還暦同窓会で見た元気な60歳!、まだまだ現役でいける!仕事は、変えたほうがいいものと変えないほうがいいものがある

2024年09月21日

上司は選べない、でも、どんな上司でも学べることはある

さらりーまん野戦学
(嗚呼、上司という存在)
勤め人の辛いところは、自分が配属された部署では上司を選べないことです。
もちろん、嫌いな上司から離れるために辞めたり、異動の自己申告制度があるような大きな会社であれば申告して他部署に異動する方法はあります。
私はこれまで十数回の転職、また多数の組織内異動を経験してきましたが、それらの中にはそういった、つまり自分の意思で上司を変えるやり方をとったこともありました。
たった一度の人生、さすがにたった一人の上司の下で何十年も働く気にはなれませんでした。
そこそこ大きな会社であれば人事異動が必ずあるので上司が変わるのはよくありますが、数十人、数人しか従業員がいない会社だと同じ上司のままというのはありがちです。

自分の仕事人人生を振り返ってつくづく思うのは、仕事人、特に勤め人は、仕えた上司の仕事のし方・させ方に大きく影響を受けるということです。
だから、簡単に言えば、良い上司に仕えることができれば仕事人として良い方向で成長できるし、逆に悪い上司に仕えたら悪い影響を受けてしまいあまり成長できないかもしれません。
私ぐらいの年齢(60代)になったらどんな上司でも適当に対応する処世術を身につけていますが、若い人は人生経験不足もあってなかなかそうはいかないものです。
悪い上司が「そんな仕事、適当にやっておけや」と言ったら、部下はそれがどんなに重要な仕事であってもそういう認識で仕事をする習慣が身につきやすいものです。


私がこれまで仕えた上司の中で、嫌いだったタイプは二つあります。
一つ目は、パワハラする上司です。
暴力を振るったり、陰湿なイジメをしたり、大声で怒鳴るような人です。
かつて銀座の日本料理店で働いていた時に約1年間仕えた上司がその典型でした。
部下は私一人でしたが、自分が気に入らないことがあると都度殴る蹴るという行為におよび、飲みたくない酒を無理やり飲ませたり、何時間も立たせて怒鳴りながら説教したり、、、ほんと最悪でした。
二つ目は、自分の経験だけをもとに思い込みだけで指示命令する上司です。
「世の中はこういうもんなんだよ」と上から目線でわかったふうなことを言ったり、他にもっといいやり方があるのに「この仕事はこういうやり方をしろ」と一方的に命令したりとか。
既にネット社会なのに情報源がTVのみとか、ITを活用したほうが何十倍も効率いいのに手作業にこだわったり、いるんですよねこういう人。

ただ、これも私自身の経験からいうと、どんな上司であっても何かしら学べることがあるのは事実です。
先程紹介した最悪のパワハラ上司のもとでも身についたものはありました。
例えば、とにかく耐えて耐えて耐え抜くという忍耐力が身につきました。
飲食の仕事、特に厨房での仕事は体力・気力が必要なのでこの忍耐力は大いに役立っています。
他には、毎日まかない食を作らされては都度ケチをつけられていましたが、そういうのの中には記憶に残っているのもあってそれが後の仕事に役立っているというのもあります。
上司を一旦嫌いになると、『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』という感じになってしまいがちですけど、一度冷静になって、「こんな上司でもこういう点は勉強になるな」と上司の良い点に目を向けてみるのもいいかもしれません。
今、あなたは直属の上司に対してどんな思いを持っていますか?

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yoron at 07:53│Comments(0)仕事人の叫び 

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