2024年05月05日

経験して得た自信の積み重ねが人生を切り拓く

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(経験できるチャンスがあったら臆せずに挑戦すべし!)
私は現在59歳(来月60歳を迎える)で現役仕事人ですが、これまでの仕事人人生を振り返ってつくづく思うのは、いろんな仕事を経験して得た自信の積み重ねが自分の仕事人人生を切り拓くのに大いに役立っているということです。
経験した仕事には簡単なものから難しいものまでありましたが、どちらの経験も役立っている実感があります。
例えば、20代の頃、倉庫内の作業で袋を一枚一枚数えて集計し在庫を管理するというのを数日かけて一人でやったことがありますが、たしか、最大で20,000枚以上あったような記憶があります。

付加価値の低い単純作業ではありましたが、誰の手も借りず一人でやり切ったことが自信になり、以来、単純作業で時間がかかりそうな案件の依頼に対しては二つ返事で引き受けられるようになりました。
仕事を選り好みして損得ばかり考える人なら避けたがる仕事でも、私だったら引き受けてくれるというのでよく同様の仕事の依頼をされることがあり、それを積み重ねた結果、そういった仕事についてはこなす自信が持てるようになりました。
同時に、数をこなすうちに自分でも仕事の付加価値について考えるようになっていたので、仕事をいかに効率的に遂行するかという考え方も身につけることができました。
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2024年05月04日

【人生観】他人の目なんてどうでもいい、自分が充実していれば

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(自分が生きたいように生きていますか?)
私のGW休暇は、前半の4/27〜4/29の三連休が終わり、後半の5/3〜5/6の四連休に入っています。
今日は連休二日目で、今朝は平日同様午前4時半に起きました。
今より若かった頃(40代頃まで)は、こんな時間に目覚めると間違いなく二度寝したものですが、今は習慣で早起きするのに慣れてしまったのと、すがすがしい朝の時間帯を寝て過ごすのはもったいないという気がしてしまいます。
そんなわけで、午前5時半過ぎ現在、いつもの休日のようにコーヒーを飲みながら、このようにブログの記事を書いております。

前半の休暇はダラダラと過ごしましたが、たぶん、後半の休暇の過ごし方も同様かと思います。
SNSを見ていると、多くの友人や知人たちがいろんな予定を立てて充実したGW休暇を過ごしている様子が伺えますが、来月還暦を迎える私は、「他人は他人、自分は自分のスタイルでよし。自分が充実していれば、他人の目なんでどうでもいい」という心境です。
そんな私も、40代までは他人の目を気にする人間でした。
だから、例えば、実際は長期休暇をダラダラ過ごしていても、他人にも見えるネット上の公開書き込みでは計画的な過ごし方をしているような内容にしたり、キャリアアップのための勉強に励んでいるみたいなことを書いていました。
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2024年05月03日

50歳を超えたら、なるべくストレスの溜まらない仕事を

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(過度なストレスで押し潰されそうになっていませんか?)
仕事人にとって“ストレス”はつきものです。
これはもうしかたのないことです。
ただ、ストレスを溜め過ぎ、発散がうまくできないと精神的にまいってしまうことがあるので要注意です。
多くの仕事人は自分なりの発散法を持ってストレスとうまく付き合いながら仕事を続けているのだと思いますが、中にはそれができなくてうつ病などの精神疾患にかかってしまう人もいます。
かつて、新橋のある居酒屋のカウンターで一人で飲んでいた時、向かいの席で一人で飲んでいたサラリーマン風の男性が、ぶつぶつ独り言をつぶやいている光景を目撃したことがありました。
想像ですが、おそらく精神的に病んでいたのかもしれません。

