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2024年08月04日

ハングリー精神のある仕事人のほうが使える!

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(ハングリー精神って大事なんだよなぁ)
かつて、建設関係の会社で働いていた頃、人事採用の仕事をしていたことがあるのですが、当時、工事部門のマネージャーからこんなことを言われたことがありました。
「やっぱ、辛い現場で仕事を頑張ってくれるのは、ハングリー精神のあるやつなんだよな。採用する時は、自分や家族の生活を守るために仕事を探しているような人にしてくれないか」と。
おそらく、このマネージャーが言いたかったのは、工事現場の仕事というのは、常に納期に追われているので、残業・休日出勤は当たり前、元請会社のスタッフから厳しく当たられるのはよくある、理不尽なこともある、といった感じできついことや辛いことも多いので、それに耐えて仕事を続けていける根性のある人がほしいということだったのだと思います。

これって、長年仕事人を続けているとよくわかります。
なんだかんだ言っても、使える仕事人かそうでない仕事人かは、最後の決め手は根性論に行き着いちゃうんですよね。
根性論を持ち出すと古めかしく時代遅れという印象を持っている人は多いと思いますが、いえいえどうして、現在でも仕事人の世界ではとても重要です。
困難な局面では歯を食いしばってでも頑張り抜ける人のほうが有能な人材なんです。
客先に絶対提出しなければならない重要な書類の納期が目の前に迫っているのに、会社の残業規制の規定があるからといって、あるいは残業代が支払われないからといって、納期を無視して帰ってしまうようでは仕事人とはいえないでしょう。


かつてある大企業で働いていた頃、当時所属していた部署が主管する大イベントの前日に、上司がその仕事に関わっている部下たちに「当日はイベント開始の(就業時間の)30分前に会場に集合してほしい」と告げました。
この時、一人の社歴の浅い社員がこんな質問をしたのです。
「その30分は残業手当が付くのでしょうか?」と。
これに対し、上司はやや渋い表情で「もちろん、業務なので付けて構いません」と答えました。
私は、内心、「こいつ(質問した社員)何言ってんだ。自分が関わった仕事の成果を出そうとしている時に、他人事のような態度を取りやがって」と思いました。

いろんな規則がたくさんあってコンプライアンスもしっかりしているような大企業では、社員を過重労働から守る上でこういった労働時間をまめに管理するような仕組みがけっこうあります。
そういう点において、就業時間よりも30分早めに出勤するように業務命令されたらその時間分の残業代を支払うのは当然かもしれません。
例え、その30分間をぶらぶら過ごしただけであっても(実際そういうことは多い)。
でも、仕事人は心構えとしては、常に自分の仕事を通して成果を出すということが求められるし、そうであればこそ、ふつうなら関わった仕事の最終局面の大事な場面ではより気合が入り、自然に早めに現場に行って現場の確認をしたいとか最終チェックをしたいとか、と考えるものです。
そう考えない仕事人がいるとしたら、それは自分は関係ないと思っている仕事に無関心な無責任な人間である証拠です。

冒頭で紹介したマネージャーの言葉は実に重みがあります。
言い方は悪いかもしれませんが、生活苦に陥っていって生活をかけて仕事にありつきたい人は、どんなことをしてでも(理不尽な目に遭っても)ありついた仕事にはしがみつこうとします。
つまり必死なんです。
これが健全なハングリー精神かどうかは別にして、仕事に必死になって向き合う人は当然成果を出してそれをアピールしたいと思うはずです。
こういう人なら、30分の残業代など気にしないと思います。
そもそも、仕事ができる人はあまり時間を気にしない面があり、自分がやった仕事の結果(成果)のほうを重視するものです。
それに、成果が高く評価されればそれは収入にも反映されるでしょうし、またその金額は30分の残業代を大きく上回るでしょう。
あなたはどう思いますか?

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yoron at 09:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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