2023年10月07日
その問題、本当に重要?、他にもっと重要な根深い問題があるのでは?
(おいおい、それよりこっちのほうが重要な問題なんでは!)
私は地上波のTV番組をほとんど観ません。
なぜかといえば、観る価値をまったく感じなくなりTV受像機をもう何年も前に捨ててしまっているので、TV番組を観るのは、ネットにつながっている自宅のPCでyoutubeの動画になっているのをチョイスして観るか、仕事先(学生専用マンションの食堂)にあるTV受像機から仕事中たれ流しになっている番組を何気なく観ている時です。
このようにTVの重要性をあまり感じていない私ではありますが、このところ気になっているのは、多くの地上波放送局でジャニーズ問題に多くの時間を割いて番組を作っていることです。
それなりに問題があるのはわかりますが、私見で言わせてもらえば、日本社会全体の問題からすれば、「はっきり言ってどうでもいいじゃん!」としか思えないのです。
そりゃまぁ、放送局も公共放送を除けば利益重視の民間企業なので、視聴率重視で世間の関心をひきつけられるようなネタを使いたいのでしょう。
そのことを知ればしょうがないと思えなくもありません。
ただ、TVから流れてくる情報をわりと真に受けてしまい、それが自分にとっての情報源になっている人たちにとっては害悪になっているとしか思えないのです。
世の中には、問題の大小というのは必ずあり、大きな問題は、社会全体で優先的に解決に向けて取り組んでいかなければならない問題です。
例えば、日本は高齢化がどんどん進み、一方で少子高齢化によって生産年齢人口が減少の一途をたどっているという構造的な大問題があり、医療や年金等社会保障制度は抜本的な見直し・改革を要します。
私たち現役の仕事人が身を置く仕事の現場を見て下さい。
どの業界でもどの職場でも人材不足、かつ今後の人材確保も難しいという暗い状況になっているではありませんか。
日本人の胃袋を満たしてくれる農業や漁業等第一次産業の労働者の実態をよく調べてみて下さい。
以前からよく言われていたことですが、働き手が高齢者ばかりで後を継ぐ若手が少なく廃れていく一方です。
輸出入で何とかするといっても、今回の中国の日本の水産物全面輸入禁止といったような食糧安全保障面での由々しき事態(リスク)が発生した場合、すばやく代替策を講じることはできるのでしょうか。
話変わりますが、今年、私の郷里の小さな町では町長選挙があって新人候補者が町長に選出されました。
その方の手腕に期待したいところではありますが、その方のホームページに書かれていた公約というかスローガンは総花的な内容ばかりでした(まぁ、そういうものかもしれませんが)。
地元の少子化に危機感を持っているので出産・子育ての環境を整備していくだとか。
これ一つとっても、今や日本全国すべての自治体で同じ問題を抱えているわけで、最近では、宮崎県の都城市が「全国どこから移住しても1世帯につき500万円給付」という政策を打ち出して話題を呼びましたが、私の郷里には残念ながらそんなお金は出せないでしょう。
だからといって諦めるわけにはいかないでしょうから、そこはまさに知恵や行動力が必要になるわけで、新しいリーダーはそこが試されることになります。
こんな問題が全国中にあるのに、ジャニーズ問題を延々とやっているメディアの役割って何なんだと思ってしまうわけです。
労働者不足対策としての安易な移民政策には反対だと叫ぶ人がいます。
そういう人たちはアメリカやヨーロッパの国々などで起きている移民絡みの問題をよく引き合いに出します。
でもね、仕事の現場の末端をよくよく見て下さい。
できればそういう仕事を自分自身で経験してみて下さい。
外国人を偏見で見てはいけなくて、日本人以上によく働く人もおり、今はそういった人材をうまく活用している企業はたくさんあります。
どこの企業も生き残りをかけ背に腹は代えられない状況なのです。
私が以前勤めた飲食店では、ベトナム人、ネパール人、中国人などの若手がバリバリ働いて(しかも安い給料で)お店の利益に大きく貢献していました。
今仕事の現場に身を置いて目の前の仕事と真剣に向き合っている人にとっては、ジャニーズ問題以上の大問題が実は自身の仕事の延長に見えているのではないでしょうか。
エンジニアであれば、その技術を取り巻く環境とか将来展望だとか、人材その他資源の問題だとか。
営業であれば、安い海外製品に負けてしまっている市場の動向だとか。
事務職であれば、仕事がAI技術の進歩で奪われてしまっている現状だとか。
それぞれの仕事で何かしらいろんな問題が起きているはずです。
それらの問題は、突き詰めれば、ジャニーズ問題以上に根深く、そして日本社会全体に大きく影響する大問題なのかもしれません。
さて、あなたは今何を問題に感じていますか?