私自身、うつ病にこそならなかったものの、仕事上のストレスも要因の一つとなって大病を患ったことがあります。
だからこそ、ストレスが溜まる仕事は健康に良くないと日頃から思っています。
現在就いている仕事は、幸いなことにあまりストレスが溜まりません。
かつて正社員の勤め人だった頃に比べると雲泥の差があります。
まずもって、パートタイム労働者なので職場の人間関係はそれほど結び付きが強くなく、お互いに出世競争みたいなのもないのでプレッシャーを感じません。
そして、仕事は決められた時間だけ働き、その日の仕事が終われば「終わったー!」という解放感に浸れるので気分が楽です。

正社員の頃は、職場の人間関係の悩み、仕事の悩み等が切れ目なく続いていました。
仕事で溜まったストレスは仕事帰りに飲みに行って発散していたつもりですが、それは単に一時的なものにすぎず、根本的な解決策にはなりませんでした。
冒頭で、仕事人にとってストレスはつきものと言いましたが、現在59歳の私が最近つくづく思うのは、歳を取れば取るほどストレスは溜めないほうがいいなということです。
特に、50歳以上の高齢労働者の域になったら、先の仕事人人生も短いわけだし、できることなら、なるべくストレスが溜まらず、マイペースで楽しめるぐらいの仕事に就いたほうがいいのではないかと思ったりもします。
「それができるんだったら苦労はしないわい!」といった声も聞こえてきそうですが、まぁ、これは私の個人的な考えということで。
あなたの今の仕事上のストレスはどんな感じですか?

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2024年04月29日

まったく未経験の仕事に就き衝撃を受けるのもいいものだ

55歳以上の仕事探し
(仕事で衝撃を受けた出来事を経験したことはありますか?)
私が現在の飲食の仕事に就いたのはかれこれ10年前、50歳を目前にした頃でした。
まったく未経験の仕事だったので、最初は基礎の基礎から勉強するために調理専門学校の夜間部に入学し、同時に、勉強したことを実践を通して実務力に結びつけるため、日中はパートタイムで飲食の仕事に就きました。
仕事は当然のことながら初めてのことばかりだったので驚きというか新鮮な感じでしたが、一番衝撃を受けたのは、上司や周囲の同僚たちの言動でした。

飲食の仕事に就く前は、新卒で入社した大手メーカーを出発点として4回転職しましたが、業界はいろいろ変わったものの、基本的には事務系の職種でした。
約20年以上その仕事を経験してきたわけですけど、同じような仕事の延長だったせいか、「まぁ、勤め人人生はこんなものか」とどこの職場で働いても思ったものでした。
なぜなら、人間関係の悩みや仕事上の問題とか悩みもそれぞれの組織において似たようなものだったからです。
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2024年04月28日

“かつて”に戻ろうとするな、見つめるべきは、“今”と“これから”

iPhone 6s(1)
(過去の栄光に囚われていませんか?)
YAHOO!ニュースによれば、全国1,700強の市区町村のうち、約30%近くの自治体には書店がないのだとか。
こんなニュースを聞くと何となく衝撃的なイメージもありますが、私自身はまったく驚きません。
なぜなら、私は現在東京都北区に住んでいるのですが、区内で最大の繁華街においてもそこそこ大きな書店は一軒しかありません。
以前、駅前にチェーンの書店があったのですが、閉店し跡には100円ショップが入りました。
要するに、もはや紙文化の象徴でもある書店ビジネスは儲からないです。

これは、自分自身のこと、また身近で起きていることを考えてみると自然な流れだとわかります。
私が若かった頃(20代とか30代の頃)はスマホがそれほど普及していなかったので、勉強でも娯楽でも本を手に取ることがよくありました。
だから、当時は自宅の大きな書棚にはたくさんの本が並んでいたし、書棚に入り切れない本もたくさんあったので段ボール箱に収納していたほどです。
それが、ネットにはまってネット上でいろんなことをするようになって以来、読書量はかなり減りました。
そして、現在は本を読むことはほとんどなく、所有していた本は邪魔なので多くを捨てました。
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2024年04月27日

