活躍できないと悩む大企業(組織)社員は、中小企業や地方を目指せ!40代までと、50代からのキャリアに対する考え方の違い

2024年08月31日

過去を持ち出すな、目の前の現実に合う仕事のし方をしろ

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(あなたの仕事がうまくいかない原因は、もしかしたらあなた自身にあるのかも)
私が非正規労働者の身分で仕事をし始めてからかれこれ10年が経ちます。
この間(今でもそうですが)、同じ身分で働く同僚たちの仕事のし方を見ていて思うのは、「何て非効率的な仕事のし方をしているんだろう」、「何て仕事のし方が遅いんだろう」、「何て場当たり的な仕事のし方をしているんだろう(仕事の目的を理解しないで)」といったことです。
特に、一度も正社員として働いた経験がなくずっと非正規労働者(パートやアルバイト)で働いてきた人の仕事のし方を見るとそう思います。
なぜそう思うのかといえば、新卒後数十年間正社員としていろんな会社で働き、それぞれの会社でいろんな経験をして、「より効率的に」、「よりスピーディーに」、「仕事はより論理的思考で」といった訓練を受けてきたので、それとの対比で現実を見てしまうからです。

しかし、この10年の経験を通してはっきりわかったこともあります。
過去にいくらこのような訓練を受け、いろんなノウハウやスキルを身につけていたところで、今自分が身を置いている環境の中では、その環境に合ったやり方をし、その環境に身を置く他の同僚たちと協調しないことには自分の仕事をうまく進められないということです。
例えば、世間話、TVのワイドショー的ネタが大好きなおばさんばかりが同僚の職場に身を置いたら、そのネタでの会話に参加すべく努力しないかぎり孤立することになってしまい、結局、仕事がスムーズに進められない局面が度々出てきてしまいます。
実際、以前勤めた仕事先の中には、孤立していた私を嫌っていたおばさんから冷たい仕打ちを受けたこともあります。


自分に合わない環境(仕事)ならさっさと辞めればいいと口で言うのは簡単ですけど、生活がかかっているし(日々の生活を維持するには稼がなければならない)、せっかく就いた仕事からその仕事に関するノウハウやスキルを何も得られないのは貴重な人生の時間の浪費に過ぎません。
このことはおそらく多くの人がわかっているので、多くの人は嫌な仕事でもある程度我慢しながら続け、賢明な人であればあるほどチャンスをうかがいながらタイミングを見計らって辞めるはずです。
かつて外資系企業で働いていた時、わりと親しかった同僚の財務関係の部長は、周囲からは散々悪口を言われている人でしたが、数年勤めてからその会社を辞め、次の転職先へ移るにあたっては職務経歴書で以前の勤務先でこれだけの実績をあげたと堂々とアピールしていたようです。
短期間ですぐ辞めてしまったらアピールできませんからね。

転職先や新しい職場で自分が実績をあげることができないと、何かと前の仕事(でのし方)を出しては現状を批判する人がいますが、ますます墓穴を掘っているようなものです。
私自身の経験も踏まえていえば、なかなか難しいかもしれませんが、目の前の現実が変わったなら、その変わった現実に自分を合わせることが大事です。
周囲の同僚の会話の大半のネタが、世間話、TVのワイドショー的なものだったなら、ポーズだけでも合わせてみることです。
そうやって他の同僚との距離を縮めておけば、今の仕事をわりとスムーズに進めることができ、その中で自分の本来の能力を発揮して少しずつ成果を出すこともできるでしょう。
今のあなたはそれができていますか?

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yoron at 07:57│Comments(0)仕事人の叫び 

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