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私たち現役の仕事人が身を置く仕事の現場を見て下さい。
どの業界でもどの職場でも人材不足、かつ今後の人材確保も難しいという暗い状況になっているではありませんか。
日本人の胃袋を満たしてくれる農業や漁業等第一次産業の労働者の実態をよく調べてみて下さい。
以前からよく言われていたことですが、働き手が高齢者ばかりで後を継ぐ若手が少なく廃れていく一方です。
輸出入で何とかするといっても、今回の中国の日本の水産物全面輸入禁止といったような食糧安全保障面での由々しき事態(リスク)が発生した場合、すばやく代替策を講じることはできるのでしょうか。
話変わりますが、今年、私の郷里の小さな町では町長選挙があって新人候補者が町長に選出されました。
その方の手腕に期待したいところではありますが、その方のホームページに書かれていた公約というかスローガンは総花的な内容ばかりでした(まぁ、そういうものかもしれませんが)。
地元の少子化に危機感を持っているので出産・子育ての環境を整備していくだとか。
これ一つとっても、今や日本全国すべての自治体で同じ問題を抱えているわけで、最近では、宮崎県の都城市が「全国どこから移住しても1世帯につき500万円給付」という政策を打ち出して話題を呼びましたが、私の郷里には残念ながらそんなお金は出せないでしょう。
だからといって諦めるわけにはいかないでしょうから、そこはまさに知恵や行動力が必要になるわけで、新しいリーダーはそこが試されることになります。
こんな問題が全国中にあるのに、ジャニーズ問題を延々とやっているメディアの役割って何なんだと思ってしまうわけです。
労働者不足対策としての安易な移民政策には反対だと叫ぶ人がいます。
そういう人たちはアメリカやヨーロッパの国々などで起きている移民絡みの問題をよく引き合いに出します。
でもね、仕事の現場の末端をよくよく見て下さい。
できればそういう仕事を自分自身で経験してみて下さい。
外国人を偏見で見てはいけなくて、日本人以上によく働く人もおり、今はそういった人材をうまく活用している企業はたくさんあります。
どこの企業も生き残りをかけ背に腹は代えられない状況なのです。
私が以前勤めた飲食店では、ベトナム人、ネパール人、中国人などの若手がバリバリ働いて(しかも安い給料で)お店の利益に大きく貢献していました。
今仕事の現場に身を置いて目の前の仕事と真剣に向き合っている人にとっては、ジャニーズ問題以上の大問題が実は自身の仕事の延長に見えているのではないでしょうか。
エンジニアであれば、その技術を取り巻く環境とか将来展望だとか、人材その他資源の問題だとか。
営業であれば、安い海外製品に負けてしまっている市場の動向だとか。
事務職であれば、仕事がAI技術の進歩で奪われてしまっている現状だとか。
それぞれの仕事で何かしらいろんな問題が起きているはずです。
それらの問題は、突き詰めれば、ジャニーズ問題以上に根深く、そして日本社会全体に大きく影響する大問題なのかもしれません。
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yoron at 05:57│Comments(0)│世の中を斬る!