中途半端な力を過信してはいけない、なぜなら

アジのさばき
(仕事人よ、自分の力を過信することなかれ!)
飲食の仕事に就いて約10年、今、かつて勤めた銀座の日本料理店で働いていた頃に仕えた料理長の言葉を思い出します。
彼は私との会話の中でこんなことを言ったのです。
「料理人というのは、10年経った頃から成長する人としない人の差が出るもんだ。成長する人は、それまで身につけたノウハウやスキルを土台にして、さらに高い目標を設定し日々創意工夫しながら努力を続ける。一方、成長しない人は、それまで身につけたノウハウやスキルで多くのことができてしまうので満足してしまい、そして自分の力を過信して努力をやめてしまうのだ」と。

今の自分自身について考えてみると、たしかにこの指摘は当たっているなと思います。
4月21日付の記事で、職場の責任者が緊急入院〜療養生活のため私が業務を代行しているという話をしましたが、業務はしっかり遂行して目的を達成できているので、我ながら自分の力は大したものだと思い込んでいるところがあります。
しかし、一方で、よく考えてみると、今の仕事は、これまでの仕事を通して身につけたノウハウやスキルがあればこなせてしまう程度のもので、私にとってそれほど難易度は高くなく、それゆえ、日々の仕事を目標もなく淡々とこなしているだけの自分に気付きます。
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2024年04月21日

「成長できるチャンス!」と思える仕事が回ってきたら積極的に取り組もう!

3_Crossover21勉強会
(成長できるチャンスなのに消極的な姿勢になっていませんか?)
以前の記事で、年初から職場の責任者が緊急入院〜療養生活のため私が業務を代行しているという話をしましたが、その状況は現在も続いており、もうすぐ丸4ヶ月が経とうとしています。
不測の事態だったので業務引き継ぎなどというのは一切なかったわけですけど、私はこれまでの飲食業経験で“他人の仕事は見て盗むもの”という感覚が身についていたので、日頃から責任者の動きを観察していたということもあり業務を回すのにほとんど支障を感じませんでした。
責任者には申し訳ないのですが、ある程度長期にわたって業務を経験したおかげで、自分自身が成長する上で役立つさらなるノウハウとスキルを身につけることができたと思っています。

組織で長く働いてきた経験から実感しているのですが、上司やベテランのスタッフがいなくなり、その人たちが担当していた仕事が自分に回ってきた時というのは、一時的に負荷になっても確実に自分の成長に役立つ経験ができるものです。
特に組織が大きければ大きいほど仕事が細分化されていて担当者制になっているので、いろんな仕事を経験したくてもチャンスがなかなか巡ってこないという状況があります。
だから、誰かが辞めたり、担当者が何らかの事情で不在になった時にその人たちの仕事を一時的にでもやれるチャンスがあるなら、「これ以上仕事を増やしたくないなぁ」と逃げ腰にならないで(この気持ちはよくわかりますけどね)、積極的に引き受けて取り組むほうが後の仕事人人生にとってはプラスになります。

私はもうすぐ還暦を迎え60代に突入する世代ですが、今回の経験を通して得られたノウハウやスキルは今後の仕事人人生(まだまだ続ける気なので)に必ず役立つと確信しています。
今にして思うと、若い頃は新しい仕事を積極的に引き受け、そしてその仕事に積極的に取り組む姿勢が欠けていたような気がします。
若い頃は何ていうんでしょう、もっと遊びたいとか、仕事以外の自由時間がもっと欲しいとか、そんな感じだったのかなと。
まぁ、過去は過去として、今ならば、若い人たちには、“「成長できるチャンス!」と思える仕事が回ってきたら積極的に取り組もう!”とアドバイスしたいですね。

