2024年08月12日
自分の仕事人人生の将来を考えるのはワクワクするものである

(自分の将来をワクワクしながら考えることはありますか?)
私ぐらいの年齢(60代)になると、今後の仕事人人生に対する考え方はだいたい次の二つに分かれるような気がします。
一つは、仕事人としてのピークは過ぎたし、体力・気力等いろんな面で衰えを感じているので、あとはのんびり、無理しない程度にマイペースで生きていこうという考え方。
もう一つは、仕事人としてチャレンジしたいことがまだまだたくさんあるし、体力・気力等で衰えを感じるもののまだやっていけそうなので、もっといろんなことに取り組んで成果を出したいという考え方。
もしあなたが私に近い年齢だとしたら、あなたの今の考え方は前者ですか?、それとも後者ですか?
今の私は後者です。
私は10年ほど前に、定年を意識する必要のない仕事をしたいと現在の仕事を選びました。
以来コツコツと努力を続け、やっとこの仕事でやっていけるだけの自信を持つことができました。
もし、長年同じ会社で正社員として働き続け、定年に到達かあるいは定年が間近に迫っている状況であったなら、おそらく、仕事に対するモチベーションは低く、将来に対しては夢や希望といったものはあまりなく、黄昏的な気持ちになっていたでしょう、
私の周囲を見渡すと、該当世代の人たちの中にはそんな感じの人たちがそこそこいます。
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2024年08月11日
人脈ってね、そう簡単に活用できるもんじゃないんだよ。でも

(人脈作りしていますか?)
人脈作りが大事だというのは多くの人が言っているし、そのことを理解している人も多いはずです。
名刺交換会のようなものは無駄だと言う人もいますけど、現実的にはそういうのがいまだに多いのは、多少なりともきっかけがあるほうが何か依頼事をしたい時にコンタクトしやすいというのがあるからだと思います。
実際、私自身、過去の仕事人人生においてはたくさんの交流会に顔を出してたくさんのいろんな仕事人たちとの名刺交換をした経験があり、その多くが自分の仕事ではつながらなかったことは実感しています。
また、かつて人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして働いていた頃、企業の人事系コミュニティをネットサービスで立ち上げ、多くの企業人事関係者とつながりを持ったものの、いざ実際のビジネスで役立てようと動いてみても、ほとんど成果を上げることができませんでした。
つまり、仕事抜きでの人間関係としては良き関係が築けても、利害が絡むビジネス(商談)となると、相手も自社(自分)の利益を考えるのでそう簡単にはこちらに利を与えてくれなかったのです。
それでも、日頃の付き合いがあったればこそ商談のきっかけを作ることができたとは言えるかもしれません。
何も付き合いがない状態でのアプローチであったなら、最初のアプローチ段階でけんもほろろに断られて終わりということも多いですからね。
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2024年08月10日
「使えないやつ!」と呼ばれる人罪になる前にやるべきこと

(仕事人は周囲から必要とされなくなったら終わりだ)
人事の世界では、ジンザイという言葉にいくつかの漢字を充て、その仕事人がどういうレベルなのかを表現するやり方があります。
一般的には、以下の漢字がよく使われます。
「人財」、「人材」、「人在」、「人罪」。
文字からだいたい想像はできると思いますが、
人財:優秀で企業がもっとも欲しい人
人材:人財ほどではないけど優秀で企業が必要とする人
人在:可もなく不可もなくといった感じでとりあえずいる人
人罪:その人の存在が組織に悪影響を与えるので企業が放出したい人
他にも、組織を構成しているジンザイの分類としては、『2:6:2の法則』というのがあり、組織には、「優秀で組織を動かす2割の人」、「ふつうの職務遂行能力を持った6割の人」、「貢献度が低く時に害にもなる2割の人」がいるというのもあります。
いずれにしても、仕事人人生を送る上で、少なくとも、人罪や貢献度が低く時に害にもなる2割の人にはなりたくないものですね。
ただ、残念ながら、組織、特に大きな組織になるとそういうタイプの人は必ずいるもので、自分がそういう残念な人になってしまう可能性もないとはいえません。
私は新卒で日系の大企業に就職しましたが、当時は社内でそういった人をちらほら見かけることがありました。
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2024年08月09日
今日8/9から10連休の夏休みがスタート、リフレッシュするぞ!

