利害が絡むというのは、利用し、利用される関係である過去を持ち出すな、目の前の現実に合う仕事のし方をしろ

2024年08月25日

活躍できないと悩む大企業(組織)社員は、中小企業や地方を目指せ!

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(人生の負け組になりたくなければ行動を!)
以前の記事で書いたことがありますが、中高年仕事人の中には、長年仕事を続けてきたにも関わらず、自分が何者にもなれなかった(すごい成果を出して周囲の注目を浴びた、高い評価を得て出世した、大金を稼いだ、等々)と我が身を嘆いている人が多いのだとか。
きっと、こういう人たちは、自分の現在の勤務先で担当業務をこなしながら、悶々と日々を過ごしているのでしょう。
そして、仕事帰りに気の合う同僚(自分と似たような境遇の人)と居酒屋などで酒を酌み交しながら、お互いに愚痴をこぼし合い、ぼやいたりしているでしょう。

何を隠そう、私は、中高年の域に達する以前の若い頃にこういった嘆きを経験したので、早く何者かになりたくて転職を繰り返しました。
新卒で就職したのは歴史のある日系の大企業でしたが、20代の頃、学校時代の仲間が集まった機会にそれぞれが自分の勤務先(仕事)でどれだけ活躍しているかという話を聞かされ、当時たんなる使い走りしかしていなかった我が身をふがいなく思い、早くその環境を抜け出したいと紋々とする毎日でした。
ちょうど30歳前後の時に、会社が業績不振に陥って希望退職を募集したのを機に最初の転職をしました。
次は外資系企業に転じ、そこでそれなりに活躍できたと自信を持てたところで、次は当時成長著しかったIT企業へ移りました。


そのIT企業ではほとんど活躍できずすぐに辞め、その次は将来性を期待したセキュリティ関係の中小企業へ転職しました。
この会社ではそこそこのポストまで昇り詰めたのですが、同族会社で人間関係が煩わしく、勤務中に大病を患って長期療養を強いられ、それが理由で一気に平社員に降格されました。
その後しばらくその会社に勤務したのですが、業績不振に陥って希望退職を募集したのでその機にこの会社も辞めました。
この会社を辞めて1年半ほど無職生活を送っていましたが、創業したばかりのベンチャー企業で働いていた知人に声を掛けられてその会社の創業メンバーに加わることになり、1年数ヶ月の勤務ではありましたが、その会社の基盤(組織)作りに貢献しました。

その後は、日頃から興味のあった飲食業界に身を転じました。
まったく未経験の仕事だったので、まずは基礎を学ぶため調理専門学校に入って勉強しました。
学校卒業後は、短期間で仕事のノウハウやスキルを身につけるために、非正規労働者の身分でいろんなところを転々としながら働きました。
社員食堂、日本料理店、高級居酒屋、学校給食、焼肉店、焼鳥店、学生食堂、建設現場のまかない食作り、等々。
そして、現在は、学生専用マンションの食堂で給食作りの仕事に就いています。
以前の記事でも書きましたが、今年の年初に職場の責任者(調理担当)が大病で現場を離れ現在に至るも不在の状態が続いているので、私が実質的な調理担当者です。
そういう点で、自分で言うのも何ですが大活躍をしています。

私は今年還暦を迎え60代になりましたが、この年齢でも組織の要として活躍できているのは、人材に恵まれていない環境(組織)に身を置いているからです。
こういったこれまでの自分自身の仕事人としての人生経験を踏まえて言わせてもらえば、「活躍できないと悩む大企業(組織)社員は、中小企業や地方を目指せ!」と言いたいですね。
はっきり言って、大企業(組織)には優秀な人もたくさんいるのでその環境下での競争は熾烈です。
言い方は悪いですが、自分の仕事を進めていく中では、あるいは出世の過程においては、他人の足を引っ張ったり、他人から足を引っ張られたりといった卑怯な手段が取られることあるでしょう。
でも、人材が圧倒的に不足している中小企業や地方は一人ひとりの存在感が大きいので、自分の力でやれることがたくさんあります、ガッツと行動力があれば。
どうですか、あなたも挑戦してみませんか?、仕事人人生を後悔しないために。

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yoron at 12:02│Comments(0)仕事人の叫び 

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