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2024年08月24日

利害が絡むというのは、利用し、利用される関係である

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(いいじゃないですか、利用したり、利用されたり)
相手を利用するとか相手に利用されるといった言葉を聞くと、何となく嫌だなぁと思う人がいるのではないでしょうか。
それはなぜかといえば、利用するという言葉から、魂胆がある、自分の都合を優先する、相手のことをあまり考えない、といったネガティブな印象を持ってしまうからかもしれません。
しかし、仕事人、特に組織で働く仕事人なら当然のこととしてわかると思いますが、仕事の現場では、基本的に人間関係は利害が絡んでおり、お互いに利用したり、利用されたりが日常茶飯事なのです。
ほら、あなたも日頃よくやっているでしょ?
自分の仕事をうまく進めるために誰かに何かを依頼することが。

一方で、人間関係においては、利害抜きの付き合いというのもあって、そういうのは気分を楽にしてくれるものです。
だから、仕事の人間関係に疲れると、自分の仕事とつながりのない仕事をしている友人や知人と付き合うことでストレスを発散するなんてことがよくあります。
かつて私がよくいろんな酒場を飲み歩いていたのも、その場で出会う利害の絡まない人たちとの会話が楽しかったからです。
時には、直接利害が絡んでいないことをいいことに、その時自分が抱えていた不平不満を一方通行で目の前の相手に聞いてもらったこともありました。


ただ、最初(しばらく)は利害が絡まず気分よく付き合えた相手も、そのうち何かで利害が絡むと人間関係に変化が生じます。
以前の記事で書いた記憶がありますが、人間ってやつは、利害が絡むと変わる生き物なのです。
例えば、「あいつはいいヤツだ」と思っていても、お金を貸したらなかなか返してもらえないなんてことになったら、おそらく多くの人は相手に対する印象を変えるでしょう。
返せないのを申し訳なく思って都度それなりの言葉を発してくれるならまだしも、借りたことすら忘れていたかのごとくまた貸してくれなんて平気で言ってきたら、「こいつはとんでもないヤツだ!、まったく信用ならん!」と、それこそ相手に対する印象は一変し、以来相手との関係は希薄になるでしょう。

こういう人間関係を冷静に考えてみれば、どんな人と付き合うにしろ、人間関係には割り切りが大事だということがわかります。
利害抜きの楽しい付き合いから初めても、一旦利害が生じたら、その時は“利用し、利用される関係”だと割り切ることです。
そう割り切れば、その時々の関係によって相手との付き合いは続けられるものです。
ただし、常に相手に利用されるばかりでこちらが損ばかりしているとなったら、その関係は断ち切ってもいいかもしれません。
利害が絡む世界で生きている仕事人なら、人間関係の不平不満を垂れ流してばかりいないで、“利害が絡むというのは、利用し、利用される関係である”ということを常に頭の片隅に置いておいたほうがいいでしょう。

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yoron at 06:20│Comments(0)仕事人の叫び 

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