(あー、夏休み!)
今の時期、お盆休みを取る方も多いのではないでしょうか。
私の勤務先は、今日から夏期休暇に入り、8/9〜8/18まで休みの10連休です。
1年に3回(GW休暇、夏期休暇、年末年始休暇)ある大型連休の一つです。
仕事柄休みが取れない方もいらっしゃるかもしれませんが、まとまった休みが取れる方は日頃の疲れを癒しリフレッシュしたいもんですね。
お仕事の方は体調管理をしながら頑張って下さい。
かつては長期休暇の際には、郷里「ヨロン(与論)島」(鹿児島県最南端の島、沖縄本島のすぐそば)の実家に帰省したり、何かしら予定を立てて過ごしたものですが、最近は何も予定を立てずだらだら過ごすことが多くなりました。
そういう過ごし方を無駄だと思う方もいらっしゃるでしょうけど、今の私にはこれが一番快適な過ごし方なんです。
平日の仕事が早朝から晩までと忙しいので、ある意味放電期間にしているのかもしれません。
予定は立てていないと言いましたが、とりあえず、数日間は近くに住んでいる弟と我が家で一緒に過ごす予定です。
二人とも映画好きなので、ホームシアターで何本かの映画を観るつもりです。
あとは、そうですね、、、日中は暑いからあまり外出せずに自宅に引きこもり、早朝や夕方涼しい時間帯に散歩や買い物外出をしようかなと。
それから、自宅に引きこもっている時間はネット活動、といったところでしょうか。
あなたは、どんな過ごし方をする予定ですか?
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2024年08月04日
ハングリー精神のある仕事人のほうが使える!

(ハングリー精神って大事なんだよなぁ)
かつて、建設関係の会社で働いていた頃、人事採用の仕事をしていたことがあるのですが、当時、工事部門のマネージャーからこんなことを言われたことがありました。
「やっぱ、辛い現場で仕事を頑張ってくれるのは、ハングリー精神のあるやつなんだよな。採用する時は、自分や家族の生活を守るために仕事を探しているような人にしてくれないか」と。
おそらく、このマネージャーが言いたかったのは、工事現場の仕事というのは、常に納期に追われているので、残業・休日出勤は当たり前、元請会社のスタッフから厳しく当たられるのはよくある、理不尽なこともある、といった感じできついことや辛いことも多いので、それに耐えて仕事を続けていける根性のある人がほしいということだったのだと思います。
これって、長年仕事人を続けているとよくわかります。
なんだかんだ言っても、使える仕事人かそうでない仕事人かは、最後の決め手は根性論に行き着いちゃうんですよね。
根性論を持ち出すと古めかしく時代遅れという印象を持っている人は多いと思いますが、いえいえどうして、現在でも仕事人の世界ではとても重要です。
困難な局面では歯を食いしばってでも頑張り抜ける人のほうが有能な人材なんです。
客先に絶対提出しなければならない重要な書類の納期が目の前に迫っているのに、会社の残業規制の規定があるからといって、あるいは残業代が支払われないからといって、納期を無視して帰ってしまうようでは仕事人とはいえないでしょう。
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2024年08月03日
仕事力があるかないかは、その環境で成果を出せるか出せないかでわかる

(『郷に入っては郷に従い』ながら成果を出すことが大事!)
映画だったかTVドラマだったか忘れましたが、こんなのを見た記憶があります。
ストーリーはうろ覚えですけど。
都会のIT企業で働いていた若者が郷里にUターンして地元の役所で働くことになります。
郷里は農業等が主産業だったのですが、若者はIT企業で培ったノウハウやスキルを生かした仕事のし方をしようと周囲にいろいろ提案してみるものの、そういうものの効果を知らない地元民たちからはまったく相手にしてもらえず、そのうち若者は落ち込みます。
しかし、若者はコミュニケーションを通して徐々に地元民たちと交流を深め、ついにはITの効果を理解してもらえるようになり活躍する、というものでした。
私なりにこのストーリーから得たことは、いくら自分が現在身を置く環境の中ですごい力を発揮できていても、異なる環境に身を置いた時には同様の力を発揮できるとはかぎらないということです。
それどころか、新しい環境になじめず、異なる思考ややり方があることを理解できなければ、まったく成果を出せない可能性だったあるということです。
私自身経験ありますし、多くの人の体験談としても聞きましたが、例えば、大企業で働いていた人が中小零細企業に転職した際、あまりにもいろんなものがなさ過ぎて、その環境やそこで働いている人をバカにするとか、自分の仕事で成果を出せないのを環境のせいにしたりする、なんてことがよくあります。
これなどは良い例で、残念ながらこういう人は本当の仕事力はないのです。
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2024年07月28日
その分野の経験者の経験や勘を侮ってはいけない!