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2024年04月20日

経営者と従業員間のコミュニケーション問題、最悪なのは“笛吹けど踊らず”状態

高島屋タイムズスクエアから見た新宿の風景1
(組織運営って本当に難しいものだ)
どんな企業、組織においても、もっとも難しい課題は「経営者と従業員間のコミュニケーション」ではないかと思います。
私は現在59歳で、これまでの転職は10数回、いろんな業界、いろんな規模の会社、いろんな仕事、いろんな雇用形態を経験してきました。
そんな自分自身の経験も踏まえて、この課題はどこでにもあるんだなとつくづく思っています。
そして、この課題をうまく解決できている企業や組織は発展し、逆にうまく解決できていない企業や組織は発展しないか衰退傾向があると感じています。

私は現在非正規雇用の従業員として組織の末端で働いています。
正社員の中には「お前のような(立場の)人間は我が社の経営方針について理解する必要などない。指示命令されたことに黙って従っていればいいんだ」と考える人もいるかもしれませんが(そういう社員がいないことを願うのではありますが)、ただ、もしそういう正社員が多く現場の末端まで経営方針が徹底されない会社なのであれば、私に言わせりゃ「もうこの会社(組織)は終わっているな」と。
私は、これまでの職務経歴において経営者の間近で仕事をしてきた経験が何度かありますが、経営者というのは経営方針が組織の隅々(末端)まで周知徹底されることを心から望んでいるものなんです。
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2024年04月14日

人間なら誰でも直面する、老い、死

老後の人生
(嗚呼、迫りくる“老い”と“死”)
私は現在59歳、今年の6月に誕生日を迎えれば還暦となり、いよいよ60代に突入します。
かつての日本社会なら、60代になったらそれこそ“老人”という感じだったのかもしれません。
60歳定年制をとっている会社も多く、定年後は老後生活というイメージもあったでしょうし。
しかし、今は定年年齢を延ばしている会社も多く、国も法律を改正して就労期間を長くしています。
身の周りを見ても、今どきの60代というのは元気な人が多いという印象があります。
日本経済を活性化させる観点から考えると、60代の人にはまだまだ現役で頑張ってほしいものです。
もちろん、私自身も頑張るつもりです。

ただ、60代ともなると、多くの人は老いについての自覚はあるでしょうし、また、死についても意識するでしょう。
体のあちこちにガタがきているのを感じ、病院に行く機会が増えてきたら否が応でも老いや死をより強く意識するはずです。
それに伴いいろんな心配事が増えてくると、今のうちからいろんな準備をしておかなくっちゃと考えることも増えると思います。
私は現在独身一人暮らしなので、身近に住んでいる独身一人暮らしの弟との共同生活をしようかと二人で話し合っているところです。

人間、例外なく誰にでも平等にやってくるのがこの“老い”と“死”。
どういう時にそれを強く意識するか、いつから諸々の準備をするのか、といったことは人それぞれでしょうが、私自身は60代になったら自分の死に備えていろんな準備に取り掛かっておこうと思っています。
お金もそんなに持っているわけではないので、とにかく体や頭が動き働き続けることが可能なかぎりは働きたいですね。
あなたは今、どんな思いを持ちながら仕事人人生を送っていますか?

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2024年04月13日

他人の言葉を鵜呑みにするな、自分で現場・現物・現実を確認する努力を!

トヨタ式
(あなたが言っていること、それは本当ですか?。その情報はどこから?)
私の仕事人デビューは、自動車業界でした。
勤務先は部品を作っている会社でしたけど、カーメーカーの企業体質の影響が強かったせいもあり、新人時代からずっと、“現場・現物・現実”(三現主義)の重要性について教え込まれてきました。
加えて言うと、普段の仕事においては、“5S”(整理・整頓・清掃・清潔・躾)についても叩き込まれました。
このことが私の仕事人人生に与えた影響はかなり大きく、今振り返ってみると、仕事人として成長する上でいい影響を受けたなとつくづく思っています。

