何歳になっても叱ってくれる人がいるのはありがたいことだまったく秀逸ですな、『無理をさせ、無理をするなと無理を言う』

2024年02月18日

稼ぐには、金持ち企業・人を狙え、追加サービスを売り込め

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(稼ぎたいのに稼げない、その理由について考えたことはありますか?)
かつて、ある中小企業で働いていた頃、営業マネージャーの会議で社長がよく言っていたのは、「お前たちは既存顧客だけの対応で手いっぱいになっていて拡販活動ができていない。売上を伸ばすには、現状を変え、お金を持っている企業を探して売り込み(新規開拓)をすることが大事だぞ。そのためにはどうすべきか知恵を出し、工夫して動け」と。
また、かつて勤めた外資系メーカーでは、外国人のトップが経営幹部の会議でこんなことを言っていました。
「顧客に製品単体だけを売っていては稼げない(利益は増えない)。製品を売った後のメンテナンスサービスも一緒に売ったほうが稼ぎは増えるのでその戦術でビジネスを展開するように」と。

こういうトップの考え方というか指示命令はまったくその通りでしょう。
営業にとって新規開拓はとても大事な活動ですが、売り込み先を間違えてお金のない企業や人ばかりにアプローチしていては労多くして益なしの状態にしかなりません。
事実、私が勤務先で購買の仕事をしていた時に会社が業績不振だった際は、いろんな会社の営業マンが売り込みに来る度に、口では「検討させていただきます」と言いながら本音のところではほとんど買う気もなく適当に対応している感じでした。
しかし、営業マンによってはこの言葉を真に受け(脈がありそうだと勘違いして)その後もコンタクトしてきた人もいましたが、残念ながら相手の成果に結び付くことはありませんでした。


先ほどのサービスも一緒に売ったほうが稼げるという話は、多くの人は自分が買い物をした際などにスタッフからいろんなサービスを勧められる経験をしたことがあると思いますので実感できるのではないでしょうか。
例えば、スマホを買うと、店員から故障時の修理サービスが格安で受けられる等のオプションを勧められるなんてのがあります。
最近の私自身の例でいえば、紳士服販売のお店に喪服を買いに行ったならば、これだけの追加料金でこれだけの対応が可能ですとあれこれサービスを勧められました。
こういった事例からもわかる通り、稼ぐ営業マンというのは、稼げるポイントがよくわかっているもんなんです。
もちろん、会社側もそういう社員教育をしているんでしょうけどね。

“金の切れ目が縁の切れ目”という言葉がありますが、あまりいい意味では使われないですよね。
ただ、現役仕事人で稼ぎたいと思っている人ならば、稼がせてくれる企業・人をより重視した付き合い方をするのはごく当たり前のことです。
かつて勤めた大企業では、何百社もある顧客を売上・利益高で順位付けしていましたが、これは相手とどういう付き合い方をすればよいか経営判断をするために重要なデータでした。
稼がせてくれる相手というのは、違う視点で見ると、その相手が儲かっているということもいえます。
かつて勤めた会社で広報宣伝の仕事をしていた頃、その会社の業績が好調だった時はいろんな媒体にどんどん宣伝広告を打っていたので、当時取引をしていた広告関係の会社はそこそこ儲かったのではないかと想像します。
これは個人でも同じことが言え、稼ぎが多く金回りがいい時は羽振り良くお金を使っちゃいますからね。
まぁ、世の中とはそうしたもんだということですかね。

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yoron at 08:34│Comments(0)仕事人の叫び 

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