(経験や勘は大事にしよう!)
かつて、ある中小の人材紹介会社でキャリアコンサルタントとして働いたことがありますが、当時、私だけが建設業界の施工管理スタッフの人材紹介に成功していました。
なぜそれが可能だったのかといえば、私は自分の仕事人人生において一番建設業界歴が長く(かれこれ十数年)、それゆえ、どういうタイプの人がこの業界に向いているかというのは、直感的にわかったからです。
最初は履歴書・職務経歴等の書類で判断するのではありますが、(人材紹介会社での)面接まで進んだ人に対しては、会話でのやりとりを通し、「この人は業界に向いているな」とか、逆に「この人は書類上は経験がありそうに見えたけど業界には向いていないな」とか勘が働いたんです。
一方で、私がまったく実績を作れなかった業界もありました。
例えば、ゲーム業界。
求人はたくさんあったものの、自分自身がゲームをまったくやらない人間だったし、その業界で働いた経験もなかったので、正直どういう人が業界向きなのかさっぱりわかりませんでした。
IT業界で数ヶ月だけ働いたことがありましたが、この程度では業界通とは言えない状態だったので、IT業界の求人で決めることができたのは一件だけでした。
この経験からつくづく思ったのは、自分の強みを発揮するには、ある程度の経験がベースとして必要なんだなぁということでした。
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2024年07月27日
自分のキャリア作りは組織に任せっきりにせず、途中からは自分の意志で!

(会社・組織の命令に唯々諾々と従っていませんか?)
学校を卒業し、何らかの仕事に就いたら(どこかの会社に就職したら)、上司とか先輩とかが仕事を与え、指導し、そして社会人の何たるかをあれこれ教えてくれるでしょう。
仕事人ならこれは誰でもが経験することです。
いきなり起業してビジネスを始めるにしても、自分に足りない部分はどこかで誰かに教わるしかありません。
後者(いきなり起業)の場合は別にして、多くの人はまず組織に属し、その組織からいろんな仕事を与えられながら仕事人として成長していきます。
ただし、スタート地点や過程は同じでも、仕事人としてどれだけ成長できるかは、周囲の環境や本人の意志に大きく影響を受けます。
自分ではなかなか変えられない環境というのもあるのは事実ですが、ただ、私が思うに、どんな環境であっても強い意志さえあれば変えられるものです。
そういう意味では、もっとも大事なのは“自分の意志”です。
他人からあれこれ言われても、自分が決断したことを実行したいのであれば行動を起こすのみです。
そのための勇気は必要になりますが、犯罪行為でもなければ他人に強い意志を持った人の行動は止められません。
そう考えると、組織があなたを思い通りに(組織に都合のいいように)動かすためにあなたのキャリア作りを勝手に組み立てとしても、途中であなたがその方向は自分の計画と違うと思ったら、組織側にその変更修正を求めるか、聞き入れてもらえなければその組織を辞めて他の道を行けばいいのです。
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2024年07月21日
デジタル技術に依存し過ぎるのは超危険!

(ネット中毒になっていませんか?、あっ、それはまさに私自身のことです)
先日、アメリカのあるIT企業で起きたシステムトラブルの影響がまたたく間に世界中に波及し、日本のネットシステムでも障害が発生するという出来事がありました。
しばらくしてこの問題は解決したのではありますが、私は、こういう現象一つとっても、デジタル技術に依存し過ぎるのは超危険!だと感じています。
たしかに、デジタル技術、ネット技術の発展のおかげで世の中は便利になり、個々人の日常生活に面白いことや楽しいことを提供してくれています。
周囲を見渡すだけでもすぐわかりますが、多くの人が自分のスマホとにらめっこしながらいろんなことをしています。
しかも、多くの時間をそれに費やしています。
私は頻繁にこのブログの記事を更新していますが、この習慣は私の生活に潤いを与えてくれています。
ブログだけでなく、メンバーになっているいくつかのSNSにおいては、友人・知人たちとのネット空間での交流を楽しみ、諸連絡も瞬時にかつ簡単にできています。
そういう点において、デジタル技術、ネット技術の発展から私自身も大きな恩恵を受けているわけです。
こういう環境の社会で生きている現代人にとっては、もはやデジタル技術、ネット技術を使っていろんなことをするのは当たり前です。
逆に、それができない人にとっては住みづらい世の中になっていると思います。
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2024年07月20日
経験は大事だが、実力に結び付かない経験は意味がない!

