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2022年04月10日

想像できる自分のリスクには常に備えを

防災避難グッズ
(あなたが想像しているあなた自身にふりかかりそうなリスクとは何ですか?)
多くの人が毎年健康診断を受けていると思います。
健康診断を受けるのは、事前に自分の身体に異常がないか診断し、異常があれば処置を行うためです。
若い頃は会社が実施する義務的行事に参加するぐらいの感覚でいたのですが、歳を取れば取るほどに、自分の健康上に問題が多くなればなるほどに真剣に受診するようになりました。
私ばかりでなくそういう人は多いのではないでしょうか。
なぜそういう意識の変化があるのかといえば、それはリスクに対する意識が高くなっていくからです。
若い時は多少の病気なら早く回復できる可能性は高いのですが、歳取って体力がなくなると回復力も落ちてきて、それが一層健康不安を増長させるのです。
各自の意識はどうあれ、毎年健康診断を受けられる仕組みがあるのはいいことだと思います。

こういう仕組みがある場合はいいのですが、一人の人間の人生を考えた場合、各自が想像力を働かせて自分のリスクを考え対策を立てていないとどうしようもない事柄はたくさんあります。
もろろん想像を超えたリスクも世の中にはたくさんあります。
現在進行形の最近の出来事でいえば、誰がロシアという国連常任理事国が近隣の主権国家であるウクライナに対し全面攻撃をする事態を想像できたでしょうか。
多くの国々が非難しているにも関わらずいまだに攻撃を続け人間の殺戮を行っている、過去二度にわたる世界大戦の教訓も生かされない現実が目の前にあるのです。
被害を受けている多くのウクライナ人は今の状況を想像すらできなかったのではないでしょうか。


ただ、こういうことが一旦起こると、現実問題として自分にふりかかるリスクを想像し対策を立てることになるでしょう。
4年前に他界した父は常日頃から子供たちにこんなことを言っていました。
「都会で生活できなくなったら実家に帰ってくればいい。我が家は農家なので畑はある。野菜などを植えれば食べていくことぐらいはできるから」と。
父は昭和2年生まれでかつての大戦時を生き延びた人間です。
父が生きた時代は皆んなが貧乏で物資に困っていた環境でした。
だから今の人たち以上に生命力がないと生きていけない時代だったのです。
父は家族を取り巻くいろんな事柄に常にリスクを考えている人でした。

私自身のリスクに対する意識は父に比べたらかなり甘いと思いますが、それでも自分なりに想像できる事柄については対策を立てて実行するようにしています。
将来、さらに歳取って稼ぐ力がなくなっていく状況を想像し、仕事上のノウハウやスキルを増やしてきました。
また、いつ起きるかわかならい自然災害等の対策として、避難グッズ類を詰め込んだリュックサックを準備し、時々中身を点検しながら不足しているものを追加するようにしています。
他には歯科医院に毎月通って定期的に歯のメンテナンスをしてもらっています。
そして、今後の老後対策として、近所に住む一人暮らしの弟との間で、数年以内には共同生活に移行してお互いの老々介護体制をつくろうと話し合っています。
まぁ、できるところからやっているという感じではありますが、あなたはどんな備えをしていますか?

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yoron at 06:38│Comments(0)世の中を斬る! 

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