2018年07月22日
同じ“疲れ”でも、「心地良い疲れ」と「心地悪い疲れ」ってあるんだよね
(疲労には二種類の疲労がある)
仕事が終わると、「あー、疲れた〜」と疲労感を感じる人は多いと思いますが、その疲労感を「心地良く」感じる時と「心地悪く」感じる時があるのではないでしょうか。
私にもありますが、その違いはどこからくるのか、、、
現在私は料理人という仕事に就いていますが、仕事は肉体労働で毎日ハードなので終わるとドッと疲れが出ます。
でも終わった時、自宅に帰り着いた時にはその疲労には心地良さを感じます。
どうしてだろうと考えてみると、おそらく次のようなこと等があるからなんだろうなと。
・好きな仕事をしている(→やりがいを感じている)。
・やるべき仕事(達成目標)がはっきりしている。
・仕事の成果や評価がわかりやすく自分が納得できる。
・自分の成長の状況が具体的にわかる。
・仕事は厳しいがすべて自分のためになる。
・無理をし過ぎていない。
・人間関係がドロドロしていない。
これに対し、料理人になる前の仕事(事務職)の時は、心地悪い疲労感があることがしばしばありました。
それは上記であげたこととは逆のこと等があったからなんだろうなと。
・好きでもない仕事をしている(→やりがいを感じない)。
・やるべき仕事(達成目標)がはっきりしていない。
・仕事の成果や評価がわかりにくく自分が納得できていない。
・自分の成長の状況がわからない。
・仕事は厳しいが自分のためになっていない。
・無理をし過ぎている。
・人間関係がドロドロしている。
特に、「今日の仕事は本当に不毛だったなぁ」と思えてくると、仕事が終わっても自宅に帰り着いても心が晴れず、結果的に疲労が心地悪いものになりました。
かつて会社の正社員で働いていた頃、仕事帰りに一人で、あるいは気の合う同僚とよく飲みに行っていましたが、飲む前の気分としては、仕事の終わり方が気持ち良かったので打ち上げの意味を兼ねて飲みたかったというのと、逆に、何ともいえないもやもや感というか不快感が残り気晴らしの意味を兼ねて飲みたかったという両方がありました。
よく飲みに行く人なら、この気持ちをわかっていただけるのではないでしょうか。
ただ一つたしかなことは、多くの仕事人は、どうせ疲れるを感じるなら、「心地良い疲れ」を感じたいでしょうし、どうせお酒を飲むならその日の仕事の充実感を感じながら気持ちよく飲みたいはずです。
さて、最近のあなたは、仕事が終わった時、自宅に帰り着いた時、どちらの疲労を感じることが多いですか?
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yoron at 08:06│Comments(0)│仕事人の叫び