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2024年10月19日

職場(組織)の人間関係は実にやっかいだが、対人関係を学べる場でもある

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(たかが人間関係、されど人間関係)
私は今年還暦を迎えた60代の現役仕事人ですが、これまでの仕事人人生を振り返って、自分自身が一番悩み苦労し続けた問題は何かなと考えてみた時、それは“職場(組織)の人間関係”かなと思います。
これは過去形ではなく、今なお組織に所属して働いている私にとっては現在進行形の問題でもあります。
2024年09月28日付けの記事において紹介した株式会社 R&Gというところが実施した「仕事が続かない理由に関する意識調査」(対象者数:475人)によれば、理由の1位が「人間関係でつまずく」だったことからも、いかに多くの仕事人が人間関係で悩み苦労しているかがよくわかります。

当ブログでは過去において度々この人間関係をテーマにして記事を書いてきました。
ちょっと検索したら、2021年07月30日付けの記事で、「組織(職場)では、“人間関係”が一番やっかいだね」というタイトルで思うことを書き綴っていました。
ひょっとしたら、当ブログの記事の大半において人間関係に関わる事柄が述べられているかもしれません。
自分のこれまでの人生経験を通してもつくづく感じていることですが、人間関係というのは、生身の人間が相手であり、かつ対する相手は一人ひとり個性があるのでそれぞれに違った付き合い方をしなければならないところに難しさがあるんですよね。


それだけ関心の高かった人間関係ゆえ、他人が書いた関連本をたくさん読みましたし、いろんな人の話も聞きましたが、それらから得られたことは何かあったものの、率直に言えば、それらはやはり参考程度の域を超えませんでした。
ある男性がご自身の夫婦関係についてこんなことをSNSで語っていました。
男性は地方の生まれ育ちで奥さんは都会の生まれ育ちだそうですが、長年同じ屋根の下で暮らしていても、考え方・価値観・行動においてどうしても相容れない部分はあるのだとか。
一番身近にいて一番わかり合えていそうな夫婦関係においてすらそうなのですから、お互いの利害が絡む職場(組織)の人間関係はいくらコミュニケーションを深めたところでどこかで限界はあるでしょう。

とまぁ、ここまでは人間関係の難しさについて述べてきたわけですけど、一方で、これまた私の人生経験も踏まえつつ言うのですが、職場(組織)は対人関係を学べる最高の場所でもあるんですよね。
学びは人を確実に成長させてくれます。
学ぶ過程で悩みや苦労はつきものです。
「私は組織には向かないのでフリーで仕事する道を選んだ」という人がいますが、そういう人だって仕事上相対する人がどこかの組織に所属している人であればその組織のことを知っているほうが仕事は進めやすいはずです。
逆に、相手の組織のことをまったく知ろうともしないで自分本位で仕事を進めようとしたら、相手の心象を悪くして仕事自体がうまくいかないかもしれません。

仕事人を長くやってきて、この間多くのいろんな人間関係を経験してきてよかったなと思うのは、今まさに目の前にある人間関係が「そういや、過去にも同じような人間関係を経験したな」と思い出され、その時のことを参考にしながら関係構築ができることです。
つまり、「こんな人初めて!、どう相手していいかわからない!」といった戸惑いや悩みが少なくてすむのです。
昨日も職場で同僚から上司に対する愚痴を聞かされたのですが、その内容は私の過去の仕事人人生の中の“あるある(そういう上司いるよね〜)”でした。
そんな時に、いろんな人間関係を学べていてよかったと思うのです。
あなたは今、職場(組織)の人間関係で悩んだり苦労したりしていませんか?

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yoron at 06:31│Comments(0)仕事人の叫び 

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