人間関係は、相手に“有益”と思われたら勝ち、“有害”と思われたら負け仕事人よ、いろんな環境を経験してたくましくなれ!

2024年03月22日

とにかく目の前の仕事を頑張ること、それが仕事人の本分だ

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(一旦仕事に取り掛かったら、その仕事に集中すべきだ)
目の前の仕事に没頭していたり、目の前の仕事に追われていると、こんなことを言う他人がいるかもしれません。
「目の前の仕事だけでなく、もっと他のことにも関心を持って視野を広げたほうがいいよ」と。
これは一見もっともらしく、説得力があるように思えますが、私のこれまでの人生経験も踏まえて言わせてもらうと(私の考え方が絶対正しいというわけではありませんが)、仕事人なら、まずは、とにかく目の前の仕事を頑張って成果を出すことに集中すべきです。
それでこそ、その人はこの分野の専門家だと見なされ他人に頼られるようになるのです。

私は、毎朝の日課として、ネットでヤフーが提供するニュース一覧にざっと目を通していますが、それは視野を広げるためというより、世間のニュースをいちおう情報として知っておきたいというレベルのものです。
正直言って、それらのニュースに関心を持って深掘りしてみたところで、自分の目の前の仕事に直接関係するような事柄でないかぎり、それによって得た知識は将来においてもあまり役立たないでしょう。
昨今のニュースとして、例えば、自民党安倍派の裏金問題、日経平均株価の過去最高4万円超え、JAXAのH3ロケット試験機2号機の打上げ成功等々ありますが、これらの出来事はあなたが現在関わっている仕事に何か影響しますか?


おそらく、多くの仕事人にとっては、自分の仕事には関係なく、ただ個人として関心があるかないかのレベルにとどまるのではないでしょうか。
もちろん、大きな視点で見れば、株高になってそれが景気浮揚につながっていけば、いずれは自分の仕事にもいい影響が出るかもしれません。
しかし、日々仕事をしている仕事人にとって、大事なのは、そんな遠い先のことではなく、そんな間接的なことではなく、今目の前にあって自ら取り組んでいる仕事で成果を出し評価され、その結果としての対価(報酬)をもらうことのはずです。
いくら日頃から世間のニュースに関心を払い多くの知識を持っていても、自分が関わっている仕事で成果を出さないかぎり、他人は仕事人としての力を認めてくれません。

組織で働いている(働いた経験のある)人ならわかると思いますが、組織には評論家呼ばわりされる人がいて、そういう人はなぜ評論家呼ばわりされるのかといえば、口は達者なのだが、自分からは動こうとせず、問題が起きたら極力関わらない態度で第三者的に指摘だけするからです。
こういう人は、みょうに自分の仕事以外のことに関心を持ち知識も豊富なので、知らない人からすれば広い視野を持っている人に見えたりします。
でも、先程も言ったように仕事人としては力がないので、結局、一旦見透かされてしまうと誰からも相手にされなくなります。
仕事人としてそういう人間になりたくなければ、どんな仕事であれ、目の前の仕事を頑張って、地道かもしれませんが、着実に、確実に成果を出し、それを積み上げていくことがもっとも大事なことなのであります。

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yoron at 13:01│Comments(0)仕事人の叫び 

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