どういう時にそれを感じるかといえば、普段、ネットや他人との会話などからいろんな情報を得ることが多いのですが、私はすぐにそれを鵜呑みにすることはなく、できる範囲においては自分で現場・現物・現実を確認してからその情報の価値や真偽を自分自身の頭で考え判断しています。
そうすると、私は他人とは違う視点を持っていることにしばしば気付きます。
例えば、総理大臣がこんなことを言ったというニュースをメディアが報じた場合、メディアは自社の視点から総理大臣の発した言葉の一部を切り取りそれに自社の見方を付けますが、総理大臣が話したすべての内容を動画などで確認できると自分の視点でそれを理解することができます。
受け止め方は人それぞれでしょうが、大事なのは、他人の言葉を鵜呑みにしないで、あくまでも自分の視点を持って自分なりに理解することです。
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2024年04月06日

経営側の考えと現場側の考えが違うことはしばしばあるものだ

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(仕事は、現場視点も大事なれど経営視点も大事)
私の現在の仕事は今月(4月)になってから忙しくなりました。
年間を通じて一番忙しい時期です。
一現場担当者としては新たにスタッフを増やしてほしいぐらいです。
その一方で、今月から仕事で使う商品類の仕入れコストが大幅に上昇し、利益面でのマイナス圧力が強まっています。
こうなると、当然のことながら、経営側の視点でいえばコスト削減に焦点が当たることになります。
そして、人件費以外の仕入れや備品等のコスト削減に限界を感じたら、次はいよいよ人件費に着手となります。

人件費削減というのは、どこの業界でもどこの企業でもセンシティブな問題なので、手をつけやすいところから順次やっていくのがふつうです。
例えば、まずは残業代を削減し、影響の少ない手当類を削減し、正社員以外の非正規雇用のパートやアルバイトスタッフを削減し、といった感じ。
私の場合は、非正規雇用のパートスタッフなので削減対象になりやすい立場です。
で、現在の仕事ではどういう対応をしているかといえば、仕事の繁閑に応じてスタッフ(非正規雇用)の勤務時間を減らすということをやっています。
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2024年03月31日

終わったあなたに関心を持つ人は少ない、すぐ次を目指せ

映画『RAILWAYS』
(既に過去になったことをしみじみ思い続けている場合じゃありませんよ!)
3月31日、3月も今日で終わり、明日からは多くの会社、組織で新年度が始まります。
同じ仕事(仕事先)が続く人は気持ちに少し変化があるぐらいでしょうが、今月いっぱいで退職する人とか、人事異動でまったく違う仕事に就く人にとっては、気持ちに大きな変化があるでしょうし、いろんな思いも交錯するでしょう。
ただ、私の経験上言っておきたいのは、あなたが仕事を辞めたら、人事異動で他の仕事に就いたら、周囲の人たちの記憶の中からあなたのことはどんどん消えていくということです。
当のあなた自身は、長年関わってきた仕事には愛着があるのでいつまでも思い続けていたり、一緒に仕事をしてきた同僚たちに対する仲間意識でそれぞれの同僚を忘れ難いものがあるかもしれませんが、会社(組織)側や同僚たちは、辞める(離れる)あなたのことについては関心を持たなくなります。

それは当然のことです。
なぜならば、あなたは辞めた(離れた)時点で既に戦力外なのですから、他の人からすればあなたに関わっている時間などないのです。
辞めた後に、私的時間がたっぷり持てたあなたが、元勤務先の同僚たちと久しぶりに飲みたいと思って声を掛けてみたところで、相手が仕事等で忙しければ、当時どんな関係であったにしても断られる確率が高いでしょう。
以前にも言いましたが、会社(組織)の人間関係は利害関係が絡みます。
だから、今や仕事で関わりのないあなたは、相手からすれば付き合うメリットは何もないのです。
一緒に飲んで昔話に花を咲かせるのは、あなたは楽しいかもしれませんが、相手にとっては無駄な時間でしかないのです。

