2022年、最後まで気を緩めずしっかり仕事したいものだ優秀な人材の採用は超難しい、現場の現実をよく見てみろ

2022年11月25日

他人の優先順位と自分の優先順位は違うと知れ

六本木ヒルズ
(「これを急ぎで!」と言ったところで、「こっちにとっては急ぎじゃないし」と思われたらそれまで)
仕事でこんな経験をしたことはないでしょうか?
いや、これは仕事に限ったことではないかもしれませんが。
あなたが急を要すると考えた案件を上司に報告し早く承認をもらおうとしたとします。
「課長、この件はかくかくしかじかで早く対応したいと思いますので、なるべく早く検討・承認をお願いいたします」と。
これに対し、上司からは「わかった。検討しておくよ」と返事があったとします。
きっと、あなたは期待するでしょう。
「よし、課長には理解してもらえた。すぐに承認はおりるはず」と。

ところが、すぐには回答がこないどころか、なかなか承認がおりません。
時々、課長に確認をするのだが、課長からは「上や関係部署とも協議しているから結論はしばらく待ってくれ」と言われ続け。
自分から確認をするという行動をとらないかぎり、案件については課長からはなしのつぶて状態。
で、だいぶ時が経ってから、「やっと結論が出たよ。待たせて悪かったな。報告のあった案件は、承認するので進めてくれたまえ」と課長からの言葉。
あなたは、本音では「あんた、事の重要性を理解していないんだろ!。対応に苦労しているこっちの身にもなってみろよ!。こんなに待たせやがって!」と思ったかもしれませんが、そこは宮仕えの身、「課長、承認いただきありがとうございました。それでは進めさせていただきます」などと返すかもしれませんね。


結局のところ、この案件についてあなたは緊急対応案件と考えたのでしょうが、課長にとってはそうでもなかったということです。
ここで課長を無能呼ばわりする前に、もし、あなたが課長の立場になったとして仕事の優先順位というものを考えてみて下さい。
あなたには5人の部下がいたとします。
それぞれの部下は頻繁にあなたに業務報告をしたり案件の承認決裁を求めてきます。
それに加え、あなたの上司からはあなたにいろんな業務命令があり、また他部署からいろんな依頼事項もあります。
同時にすべてに対応することはできないので、あなたは案件や依頼事項に優先順位を付けて順次対応していくしかありません。
そうなると、当然のことながら、相手によってはあなたの対応を遅いと感じる人もいるでしょう。

それはしかたのないことです。
人によってどの案件や依頼事項を優先するかは違いますが、仕事には必ず優先順位を付けるというのは誰でもやることです。
ここでしっかり理解しておくべきことは、「他人の優先順位と自分の優先順位は違う!」ということです。
冒頭の例でもわかる通り、自分にとっては最優先事項でも相手にとってはそうでない場合もあります。
そうなった場合は、相手の対応・行動があなたの期待通りにならないのは当たり前です。
あなたが会社のためと思って仕事を優先しようと相手にお願い事をしたら、相手は異性とのデートを優先したり、家族の介護を優先したりと、そんなことだってあるかもしれません。
これは明らかにお互いの優先順位が違うということです。
対人関係においては、他人の優先順位と自分の優先順位は違うということを理解した上で、自分が優先している事柄をどうやれば相手に優先的に対応してもらえるか、と考えるのもとても大事なことなんですよね。

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yoron at 12:30│Comments(0)仕事人の叫び 

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