特別なノウハウやスキルを持たない高齢者に立ちはだかる年齢の壁自分の仕事話はしたくなくても、他人の仕事話を聞きたい人は多い

2024年06月01日

意外とね、どんな仕事でも経験したことって役立つもんだよ

iphoneとビジネスバッグ
(仕事を選り好みし過ぎていませんか?)
若い頃は、与えられた仕事にやりがいを感じず、「私がやりたいのはこんな仕事じゃない!」と仕事に対する不平不満を抱きがちです。
あっ、これは若い人だけに限らないことかもしれませんがね。
その思いが高じて、回ってきた仕事によっては引き受けることを拒否し、仕事を選ぶ人もいるでしょう。
かつて勤めた会社の話ですが、先輩同僚で、ワープロ打ちの作業が伴う仕事が回ってくると、「私はそういう仕事は苦手だから」と後輩たちにすぐ押し付ける人がいました。
その代わり、その人は「私は考える仕事は好きです」などと日頃からアピールしていて、企画のような仕事はよく引き受けていました。

仕事人がどういう考えで、どういう仕事人人生を設計し(キャリアプランを描き)、どんな仕事のし方をするかはまったく本人の自由なので思い通りにやればいいと思います。
ただ、これは今月還暦を迎える私がこれまでの仕事人人生を振り返ってつくづく思うことですが、どんな仕事であっても、長い人生においては過去に経験したことが何かで役立つことがあるんですよね。
過去の経験が役立った時は、「あー、あの時に経験しておいて良かったなー」と心から思います。
また、過去にその仕事を断って経験する機会を逃したばかりに、後になって後悔することがしばしばあったりします。
なぜなら、仕事の現場では同じような状況に遭遇することがありがちだからです。

かつては、単純で時間がかかる面倒な作業にしか感じられなかったワープロ打ちが、ネットの時代、PC個人所有の時代になってみると、PCを仕事のツールとして使いこなすのが当たり前の環境においては大いに役立つことになるわけです。
自分が手書きで紙に書いた書類原稿を部下にワープロ打ちさせていた上司が、職場にPCが普及した途端あたふたしたというのはよく聞く話です。
直接仕事に役立っているというのではありませんが、私が書いているこのブログの記事は、過去にいろんな仕事を経験してきたからこそ書けているというのもあります。
つまり、経験したこと(仕事)は考え方によってはそれを生かすやり方があるのです。
ということで、これはあくまでも私の考えですが、若い人は、あまり仕事の選り好みをせず、積極的にいろんな仕事を引き受けて、とにかくいろんな経験をしたほうがいいんじゃないでしょうかね。

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yoron at 05:53│Comments(0)仕事人の叫び 

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