逆の立場になってみれば、あなた自身もこのことがよくわかるはずですし、おそらく、過去にそのことを経験していると思います。
そういう現実をわかっているのなら、自分が今の仕事を辞めたり、他の仕事に就く時にやることはただ一つです。
過去とはさっさと決別し(気持ちを切り替え)、次の目標に向かって突き進むことです。
できることなら、仕事を辞めるまでに、他の仕事に就く前に、次の目標に対する情報収集やその他の準備を着々と進めておいたほうがいいでしょう。
退職日にたくさんの花束をもらい、たくさんの慰労の言葉をもらったところで、それらはすべてすぐに枯れてしまうし、ほとんどの言葉は社交辞令に過ぎません。
幸いなことに、私はこれまで10数回も転職しているので気持ちの切り替えが早くできます。
さてさて、あなたはいかがですか?

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2024年03月30日

仕事に対する“常識”って人によって違うよね

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(あなたの常識は他人の非常識なのさ)
私が飲食の仕事に就いてかれこれ10年ほどが経ち、これまで、日本料理店、高級居酒屋、焼肉店、焼鳥店、社員食堂、学校給食、学生寮食堂、工事現場でのまかない食調理、等いろんな仕事先を経験してきました。
この経験のおかげで、現在の仕事(学生専用マンションの食堂での調理補助)はかなりスムーズにこなせています。
しかし、同じ職務(調理補助)に就いている他のスタッフを見ると私のレベルで仕事ができる人はいません。

中には、長年の専業主婦生活を経てほぼ初めての仕事経験という人もいて、「えっ、仕事人として常識のようなこんなことさえできないの!?」というレベルの人さえいます。
仕事のスピードが遅いとか、効率的な仕事ができないとか、そのレベルではなく、自分が担当している仕事の目的や自分がやるべきことがわかっていない状態で職場にいるという感じなのです。
だから、その人は上司はじめ誰かに細かく指示を受けないと動けないし、動かないのです。
例えば、飲食の仕事に就いてそこそこ経験のある人であれば、職場や仕事で使うものが汚れていたらきれいにするのは常識です。
でも、その常識をもったく持っていない人は、そもそも汚れを汚れと認識できないのできれいにするという次の行動もとれないわけです。
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2024年03月24日

時給で働く非正規労働者の辛いところは

給与明細
(自分が実際に非正規労働者をやってみると現実がよくわかる)
私は、現在非正規労働者の立場で飲食関係の仕事をしています。
現在の仕事先は勤め出して5年目になりますが、上司からはそれなりに仕事ぶりを評価してもらっています。
ただ、給料は時給制であり、入社以来時給がアップしたのは1回のみで金額は20円でした。
大企業の賃金アップが数万円で妥結したなどというニュースを聞くと、やはり、正規労働者と非正規労働者の間にはかなりの格差があるよなと現実の厳しさを実感します。
私もかつては大企業の正社員として働いたこともあるので実情はそれなりに知ってはいるわけですけども。

ところで、先程、上司から仕事ぶりを評価してもらっていると言いましたが、現場の上司は一存で時給を上げるわけにはいかないので、どうしているかといえば、私の労働時間を意図的に長くすることで私の収入を増やすようにしています。
つまり、全体の仕事量に対し私が担当する仕事時間が長いということです。
とはいえ、時給制だから大した金額にはなりませんけどね。
それはそれで収入増という面では嬉しい反面、長時間労働になるので精神的、肉体的にきつくなります。
若い頃なら体力があったので何とかなったかもしれませんが、今年還暦を迎える身としてはなかなかしんどいですね。
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2024年03月23日

仕事人よ、いろんな環境を経験してたくましくなれ!