(経験するからにはその仕事をしっかり自分のものにしよう!)
私はここ10年ほど非正規労働者の立場で調理補助の仕事をしています。
最近でこそこの仕事ができるようになったとある程度の自信が持てるようになったのですが、数年前まではまだまだ未熟で、この仕事の経験者だと他人の前で堂々と言うことができませんでした。
ところが、こんな私と違い、これまで一緒に仕事をしたことのある同僚たちの中には、入社早々、「私はこの仕事の経験があるのでそれなりに対応できると思います!」と自信ありげに堂々と言う人が何人もいました。
ところがところがである、そういう人たちの中には実際の仕事でまったく力を発揮しない人もけっこういたんです。
要するに、口では経験したと言っても、その仕事を遂行するだけの実力は持っていなかったということです。
はっきり言いますが、仕事の現場では実力に結び付かない経験は意味がないんですよね。
当たり前かもしれませんが、実力をつけるためには、仕事に主体的、積極的に関わり、その仕事を確実に自分のものにするぐらいの姿勢が必要です。
ただ会社に通勤し、職場では与えられた仕事をこなすだけ、やらされ感いっぱいで仕事をし、できれば手抜きしたいと考え、自分の仕事に対しては愚痴や不平不満しか出てこないというのでは実力が身につくはずもありません。
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2024年07月15日
中高年になったら改めて考えてみたい「働くということ」

(あなたにとって“仕事”とは何ですか?)
三連休の最終日、「海の日」。
皆さん、この連休はいかがお過ごしですか?
私は現在の仕事に就いてからは連休がしっかり取れていますが、以前ダブルワークをしていた時は連休中も仕事していたんですよね。
年齢が60歳を過ぎてからは連休が取れるのはありがたいなとつくづく思います。
昨日、一昨日は、以前に読んだ本を自宅の書棚から引っ張り出して再読しました。
読んだのは、『働くということ』(日本経済新聞社編)という本で20年前に出た本です。
このテーマは、どんな仕事人にとっても共通していて、おそらく、誰でも一度や二度、あるいはそれ以上、仕事人人生のどこかで自問自答しているのではないでしょうか。
私自身は今でも時々考えることがありますが、若い頃なんてよく頭の中を駆け巡ったものでした。
特に、その時に関わっていた仕事を辛く感じた時や理不尽な目に遭った時などは、「私は何のために働いているのだろう」、「他に自分に合う仕事があるのではないだろうか」とよく思ったものでした。
この悩みという迷いみたいなものは若者なら多くの人がぶち当たるような気がします。
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2024年07月14日
「再雇用、定年延長」の弊害、かなり深刻だ

(高齢労働者が増えていく日本社会が直面する問題・課題とは)
最近、明治安田生命保険が、2027年度の導入を目標に、営業職員以外の内勤職の定年を70歳に引き上げる方針とのニュースがありました。
今では、大企業を中心に多くの企業が定年後の再雇用制度を導入したり、定年延長をしていますが、おそらく、この動きは今後しばらくは加速するかもしれません。
何せ国もそれを奨励し法律も整備しつつありますからね。
この背景にあるのは、日本の少子高齢化の流れが止まらず、高齢者が増加する半面若者が減少するので労働者不足になってしまう、高齢者が増え過ぎて人口ピラミッドに歪みが発生すると年金をはじめとする社会保障費の財源問題が発生する等の問題です。
表面的なきれいごとで言えば、まだ元気な高齢者には現場で活躍してもらって人生のヤリガイを感じてもらうとか、高齢労働者が持っている熟練の技を未熟な若手労働者たちに伝承してもらうことで企業活力を維持するとか、労働者不足を元気な高齢者に補ってもらうとか、いろいろあるでしょう。
そりゃ、例えば、今自分が60歳で定年間近という人であれば、定年が10年延びてその恩恵を受けられるなら嬉しいことかもしれません(その人が働き続けたいのであれば)。
昨今は、給料が減っても会社の再雇用制度を利用して働き続ける人がかなり増えてきていますが、言い方は悪いですけど、定年後の人生設計があいまいな人にとってはこれは楽な選択肢なんです。
60代にもなって再就職も難しいとなれば、慣れた職場に居続けたいと思うのは自然なことですからね。
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2024年07月13日
お金はもちろん大事だけど、もっと大事なものもある

