2023年12月30日
会社(仕事)を辞めたくなったらどうすべきか
(今、もしかして、会社を辞めたいと思ってます?)
仕事というのは、基本的に厳しいものだし、利害が絡む人間関係などもあって煩わしいものです。
ただ、であればこそ、そういう仕事を通していろんなノウハウやスキルを身につけることができ、それらを駆使することで成果を出し、お客さんに喜ばれ、上司(会社)に評価され、仕事人として成長していくこともできます。
とはいえ、これはある意味理想であって、多くの人が経験があると思いますが、仕事人、特に勤め人は一度や二度、あるいはそれ以上に、「会社(仕事)を辞めたい(辞めてやる)!」と思う(思った)ことがあるはずです。
仕事をしているうちには、「なんで私がこんなことを!」とか、「なんで私がこんな目に!」といったような理不尽な出来事があったり、大変負荷のかかる仕事をやらざるをえないこともあるでしょう。
そんな時に、あるいはそんなことが度重なると、「辞めたい」と弱音になったり、心が折れたりしがちです。
私は現在59歳ですが、過去を振り返れば、ほんと、そんなことが何度もありました。
そして、以前から何度も言っていますが、私は実際何度も会社を辞め転職をしてきました。
中には、辞めたくて辞めたのではなく、環境変化(例えば事業所閉鎖等)で辞めざるをえなかったケースもありますけどね。
辞めたいと思った時に、実際に辞める人もいれば、踏みとどまって(考え直して)続ける人もいます。
辞めるかどうかの決断は仕事人にとっては人生を左右する一大事なので、思いを行動にまで移すかどうかは人それぞれです。
で、タイトルの「会社(仕事)を辞めたくなったらどうすべきか」という問いに対する私の答えは、「“本当に”辞めたいなら辞めればいい」です。
“本当に”というのがミソで、辞めたいと思っても人はいろいろ悩み、考え、逡巡するものです。
勢いだけで辞める人もいますが、多くの人は「辞めた後はどうしようか」ということも考えるはずなので、迷いも生じるわけです。
「この会社を辞めた後、もっといい会社へ転職できるだろうか」とか、「自分の実力では他社に通用しないのではないか」とか、「世間から見れば今の自分は恵まれているのではないだろうか」とか。
転職アドバイザー(キャリアコンサルタント)など他人に相談すると、「辞めるんなら次の仕事(仕事先)を決めてからのほうがいいぞ」とよく言われます。
たしかに、そのほうが賢明かもしれません。
家族を養わなければならない立場にあるとか、その時点で生活費がないとか、そういった状況の時は安易に辞めないほうがいいでしょう。
しかしながら、私のケースでいうと、私はほとんどの退職において次の仕事(仕事先)を決めないで辞めています。
もちろん、その時は必要最低限の自己防衛策は講じていました。
その防衛策というのは、次が決まるまである程度の期間無職であっても生活していけるだけの貯金を持っているということでした。
会社(仕事)を辞めてからその後の人生において後悔する人もいるかもしれません。
他人から「お前はあんないい仕事先を辞めてバカなことをしたな」と言われることだってあるでしょう。
私は後悔したことはありませんが、他人から上記のように言われたことはあります。
新卒で入社したのが日系の大企業だったので、今でも「あそこにずっと勤めていたら定年後は年金も充実して安泰だったろうにな」と言われることがあります。
でも、私の中でそうすることは“仕事人としての幸せ”にはならなかったのです。
実はここが一番大事なポイントで、会社(仕事)を辞めたいと思った時は、同時に「辞めることと辞めないことのいずれかの選択、どっちの道が自分にとって幸せなのだろうか」についても考えるとよいでしょう。
そうすると、自然なかたちで自分の中に答えが見えてきます。
私は何度も転職したことで、世間の厳しさを嫌というほど実感できましたし、また、逆にそれを通して仕事の裏側(内部)の情報をたくさん知ることができましたし、いろんなたくさんのノウハウやスキル(仕事人としての引き出し)も身につけることができました。
こうやってブログの記事を頻繁に書けるネタがあるのもそのおかげです。
