2012年06月24日
与論島を離れ大都会東京を目指した時、何を思っていたのだろう
昨日6月23日(土)、東京の「グランドプリンスホテル新高輪」において、昭和39年・40年生まれの与論中学校卒業生による同窓会『クントゥグンジュ in 東京』が盛大に開催されました。
“クントゥグンジュ”というのは与論島の方言で、「今度50歳を迎える」という意味で、50歳を迎えるにあたってそれを祝うというのがこのイベントの趣旨です。
会の模様はこちらのブログ記事で。
懐かしい仲間たちとの再会は話しが尽きず大いに盛り上がり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
一夜明けて、昨日の楽しかったひとときを思い出しながら、ふと思ったことがありました。
中学卒業から30年の歳月を経てみると、人というものはいろんな経験をしながら時とともに変わっていくもんだなぁと。
腕一本で勝負したいと職人の道を目指した人が勤め人の道を歩んでいたり、子育てに苦労しながら日々を生きている人がいたり、雇われの身をやめ自分の好きなことをしながら暮らしている人がいたり。
今、改めて思い返します。
与論島を離れ大都会東京を目指した時、私は何を思っていたのだろうと。
大学で学ぶという目の前の目的はあったものの、その先に何を見ていたのだろうと。
田舎にはない都会の刺激、可能性を感じさせる何か、そんな漠然としたものが脳裏にあったのだろうと思います。
ある友人が言いました。
「子供を教育するのはやっぱり東京がいい。田舎にはいい学校へ進学させる環境がない。学校がその後の進路に大きく影響することを考えれば、田舎の良さよりも東京の良さをとってしまう」と。
この年齢になると田舎の良さに気付くことも多いのですが、この友人の言葉の意味もよくわかります。
今回のイベントと同趣旨のイベントが、今度は還暦(60歳)を迎える時にあります。
その時、私はどんな人間になっていて、どんなことを思っているのだろうか。
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