(世の中はお金次第という面がなくもないけど、、、)
私はこの10年、非正規労働者として調理補助の仕事に就いています。
厳密に言えば、この間約1年は正規労働者だったこともありましたが。
時給制なので収入は労働時間で決まります。
パートタイムの仕事が多かったので、二つの仕事(先)を掛け持つダブルワークをよくやっていました。
そうしないと生活費が稼げなかったんですよね。
幸いなことに、現在の仕事先は非正規労働者の立場ではあるものの、フルタイムで働けており、かつ残業もある程度あるのでそれなりに稼げています。
とはいえ、手取り収入でいえば20万円未満が多いので、金銭面では貧乏生活が続いています。
ただ、今の年齢(60歳)ではほぼ不可能という現実はさておいても、収入他の面で待遇の良い正規労働者として働きたいかといえばその希望はまったくありません。
なぜならば、私は新卒後長い間、いろんな業界・企業で正規労働者として働いてきており、その働き方が嫌になって現在の道を選んだからです。
だから、最近、大企業の夏のボーナス平均額は過去最高の98万だったというニュースがありましたが、正直なところ、羨ましいという思いはないんです。
いや、現在の立場・働き方でも会社側がそれぐらいのお金をくれるなら歓迎ではありますけど(笑)。
ちなみに、現在の勤務先からは非正規労働者のパートタイム従業員に対し数千円のボーナス支給がありました。
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2024年07月07日
「この件はぜひあの人に頼みたい!」、そんな仕事人になりたいものだ

(あなたにはどんな依頼事が舞い込むことが多いですか?)
今日は7月7日、日曜日、七夕。
そして、私が住んでいる東京では、東京都知事選挙・東京都議会議員補欠選挙があります。
ぜひ一票を投じたいと思います。
それにしても、このところ、本当に暑い日が続いています。
皆さんがお住いの地域はいかがですか?
夏バテなどされていませんか?
私は南国生まれ(鹿児島県最南端の島「与論島」の出身)なのにめっぽう暑さに弱いので、休日などは出掛ける用事がないかぎり冷房の効いている部屋で過ごしていることが多いです。
さて、私は先月60回目の誕生日を迎えてとうとう還暦に到達し、まさに人生の後半戦である60代に突入しました。
これからは健康に気を使いながら、とにかく元気に仕事人人生を継続していきたいと思っています。
当面は現在の仕事を続けられる間はこのままいきたいと考えていますけれど。
昨今は定年年齢を延ばす企業が増えているようです。
先日、ある大手企業が定年を70歳にしたというニュースを目にしましたが、企業によっては定年を取っ払ったところもありますね。
また、昨今は、定年後に再雇用契約で働く人もかなり増えてきた感があります。
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2024年07月06日
仕事人は自己満足のために仕事をすればいい。なぜなら

(自己満足のために仕事をする、大事なことよね)
飲み歩きを趣味にしていた頃(当時の記録ブログ『華麗なる新橋徘徊族』)、長い間営業を続け常連さんたちに愛されていたお店が惜しまれつつも閉店していく姿を何度となく見てきました。
おそらく、店主(オーナー)はその時を万感の思いで迎えたことでしょう。
常連さんたちは、「本当に残念だ」だの「もっと営業を続けて欲しかった」だのと言葉を掛けます。
しかし、店主のお店に対する強い思いとは違い、常連さんたちはその時を境にまた別のお店を探し、自分にとって居心地のいいお店があればそこでまたそのお店の常連になったりします。
一人の勤め人が勤め先に定年までいて、いよいよ定年退職を迎えた日には同僚たちが口々に慰労の言葉を掛け、送別会を開催してくれたりします。
当人は長年勤めた勤め先に多くの思い出を持ち、そして自分が関わった仕事に何かしら誇りを感じたりするでしょう。
でも、その人が職場を去った瞬間から、居残る同僚たちは普段通りの仕事に戻り、日に日に去っていった元同僚のことなど忘れてしまうでしょう。
私は何度も転職しているのでそれを身をもって実感しています。
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2024年06月29日
“衰え”は必ずやって来る。その現実から目をそらすな。