仕事には忍耐力も必要だし、同じ仕事を続けることでやっと出せる成果や恩恵もあるので、辞めたいと思っても踏ん張って続けることも大事です。
一方で、私のような辞めて他の仕事を経験し続けることで見えてくることもたくさんあります。
どちらの仕事人人生を歩むかは、繰り返しになりますが人それぞれです。
どちらを選ぶかを考える上で、他人の生き方や意見を参考にするのもいいかもしれません。
この年末、今の会社(仕事)を辞めようかどうしようか迷っている人は、休み期間中にじっくり考えてみてはいかがでしょうか、この記事なども参考にしながら。
この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
辞めるかどうかの決断は仕事人にとっては人生を左右する一大事なので、思いを行動にまで移すかどうかは人それぞれです。
で、タイトルの「会社(仕事)を辞めたくなったらどうすべきか」という問いに対する私の答えは、「“本当に”辞めたいなら辞めればいい」です。
“本当に”というのがミソで、辞めたいと思っても人はいろいろ悩み、考え、逡巡するものです。
勢いだけで辞める人もいますが、多くの人は「辞めた後はどうしようか」ということも考えるはずなので、迷いも生じるわけです。
「この会社を辞めた後、もっといい会社へ転職できるだろうか」とか、「自分の実力では他社に通用しないのではないか」とか、「世間から見れば今の自分は恵まれているのではないだろうか」とか。
転職アドバイザー(キャリアコンサルタント)など他人に相談すると、「辞めるんなら次の仕事(仕事先)を決めてからのほうがいいぞ」とよく言われます。
たしかに、そのほうが賢明かもしれません。
家族を養わなければならない立場にあるとか、その時点で生活費がないとか、そういった状況の時は安易に辞めないほうがいいでしょう。
しかしながら、私のケースでいうと、私はほとんどの退職において次の仕事(仕事先)を決めないで辞めています。
もちろん、その時は必要最低限の自己防衛策は講じていました。
その防衛策というのは、次が決まるまである程度の期間無職であっても生活していけるだけの貯金を持っているということでした。
会社(仕事)を辞めてからその後の人生において後悔する人もいるかもしれません。
他人から「お前はあんないい仕事先を辞めてバカなことをしたな」と言われることだってあるでしょう。
私は後悔したことはありませんが、他人から上記のように言われたことはあります。
新卒で入社したのが日系の大企業だったので、今でも「あそこにずっと勤めていたら定年後は年金も充実して安泰だったろうにな」と言われることがあります。
でも、私の中でそうすることは“仕事人としての幸せ”にはならなかったのです。
実はここが一番大事なポイントで、会社(仕事)を辞めたいと思った時は、同時に「辞めることと辞めないことのいずれかの選択、どっちの道が自分にとって幸せなのだろうか」についても考えるとよいでしょう。
そうすると、自然なかたちで自分の中に答えが見えてきます。
私は何度も転職したことで、世間の厳しさを嫌というほど実感できましたし、また、逆にそれを通して仕事の裏側(内部)の情報をたくさん知ることができましたし、いろんなたくさんのノウハウやスキル(仕事人としての引き出し)も身につけることができました。
こうやってブログの記事を頻繁に書けるネタがあるのもそのおかげです。
仕事には忍耐力も必要だし、同じ仕事を続けることでやっと出せる成果や恩恵もあるので、辞めたいと思っても踏ん張って続けることも大事です。
一方で、私のような辞めて他の仕事を経験し続けることで見えてくることもたくさんあります。
どちらの仕事人人生を歩むかは、繰り返しになりますが人それぞれです。
どちらを選ぶかを考える上で、他人の生き方や意見を参考にするのもいいかもしれません。
この年末、今の会社(仕事)を辞めようかどうしようか迷っている人は、休み期間中にじっくり考えてみてはいかがでしょうか、この記事なども参考にしながら。
この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
yoron at 05:48│Comments(0)│仕事人の叫び