2024年02月24日
他人のあおり言葉には要注意!
(他人にあおられる時は用心深くいこう!)
今から約10年前、調理専門学校に通って調理の勉強をしていた頃、周囲の友人や知人たちからけっこう言われたことがあります。
「ついに飲食店を開業するんだね!」、「お前はこれまで散々飲み食いし豊富な経験を積んできているから、飲食店やったら成功するのは間違いないね!」、「お前がお店をオープンしたから必ず行くから!」などなど。
当時、学校卒業後の将来構想として飲食店開業も一つの選択肢に入れていたので、こういった友人や知人たちのあおり言葉によってその気になったこともありました。
一方で、たくさんのいろんなお店で飲み食いしてきたからこそ、また飲食店開業についてあれこれ勉強したからこそ、生き残るための飲食店経営がいかに難しいかをわかっていました。
そして、その後コロナが日本中に蔓延して飲食業界が大打撃を受けた時は、安易に飲食店開業に踏み切らなくてよかったとつくづく思ったものです。
私が働いた創業70年を超える老舗の日本料理店でさえもコロナによる客離れによって閉店に追い込まれました。
今でも飲食店開業は仕事人人生の選択肢の一つとして持っていますが、それはあくまでも選択肢の中に入っているというだけで、実際やると決めて踏み出す時はかなり慎重に計画を練り上げるでしょう。
他人というのは、自分以外の他人の人生については真剣には考えてくれないものです。
口では「お前のためだ」と言い、一見親身になって考えているようなふりをしながら自分の言動に対して責任は取ってくれません。
もし、あなたが他人のあおり言葉を真に受けて行動した結果として失敗しても、他人は、「私はただ言っただけでやるかどうかを決めるのはあなたなんだから、やった結果の責任を負うのは当然あなたの問題です」と言うかもしれません。
それはまったくその通りです。
所詮他人は他人であり、自分の人生、行動を決めるのは自分自身でなくてはなりません。
だからこそ、他人のあおり言葉には安易にのってはいけないのです。
冒頭で、もし私が飲食店を開業したら必ず行くよと言った友人や知人がけっこういたと言いましたが、ある小さな飲食店で働いていた時、そう言ってくれていた友人や知人たちにお店に来ないかと宣伝してみたのですが、実際に来てくれたのはたった二人だけでした。
お店はそんなに不便な場所にあったわけではなく(逆に行きやすい場所にあった)、値段が高かったわけではなく、お店で提供していた料理のレベルはまずまずだったにも関わらず。
結局のところ、ほとんどの人は社交辞令的に口先だけだったということです。
このことからもわかるのは、自分が一大決心をして行動を起こす際、周囲から掛けられる「応援するよ!」とか「困ったことがあったら相談にのるよ!」といった類の言葉は多くは信じるに値しないので、「ありがとうございます」とこちらも軽く受け流しておけばいいのです。
多くの人はひっかからないかもしれませんが、世の中には、「大儲けできます!」みたいなセールストークで他人をあおる言葉がたくさんあふれています。
儲け話だけでなく、例えば、「この学習法を取り入れて勉強すれば短期間で英会話ができるようになります!」みたいなあおりってけっこうありますよね。
こういう嘘はよく考えてみればそれが嘘であることが見抜けます。
長い間の学校教育を通しても、あるいは社会人になっていろんな学習法を試しても身に付かなかった英会話力がそう簡単に身に付くわけないじゃないですか。
でも、あおり言葉に弱い人は、「もしかしたら!」と飛び付いちゃうんですよね(笑)。
何にしろ、人生の教訓としては、“他人のあおり言葉には要注意!”といったところでしょうかね。
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口では「お前のためだ」と言い、一見親身になって考えているようなふりをしながら自分の言動に対して責任は取ってくれません。
もし、あなたが他人のあおり言葉を真に受けて行動した結果として失敗しても、他人は、「私はただ言っただけでやるかどうかを決めるのはあなたなんだから、やった結果の責任を負うのは当然あなたの問題です」と言うかもしれません。
それはまったくその通りです。
所詮他人は他人であり、自分の人生、行動を決めるのは自分自身でなくてはなりません。
だからこそ、他人のあおり言葉には安易にのってはいけないのです。
冒頭で、もし私が飲食店を開業したら必ず行くよと言った友人や知人がけっこういたと言いましたが、ある小さな飲食店で働いていた時、そう言ってくれていた友人や知人たちにお店に来ないかと宣伝してみたのですが、実際に来てくれたのはたった二人だけでした。
お店はそんなに不便な場所にあったわけではなく(逆に行きやすい場所にあった)、値段が高かったわけではなく、お店で提供していた料理のレベルはまずまずだったにも関わらず。
結局のところ、ほとんどの人は社交辞令的に口先だけだったということです。
このことからもわかるのは、自分が一大決心をして行動を起こす際、周囲から掛けられる「応援するよ!」とか「困ったことがあったら相談にのるよ!」といった類の言葉は多くは信じるに値しないので、「ありがとうございます」とこちらも軽く受け流しておけばいいのです。
多くの人はひっかからないかもしれませんが、世の中には、「大儲けできます!」みたいなセールストークで他人をあおる言葉がたくさんあふれています。
儲け話だけでなく、例えば、「この学習法を取り入れて勉強すれば短期間で英会話ができるようになります!」みたいなあおりってけっこうありますよね。
こういう嘘はよく考えてみればそれが嘘であることが見抜けます。
長い間の学校教育を通しても、あるいは社会人になっていろんな学習法を試しても身に付かなかった英会話力がそう簡単に身に付くわけないじゃないですか。
でも、あおり言葉に弱い人は、「もしかしたら!」と飛び付いちゃうんですよね(笑)。
何にしろ、人生の教訓としては、“他人のあおり言葉には要注意!”といったところでしょうかね。
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yoron at 20:05│Comments(0)│仕事人の叫び