思いの強さと覚悟がなければ修行働きはできないお酒を控えるようになって改めてわかったこと

2015年06月30日

20代、30代は激務の環境ぐらいがちょうどいい、後の人生に役立つから

「年取って後悔したくないから、あまり仕事にウェイトを掛け過ぎないで私生活も充実させたい」とか、「無理して体を壊しても自分が損するだけなので仕事はほどほどにしたい」などと口にする若い人がいますが、気持ちはわからないでもないけど、私に言わせてもらえば、「そんな考えで仕事をしていたら、あなたの将来は厳しいですよ」ということでしょうか。
20数年の仕事人経験を踏まえつつ言うと、、、
若い頃に一生懸命仕事を頑張った経験がないと、40代、50代といった世代になった時に仕事ができない人間になり、辛い仕事人人生を送ることになります。
健康が大事であることは言うまでもありませんが、若い頃はかなり無茶をしてもそう簡単には体は壊れません。
もともと体が弱いとか持病があるという人は別ですが、人間の体はけっこう頑丈にできているものです。

仕事が激務だと嫌になるということはあります。
私自身、20代、30代の頃に激務の環境を何度も経験しましたが、正直なところ、当時は、「あー、こんな仕事ばかりの人生でいいのだろうか」、「他の人たちは仕事はほどほどにして私生活を楽しんでいる。まったく不公平だ」と思うことがしばしばありました。
会社が残業規制を実施し定時帰りが続いた時は、「やったー、これで充実した人生が送れる」と小躍りしたものです。
といっても、残業がなくなって浮いた時間は仕事帰りに同僚と飲みに行く機会が増えただけで、これが果たして充実した時間の過ごし方だったかどうか疑問なわけですが。

しかし、今振り返ってみると、今私が仕事人としてやっていけているのは、若い頃に激務を経験したおかげなんです。
仕事ではしばしばいろんな困難にぶつかりますが、それを乗り越えられるのは、若い頃の激務の環境を思い浮かべ、「あの頃はもっと大変な状況だったではないか。あの頃に比べたら今目の前にある困難は大したことはない」という思いが自分の中にわいてくるからです。
「こんな大変な仕事、私にはできない」だの、「アホらしくて、こんな仕事なんてやってられないね」といったことを口にする中高年の方を見る度に、「この人は若い頃大した仕事をしていないんだろうな」、「若い頃に苦労した経験がないんだな」と思ってしまいます。
人間、困難な局面に直面した時は逃げない姿勢が大事ですが、そういう姿勢は激務の経験によって培われます。
だから、20代、30代の若い人たちには言いたいんです。
「今は激務の環境ぐらいがちょうどいい、後の人生に役立つから」と。

この記事に共感いただけましたら、以下アイコンのクリックお願いします。
人気ブログランキングへ<br><br clear=
このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
思いの強さと覚悟がなければ修行働きはできないお酒を控えるようになって改めてわかったこと