すしかありません。
今であれば、ネットで探すのが一般的かもしれませんね。
ただ、友人・知人に頼るのではなく、手探り状態で探した相手というのは当たり外れがあるものです。
どちらかといえば、外れる確率のほうが高いといっても過言ではないでしょう。

その一例ですけど、かつて、現在の住居に引っ越してきた際、ベランダ側に設置されていた洗濯機用の水道の蛇口が破損していたのに気付き、修理を依頼しようとネット検索で見つけた適当な業者にコンタクトしたことがありました。
(今にして思えば、自分で業者に依頼するのではなく、まずは大家さんに対応を依頼したほうがよかったのかなと、修理費用は不要だったかもしれないし)
やって来た業者は修理を終えた後、その場で見積もり・費用請求をしたのですが、現金払いで1万数千円かかりました。
内訳は、部品代と人件費・交通費等でしたが、後で近所のホームセンターに行ったら、同部品は数百円で売られており、修理自体は簡単そうだったので、自分でやっていたら余計な出費はしなくて済んだなと思ったものの、後の祭りでした。


こういったことは、仕事の現場に身を置いていると何度となく経験します。
現在の仕事は食堂厨房の調理スタッフなのですが、厨房内にはいろいろな機器があって、不具合が発生する度にそれを設置・施工した業者担当者が呼ばれます。
私はその手配担当者ではありませんが、業者の担当者が来て修理作業に取り掛かると、時間の許す限り近くでその様子を見ながら、可能であれば修理についていくつか質問をしたりしています。
なぜそんなことをするかというと、私はかつて設備系の会社で働いたことがあって、その時の経験から業者がどういうふうに値段設定をするか知っていたので、目の前で行われる修理作業の費用がどれぐらい請求書に反映するのか興味があるからです。
先程の私自身の例と似たようなもので、修理は、作業自体は簡単で交換部品も安いものであっても、作業員の人件費やら何やらでけっこう高くつくんですよね。

仕事人をやっていると、「コスト削減」という言葉は耳にタコができるぐらい聞きます。
じゃ、コストを削減するにはどうしたらいいかといえば、それをどうやればできるのかを自分自身がわかっていること(調べることも含め)がもっとも大事で、そのやり方を実践するにおいては、品質を落とさずにコストを下げることがポイントになります。
いくらコストを下げればいいといっても、安かろう悪かろうじゃ話になりませんからね。
そして、その時に強力な味方になるのは信頼できる仕事人仲間です。
「これぐらいしか払えないけどやってくれないだろうか?」と頼んだ時に、「しょうがないな、信頼できるお前の頼みだからやってやるよ」という(仕事ができる)仲間がいたら最高じゃないですか。
私は現在60歳で現役仕事人ですが、これまでの仕事人人生を踏まえてつくづく思うのは、“信頼できる仕事人のネットワークは強みになる!”ということですかね。

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yoron at 09:05│Comments(0)仕事人の叫び 

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