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(初々しく仕事人デビューをする若い人たちに期待したいこと!)
時の流れというのは本当に早いもので、3月もあと一週間で終わりです。
3月は、年度の終了だったり、人事異動や卒業の時期だったりと節目の月でもあります。
仕事人の皆さん、あなたにとって今年度はどんな1年でしたか?
来年度を迎える心構え、準備はできていますか?
4月になったら、職場に新人が入ってくる会社、組織も多いと思います。
私の仕事先である学生専用マンションには、大学等への進学で地方から上京してくる学生さん、また海外から日本の大学に留学する学生さんがたくさん入居してくる予定です。

ところで、学校を卒業し、来月から仕事に就いて社会人としてのスタートを切る若い人たちは、今頃期待と不安の両方が入り混じった気持ちで時を過ごしているのではないでしょうか。
今年還暦に到達する私も、40年近く前の自分自身を振り返ってみると同じ気持ちでした。
長年仕事人をやっている人が同じようなことをよく言いますが、人生の時間が過ぎていくのは早いものです。
スタート地点では皆んなが平等でも、その後の仕事人人生の経験のし方によってそれぞれの格差が広がっていきます。
大企業に入社しようが、中小零細企業に入社しようが、正社員であろうが、非正規雇用であろうが、本人の思いと行動で自分なりの道を進んでいくことができます。
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2024年03月22日

とにかく目の前の仕事を頑張ること、それが仕事人の本分だ

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(一旦仕事に取り掛かったら、その仕事に集中すべきだ)
目の前の仕事に没頭していたり、目の前の仕事に追われていると、こんなことを言う他人がいるかもしれません。
「目の前の仕事だけでなく、もっと他のことにも関心を持って視野を広げたほうがいいよ」と。
これは一見もっともらしく、説得力があるように思えますが、私のこれまでの人生経験も踏まえて言わせてもらうと(私の考え方が絶対正しいというわけではありませんが)、仕事人なら、まずは、とにかく目の前の仕事を頑張って成果を出すことに集中すべきです。
それでこそ、その人はこの分野の専門家だと見なされ他人に頼られるようになるのです。

私は、毎朝の日課として、ネットでヤフーが提供するニュース一覧にざっと目を通していますが、それは視野を広げるためというより、世間のニュースをいちおう情報として知っておきたいというレベルのものです。
正直言って、それらのニュースに関心を持って深掘りしてみたところで、自分の目の前の仕事に直接関係するような事柄でないかぎり、それによって得た知識は将来においてもあまり役立たないでしょう。
昨今のニュースとして、例えば、自民党安倍派の裏金問題、日経平均株価の過去最高4万円超え、JAXAのH3ロケット試験機2号機の打上げ成功等々ありますが、これらの出来事はあなたが現在関わっている仕事に何か影響しますか?
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2024年03月20日

人間関係は、相手に“有益”と思われたら勝ち、“有害”と思われたら負け

【クントゥグンジュ】全体風景1
(あなたの人間関係、うまくいっていますか?)
人間関係というのはなかなか難しいもので、これで悩む人は世の中にたくさんいるでしょう。
身近なところでは、自分が生まれた時から始まる家族間での人間関係、親族間での人間関係、学校に入ったら学校生活での人間関係、仕事に就いたら仕事上の人間関係、住んでいる地域での人間関係、活動に参加している趣味や所属団体での人間関係など、私たちを取り巻く人間関係は多岐にわたります。
誰でもが自分が関わる人間関係は良好であってほしいと願うものでしょうが、何せ、人間関係というのは相手があることなので相手次第で良好な関係が築けることもあるし、逆に築けないこともあります。

良好な人間関係を築くにおいては、例えば、相手が助けを求めてきたら可能なかぎり助けてあげるとか、自分がされて嫌なことは相手にもしないとか、相手がやろうとしていることを邪魔しないとか、いろいろポイントがあるでしょうが、私が思うに、相手と良好な関係を構築する上で一番重要なことは、相手に自分が有益な人物であると思われること、かなと。
相手が「この人と付き合ったら得をする(将来役に立ちそうだ)」と思うならこれはしめたものです。
逆に言えば、相手に自分が有害な人物であると思われてしまったら終わりだということです。
「いや、私はあなたにとって有益な人物ですよ!」といくら自己主張してみたところで、人間関係では相手の心象(相手がどう思うか)のほうが大事なんです。
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2024年03月17日