(最近、衰えを感じることはありますか?)
現在の仕事先は、自宅から歩いて片道10分のところにあります。
その通勤経路にある高層マンションの周りには、少し前まで紫陽花が咲き誇っていて目を楽しませてくれていました。
その紫陽花も旬を過ぎたのか、今は花の色も変わってあまり目立たなくなり、衰えを感じるようになりました。
そんな紫陽花を見ながらふと思いました。
衰えといえば、人間も、仕事人も同じだよなぁと。
私はつい最近還暦を迎え60代の人生がスタートしたばかりですが、60代にもなれば精神面はともかくもうお爺さん世代であることは間違いないでしょう。
今どきの60代は元気な人が多いとはよく言われることですが、60代で定年年齢を設定している企業は多いし、定年後は第一線を退いて以前よりはゆったりした、ゆっくりした人生を歩む人が多いのが現実です。
SNSでは、プロフィールに若い頃の写真を載せ、投稿では元気バリバリで人生を謳歌しているかのごとくアピールしている人もいますが、それは、自分の存在感が薄くなっていくことへの寂しさの裏返しではないかとも思います。
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2024年06月23日
今日、還暦を迎えた。今後望むのは安定飛行

今日6月23日は、私が生まれた1964年(昭和39年)6月23日からちょうど60年目にあたります。
そう、今日は私の60歳の誕生日でとうとう還暦を迎えました。
これから60代の人生が始まります。
私は自分の誕生日を誰かに祝ってもらって喜ぶタイプの人間ではないので、自分の部屋で静かに、一人心の内でこの瞬間を祝っています。
SNSで自分の生年月日情報を公開することで他人からお祝いメッセージをもらっている人もたくさんいますが(私もかつてはそうでした)、私自身はそれが嫌で数年前から非公開にしました。
子供の頃からそういうのにあまり慣れていないので(我が家では誕生日を祝う習慣がほとんどなかった)照れ臭いというのもあるし、この年齢になって今さらお祝いの言葉をいただいても嬉しくないのが本音だし、また、今日の日に特別な思いが込み上げてきたということもないからです。
今日は日曜日で誰かと会う予定もないので、ただ淡々といつもの休日同様の過ごし方をします。
10年前に50歳を迎えた時は、ちょうどその頃にそれ以前の仕事とはまったく違う未経験の仕事に就いて新たな挑戦を始めたのでそれなりに強い思いがありました。
でも、現在は、新しい分野の仕事歴も10年になって安定軌道に乗り、できることならこのまま当面は同じ路線でいければいいなと思っているので50歳になった時のような思いはないのです。
こういう心境の時って、節目の年齢を迎えてもそんなに強い思いは持てないのかもしれませんね。
今年は、年初から能登地震が起きたり、航空機事故が同時期に起きたり、職場の責任者が緊急入院したりといろんなこと起きたりしましたが、私の仕事は現時点では安定している感があります。
今後どうなるかはわかりませんが、今望むのは安定飛行です。
ただ今の時刻は午前8時半過ぎですが、今日は、部屋でネットしたり、読書したり、自炊での食事をしたり、近くの銭湯で汗を流したり、ちょっと買い物したり、そんな感じでまったり過ごします。
まぁ、私の週末の休日の過ごし方は毎回こんな感じなんですけどね。
皆様も良い週末をお過ごし下さい。
私が住んでいる東京は梅雨入りしていて、今日は終日雨のようです。
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2024年06月22日
経験が多い少ないは仕事力に影響するようだ

