2024年02月03日
仕事人なら、“損して得取る”意識を持っていよう
(その仕事、本当にあなたにとって損ですか?)
『損して得取れ』という言葉があります。
意味は、一時的(短期的)には損をするかもしれないけど、将来は役に立つ(得をする、それ以上の利益を得られる)ことならやるべきということです。
これは、私自身のこれまでの仕事人人生を振り返ってみてもまさにその通りだと思います。
そして、私は今これを実践中です。
以前の記事で、今年の年初から職場の責任者が入院不在のため私が責任者の業務を代行しているということを書きました。
具体的に言うと、私の現在の仕事は食堂の厨房の調理補助なのですが、調理責任者がいないので私が調理を担当しているということです。
厨房の世界、特に施設食堂などの集団調理の世界では、調理担当(専任調理師)と調理補助(パート)の役割は明確に分けられているのが一般的で(私が経験してきた範囲では)、補助職の人がメイン料理の調理をすることは原則ありません。
例えば、学校給食の例であれば、会社の正社員スタッフが調理を担当し、パートのスタッフたちがその補助をするという感じです。
もし正社員スタッフが何らかの理由で足りなくなった場合は、他事業所から応援の正社員スタッフがきてその穴埋めをしたりします。
そういう点で、パートの人が調理業務をやってみたいと思ってもなかなかできないのです。
ところが、現在の仕事先は人手不足のようで調理担当者が急に不在になるとすぐには応援スタッフを派遣できないようなのです。
そんな状況の中、現勤務先では一番キャリアのあるパートの私に白羽の矢が立ったようで、私が臨時で調理担当をすることになりました。
で、実際やらせてみたらそれなりに支障なくこなせるスキルがあるということで、一ヶ月以上の期間にわたり調理責任者の代行を務めています。
同僚からは、「調理補助の契約で仕事をしているのに、調理の仕事をするのは契約違反である旨会社に言ったほうがいいのでは?」と言われました。
同僚の指摘はある意味正しいのですが、実は私は現在の状況を喜んでもいるのです。
と言いますのも、先程言った通り、現在の契約職務ではメイン料理の調理をすることは原則できないのですが、それができる機会が急にやって来たわけです。
やりたくない人にとっては迷惑な話かもしれませんが、日頃から仕事人としてステップアップしたいと考えている私にとっては実にありがたいことなのです。
やりたくない人なら、仕事・負担が増える一方でパートの時給は変わらないとくれば損している気分になるでしょう。
しかし、私には、急に担当することになった仕事を通して得るノウハウやスキルは将来確実に役に立つという思いがあります。
これこそ、タイトルで書いた“損して得取る”意識なのです。
今でこそこんな考えを持っている私ですが、20代、30代の頃はこういう意識は持っていなかったように思います。
給料は増えないのに仕事・負担だけが増える状況というのはストレスにしかなりませんでした。
だから、飲み屋では会社・上司・仕事の不満や愚痴ばかり言っていたような気がします。
ただ、不思議なもので、若い頃に苦労して得たもの(身につけたもの)は、その後の仕事人人生において役立っていたりするんですよね。
あなたは、これまでの仕事人人生において、損して得を取った経験はありますか?
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そんな状況の中、現勤務先では一番キャリアのあるパートの私に白羽の矢が立ったようで、私が臨時で調理担当をすることになりました。
で、実際やらせてみたらそれなりに支障なくこなせるスキルがあるということで、一ヶ月以上の期間にわたり調理責任者の代行を務めています。
同僚からは、「調理補助の契約で仕事をしているのに、調理の仕事をするのは契約違反である旨会社に言ったほうがいいのでは?」と言われました。
同僚の指摘はある意味正しいのですが、実は私は現在の状況を喜んでもいるのです。
と言いますのも、先程言った通り、現在の契約職務ではメイン料理の調理をすることは原則できないのですが、それができる機会が急にやって来たわけです。
やりたくない人にとっては迷惑な話かもしれませんが、日頃から仕事人としてステップアップしたいと考えている私にとっては実にありがたいことなのです。
やりたくない人なら、仕事・負担が増える一方でパートの時給は変わらないとくれば損している気分になるでしょう。
しかし、私には、急に担当することになった仕事を通して得るノウハウやスキルは将来確実に役に立つという思いがあります。
これこそ、タイトルで書いた“損して得取る”意識なのです。
今でこそこんな考えを持っている私ですが、20代、30代の頃はこういう意識は持っていなかったように思います。
給料は増えないのに仕事・負担だけが増える状況というのはストレスにしかなりませんでした。
だから、飲み屋では会社・上司・仕事の不満や愚痴ばかり言っていたような気がします。
ただ、不思議なもので、若い頃に苦労して得たもの(身につけたもの)は、その後の仕事人人生において役立っていたりするんですよね。
あなたは、これまでの仕事人人生において、損して得を取った経験はありますか?
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yoron at 09:38│Comments(0)│仕事人の叫び