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2024年06月08日

なーに、友人・知人の活躍を気にすることないさ、自分は自分だ

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(“他人は他人、自分は自分”、この考え方ができれば人生は楽しい!)
明治時代に活躍した有名な歌人・石川啄木のよく知られた短歌にこういうのがあります。
友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て妻としたしむ
この心情について解説しますと、、、二十歳で結婚した啄木は、仕事としては、代用教員や新聞社の校正係などとして働き、家計的には貧しい暮らしをしていました。そんな啄木は、周囲の友人たちの活躍ぶりを見て自分の境遇を哀れむこともあったのでしょう。そんなネガティブな心情がありつつも、花ぐらい買ってきて妻と一緒にそれを楽しむという自分なりの小さな幸せの見つけ方を会得したのだと思います。

時代は変わっても、この啄木の歌に込められた心情はきっと多くの人が抱いているような気がします。
特に若い時ほどそうです。
私自身もそうでした。
同じ学校で学びながら、同じ会社で働きながら、友人や同僚たちが活躍したり、出世していく姿を見ると、正直、羨ましく思ったり、嫉妬心を抱いたものです。
学校時代の友人が今じゃ大きなビルのオーナーになっているだとか、新卒で入社した大企業時代の同期が現在その会社の社長になっているとか、そんな情報を知ると単純に凄いなーと思います。
ただ、若い頃に比べると、今月還暦を迎える私は他人の生き方と自分を比較することが少なくなったような気がします。


今の考え方は、一言でいえば、「他人は他人、自分は自分。自分の人生は自分の思い通りに生きればいいだけさ」ということですかね。
私ぐらいの年齢になると、会社(組織)で働いている友人・知人たちの多くが、一時期の活躍をピークに第一線から退いていく環境に身を置くようになります。
私より少し上の世代の人たちの中には、既に現役仕事人を引退していたり、会社(組織)に再雇用されて働いている人もそこそこいます。
結局、仕事人の一生においては、バリバリ働いて最高の成果を出せる時期は限られており、その時期が終われば、あとはどうやって持続力を保てるかが大事になってきます。
そうなると、仕事よりも健康重視、若い頃のような無茶はしない、といったような思考になっていきます。

私は現在非正規雇用のパートタイマーとして調理補助の仕事をしていますが、仕事先は自宅から徒歩10分程度のところにあり、また仕事上の責任はそれほどないのでストレスもあまり感じず、まぁ楽しく働いています。
かといって仕事を手抜きしているわけではなく、自分ができる範囲では一生懸命仕事しています。
それがある意味充実感を感じさせてくれます。
60代以降はこんなスタイルでぼちぼちやっていきたい、やっていければいいなぁと思っています。
あなたも私も啄木の歌のように、自分なりの幸せを見つけて残り人生を楽しみませんか?

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yoron at 06:47│Comments(0)仕事人の叫び 

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