AI、ネット時代は、“騙されない知恵”を身につけることが大事だ年取ってから新しい仕事を覚えるのは大変!、という話

2023年11月12日

時代の流れについていきながらも、古いやり方も身につけておくべし

だし入りみそ
(古いやり方を侮ってはいけない)
世の中のデジタル化が進めば進むほど、便利で、簡単で、効率的で、早くて、というのが実感できます。
それはまた一方で忙しいとか慌ただしいという面もあります。
私は現在東京で一人暮らしをしておりますが、都会に住んでいるとそのことを身を持って感じます。
日常生活に忙しさや慌ただしさがあると、お店で買う商品もつい時短に貢献するようなものを買ってしまいます。
私は食事は自炊派なのですが、食事作りは常に時短を意識しています。

例えば、かつて調理専門学校で勉強していたので、出汁を作る時に昆布や鰹節を使う古いやり方を教わりましたが、学校卒業後は味噌汁作りなどはもっぱら市販の出汁と味噌を使っていました。
これはこれでかなり時短になったのですが、最近は出汁と味噌が一緒になった商品が出ているのでそれを使うことがほとんどです。
味噌汁の味にこだわりがあるのであれば本格的に出汁作りからとなるのかもしれませんが、味噌汁なんて脇役にすぎないんだからどうでもいいやという思いがあれば、なるべく早く簡単にという考えになります。


とはいえ、人間の感情というのは、時としてデジタルどっぷりの世界を離れ、アナログの世界、昔ながらの生活スタイルに憧れることもあるものです。
そんな時に、古いやり方が身についていると自分の気持ちを潤してくれることがあります。
例えば、ふと思い立ち、都会を離れて田舎暮らしを始めたとしましょうか。
そこで、近所の家に住むおばあさんから自家栽培の椎茸と味噌をおすそ分けしてもらったとしましょう。
そんな時、香りの良い自然の椎茸でとった出汁を使って作った味噌汁を味わうことができたら、どんなに心が喜びを感じることができるでしょうか。
そういうこと一つに田舎暮らしの良さを実感できるかもしれません。

世の中というのはどんどん変化していきますので、生活の質を高める上でその流れについていくのも大事なことです。
今までできなかったことや時間がかかりすぎていたことが、できるようになったり早くできるようになれば嬉しいではないですか。
その一方で、先程も言ったように、人間の感情はそれだけでは満たされない部分もあるので、古いやり方を時代遅れだからと斬って捨てずに併せて身につけておけば人生で役立つこともあります。
私の知人の一人に、外資系企業やIT企業等でバリバリ働いて活躍した人がいますが、現在70代後半のその人は田舎に移り住み農業を営んでいます。
その人は、近所の農家の人などからいろいろと農業のイロハを教わりながら晩年ライフを楽しんでいるようです。

こういった人の生き方を見ながら個人的に思うのは、年取ってから古いやり方を学ぶのもいいと思いますけれど、できることなら、頭や体が柔軟なうちに新しいやり方も古いやり方も身につけておけば、人生が後半に差し掛かってから豊かな生活が送りやすくなるのではと思ったりもします。
あなたが今でも大事にしている古いやり方というのは何かありますか?

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yoron at 07:28│Comments(0)人間バンザイ! 

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