(“経験”を軽視してはいけない)
私は現在、非正規労働者としてパートタイムの調理補助の仕事に就いていますが、この職種でこのスタイルで仕事に就いて約10年になります。
厳密に言うと、約1年は正規労働者だったこともあるんですけどね。
で、勤めた仕事先のうちいくつかは施設の食堂で、その時の職場の同僚のほとんどは家庭の主婦でした。
そして、彼女たちの多くが50〜60代の高年齢層でした。
これはあくまでも私が経験した範囲で感じたことですが、彼女たちの仕事ぶりを観察していて感じたのは、同じ職種でも、それなりにいろんな経験を積んできている人とほとんど経験していない人では仕事力に明確な差があるということです。
正規労働者だろうと非正規労働者だろうと、仕事において求められる基本的な点は同じです。
例えば、スピーディにやる、要領よくやる、効率的にやる、常にコストを意識しながらやる、等々。
ただ、非正規労働者としてパートタイムで仕事に参加する家庭の主婦の場合は、言い方は悪いですが、空き時間を利用して短時間働き少し収入を得たいとか、暇な時間を少なくするために何か仕事をしたいとか、就業時間は指示されたことだけやっていればいいとか、意識面ではややプロ意識に欠け、また受け身で仕事をしている傾向があります。
だから、長年正規労働者としていろんな会社でいろんな経験をたくさん積んできた私からすれば、「えっ、こんな仕事力でそんだけの給料をもらっているの」と感じる場面が多々あります。
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2024年06月16日
仕事がなかったら自分で創るしかないよね!

(やりたい仕事がなかったら、あなたはどうしますか?)
私の郷里は、鹿児島県最南端の島で沖縄本島のすぐそばにある『ヨロン(与論)島』という人口5,000人ほどの小さな島です。
地元の高校卒業後島を離れたので、今では本土暮らしの期間のほうが圧倒的に長くなりました。
郷里というのは余程嫌な思い出がなければ、人生史においていつまでも懐かしく感じ、そして原点に返れる場所です。
そんな郷里を応援したくて、20年近く前から『我が魂の島ヨロン島』というブログをやっています。
聞くところによれば、郷里関係者の間ではそこそこ知られているようですが、時々、郷里関係者でない方でこのブログを見つけ読んだという方からこんなメッセージをいただくことがあります。
「現在(本土で)仕事をしているが、この島に魅力を感じたので移住を検討したいと考えている。ついては、生活費を稼げる仕事に就きたいがどういう仕事があるか教えてほしい」というような内容の。
で、こういうメッセージを送ってくるほとんどの方が抱いている仕事のイメージは、いわゆる会社員で自分がこれまで経験した仕事のノウハウやスキルが生かせそうな仕事です。
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2024年06月15日
組織で生きていく上で最高の処世術は

(処世術: 社会生活をしてゆく上の方策、 世渡りの方法、立ち回り方)
人は、他人が自分の言ったことに共感してくれると(例えそれが共感したふりであっても)嬉しいものです。
もちろん、他人の言動を厳しく観察するような人なら、腹の内では「こいつは私の言葉に共感したふりをしているけど、本音ではどう思っているかわかったもんじゃない!」と思う人だっているでしょう。
しかし、私の人生経験だけに基づいて言えば、相手から、周囲から共感されて悪い気がしないのが一般的ではないかと思います。
ストレスが溜まりやすい仕事人の世界においてはなおさらです。
自分が苦労している時に、「お前の仕事は本当に大変だよな。でも、その仕事はお前にしかできない。心から応援しているから頑張って欲しい!」などと言われたら、「おお、この人は私のこと(仕事)をわかってくれている!。私もこの人を応援しよう!」とつい思ってしまうはずです。
この人間の感情というか気持ちをうまく利用するのが、組織で生きていく仕事人にとっては最高の処世術です。
どういうことかといえば、例えば、あなたの仕事を評価する立場にいる上司が、「XXの件については、日頃から私はこう考えているんだが、お前はどう思う?」とあなたの意見を聞いてきたとしたら、一番無難なのは、「まったくおっしゃる通りです!。私も同じことを思っていました」などと言いながら、あくまでも上司の考えに共感しているスタンスでそれに沿った言葉の組み立てをすることです。
本音では反対の考え方を持っていたにしても、また、その考え方を述べる場合でも、「私はそれについてはこんな考えを持っていたのですが、今、〇〇さん(上司)のお考えをお聞きしたら、納得できる部分が多く、そちらのほうがいいように思えてきました」という感じで、多少嘘を交えながらでも相手を立てる言い方をすることです。
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