名刺はたんなる情報だと思え

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(名刺に囚われてしまっていませんか?)
組織に長く所属し、肩書なんかついてしまうと、それが仕事人としての自分の実力だと勘違いする人がいます。
特に、大きな組織であればあるほど、肩書が高ければ高いほど、それを受け取った相手がへりくだった態度を見せることもあるので、そうすると何だか自分のほうが上のような気になってしまうというのはよくありがちです。
TVドラマのシーンではありませんが、高級クラブのママなんかが「すごいところにお勤めなんですね!」などとお世辞の一つも言おうものなら、クラブ素人のサラリーマンなんざぁ舞い上がってしまうことでしょう(笑)。

こういう生き方で定年まで勤めた人の中には、プライドだけはずっと高いままで、再びどこかの組織に属し、何かしらの偉そうな肩書きを欲しがったりします。
そして、その組織、その肩書きが印字された名刺を持ちたがります。
実は私もかつてはそんなタイプの人間でした。
若い頃、大企業を退職して無職生活をしていた時、他人に会う際に一個人として対面する覚悟がなく、適当な名刺を作って持ち歩いていたことがあります。
相手が名刺を差し出した時にこちらが名刺を出せないことを恥ずかしく感じていたからです。
それだけ組織の看板というのは個人の生き方に影響を与えていたんでしょうね。
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2024年03月16日

身近にフォロー力のある人がいるかいないかは仕事の成果に影響する

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(あなたの身近にはフォロー力のある人はいますか?)
私はどちらかいえば一人で仕事をするのを好むタイプですが、仕事をする上では、特に組織においては誰かの力を借りないと仕事を完遂できないし、成果も出せません。
これは私にかぎらず、個人技で勝負している職人のような仕事人だっていえることです。
つまり、人は一人だけでは仕事ができないということです。
で、仕事をするからには、誰だっていい仕事をしていい成果を出したいと思うでしょう。
そして、仕事の成果が誰かの役に立ち、誰かに認められ評価されて賞賛でもされようものなら、仕事人冥利に尽きると感じ嬉しいものです。

そこでポイントになるのが(いい仕事をしていい成果を出すにおいて)、身近にフォロー力のある人がいるかいないかということです。
これは仕事人としてのこれまでの経験も踏まえて言うのですが、身近にフォロー力のある人がいるかいないかは仕事の成果に大きく影響します。
ざっくりとした言い方になってしまいますが、フォロー力のある人が身近にいれば、いい仕事ができいい成果も出せますが、逆にフォロー力のない人しか身近にいない場合は、いい仕事ができず思ったほどの成果をあげられない場合が多いような気がします。
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2024年03月10日

他人が勝手に与えた情報は99.9%役に立たない

自宅の机
(本当に欲しい情報は、他人を期待して待っていてはいけない!)
SNSで私がいろんな投稿をすると、「この人にはこんな情報が役立つかも」と思ったのか、コメントで何かしらの情報を提供する人がいます。
しかし、残念ながらそれらのほとんどは私にとっては役立ちません。
そもそも、SNSのような多数の人が見れる場所に、こう言っては言い方が悪いかもしれませんが本当に真面目な投稿はしないものです。
おそらく、多くの人はネタ程度に投稿しているのではないでしょうか。
自分の仕事に直接影響する(大きく影響する)ような内容の投稿はしないはずです。

仕事関連ではなくても、例えば、自分が何かの重い病気にかかっていたとして、自分の病気についてSNSで詳しく書いて治療に関するアドバイスやら情報を求める人がいるでしょうか。
そういう人がいないとは言い切れませんが、私だったら、まずは自分が行った病院の主治医に相談すると思います。
主治医は自分の手に負えないと思えば他の病院や専門医を紹介するはずです。
まずはそういうステップを踏みます。
それでもどうしてもダメな場合の時に、それこそ藁をもつかむ思いでネットを使って情報収集したりするかもしれませんけどね。
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