2024年03月30日
仕事に対する“常識”って人によって違うよね

(あなたの常識は他人の非常識なのさ)
私が飲食の仕事に就いてかれこれ10年ほどが経ち、これまで、日本料理店、高級居酒屋、焼肉店、焼鳥店、社員食堂、学校給食、学生寮食堂、工事現場でのまかない食調理、等いろんな仕事先を経験してきました。
この経験のおかげで、現在の仕事(学生専用マンションの食堂での調理補助)はかなりスムーズにこなせています。
しかし、同じ職務(調理補助)に就いている他のスタッフを見ると私のレベルで仕事ができる人はいません。
中には、長年の専業主婦生活を経てほぼ初めての仕事経験という人もいて、「えっ、仕事人として常識のようなこんなことさえできないの!?」というレベルの人さえいます。
仕事のスピードが遅いとか、効率的な仕事ができないとか、そのレベルではなく、自分が担当している仕事の目的や自分がやるべきことがわかっていない状態で職場にいるという感じなのです。
だから、その人は上司はじめ誰かに細かく指示を受けないと動けないし、動かないのです。
例えば、飲食の仕事に就いてそこそこ経験のある人であれば、職場や仕事で使うものが汚れていたらきれいにするのは常識です。
でも、その常識をもったく持っていない人は、そもそも汚れを汚れと認識できないのできれいにするという次の行動もとれないわけです。
他人を批判するようなこんなことを書いておきながらなんですが、実は何を隠そう、かつては自分にもそんな過去があるのです。
私は新卒から長い間飲食とは関係ないを仕事をし、50歳を目前にした時に意を決して未経験の飲食の仕事に就いたのですが、業界経験が浅かった頃はおどおどしていて上司や同僚たちからいつも怒られてばかりでした。
ある日本料理店で働いていた時などは、上司から「お前は何一つまともに仕事ができないから、営業時間中は厨房の邪魔にならない場所に立っていろ!」と言われ、言葉通りずっと立っていたこともあります。
そして、食器洗いなどの単純作業を命じられるとやっと仕事ができるとホッとしたものでした。
自分自身がそういう経験をしているものだから、ある面では、先ほど紹介したまったく仕事ができない同僚スタッフの気持ちとか動き方はわかるのです。
つまり、ある人には「そんなこと、この仕事では常識だろ」ということが、他の人にとっては常識でなかったりするのです。
IT業界の人や仕事でITが絡む人にとってはごく当たり前で簡単なことが、まったく経験のない人や苦手な人にとってはそうでないこともあります。
PCやスマホのアプリソフトで「何でこんな簡単な操作ができないの!」と言われても、何が何だかチンプンカンプンの人は戸惑うばかりです。
実際、私の職場でも、年輩のおばさんたちが自分が持っている最新のスマホの操作方法をしょっちゅう聞いてきます、しかも同じことを何度も。
常識という言葉は簡単に使われますが、本当のところ、似たような考え方を持っている人同士であってもそれぞれが考えている常識は厳密に言えば違っていることは多いものです。
そういう視点からみると、常識という言葉は曖昧な言葉だとも言えます。
「そんなの常識だよ!」だと言ってしまうのは、自分の中では他の人も絶対わかっている(知っている)事柄だと思い込んでいるからです。
だけど、事実でいえばそれは間違いで、“自分の常識=他人の常識”ではないのです。
そのことに気付けば、おそらく、仕事上の人間関係とか、仕事上の問題解決のし方等にいい意味で影響が出るはずです。
あなたは、他人に対し「そんなの常識だろ!?」と言ったことはありますか?
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私は新卒から長い間飲食とは関係ないを仕事をし、50歳を目前にした時に意を決して未経験の飲食の仕事に就いたのですが、業界経験が浅かった頃はおどおどしていて上司や同僚たちからいつも怒られてばかりでした。
ある日本料理店で働いていた時などは、上司から「お前は何一つまともに仕事ができないから、営業時間中は厨房の邪魔にならない場所に立っていろ!」と言われ、言葉通りずっと立っていたこともあります。
そして、食器洗いなどの単純作業を命じられるとやっと仕事ができるとホッとしたものでした。
自分自身がそういう経験をしているものだから、ある面では、先ほど紹介したまったく仕事ができない同僚スタッフの気持ちとか動き方はわかるのです。
つまり、ある人には「そんなこと、この仕事では常識だろ」ということが、他の人にとっては常識でなかったりするのです。
IT業界の人や仕事でITが絡む人にとってはごく当たり前で簡単なことが、まったく経験のない人や苦手な人にとってはそうでないこともあります。
PCやスマホのアプリソフトで「何でこんな簡単な操作ができないの!」と言われても、何が何だかチンプンカンプンの人は戸惑うばかりです。
実際、私の職場でも、年輩のおばさんたちが自分が持っている最新のスマホの操作方法をしょっちゅう聞いてきます、しかも同じことを何度も。
常識という言葉は簡単に使われますが、本当のところ、似たような考え方を持っている人同士であってもそれぞれが考えている常識は厳密に言えば違っていることは多いものです。
そういう視点からみると、常識という言葉は曖昧な言葉だとも言えます。
「そんなの常識だよ!」だと言ってしまうのは、自分の中では他の人も絶対わかっている(知っている)事柄だと思い込んでいるからです。
だけど、事実でいえばそれは間違いで、“自分の常識=他人の常識”ではないのです。
そのことに気付けば、おそらく、仕事上の人間関係とか、仕事上の問題解決のし方等にいい意味で影響が出るはずです。
あなたは、他人に対し「そんなの常識だろ!?」と言ったことはありますか?
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yoron at 10:22│Comments(0)│仕事人の叫び