2024年06月07日
40代〜60代の仕事人にお勧めしたいブログ
(私が経験したことや私の思いが誰かのお役に立てればと)
私が当ブログを始めたのが2004年ですから、もうかれこれ20年間続けていることになります。
始めた当時は40歳で、今月の誕生日が到来すればいよいよ60代の人生がスタートします。
これまでの仕事人人生を振り返って思うことですが、一般的な言い方になってしまうかもしれませんけど、仕事人人生を山登りに例えると、40代は山頂付近の位置にいて、それ以降は慎重に下山していく感じなのかなと。
私は健康で頭や体が動くかぎりは生涯現役を目標としていますが、現在は体力・気力ともかつてに比べると衰えがあるのは否めません。
当ブログは始めた時からずっとかなりの頻度で記事を書き続けてきましたので、一仕事人の事例ではありますが、40歳から今日まで仕事の現場で経験したいろんなことに対する思いを知ることができます。
そういう点において、やや手前味噌ではありますが、特に40代〜60代の仕事人の皆様にとっては、何かしら共感できる点があったり、参考にしていただける点があるのではないかと思っております。
今後とも引き続き当ブログをよろしくお願いいたします。m(__)m
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2024年06月02日
自分の仕事話はしたくなくても、他人の仕事話を聞きたい人は多い
(なぜ、このブログを始めたのか)
プライベートの時間、プライベートな場所では自分の仕事に関する話はしたくないという人は多いものです。
特に、仕事上の不平不満とか、勤務先や仕事で絡む他人の悪口とか、仕事の裏話とか(仕事帰りの飲みの場ではよく話題になりますけど)。
勤め人の場合は勤務先の規則などに勤務先にとって不利益を与えるような言動をしてはいけないといった趣旨の禁止事項を記載しているところもあるので、ネットなど誰でも閲覧できる公開の場ではなかなかそのような言動はできないものです。
要するに、自分の仕事に関する話はしたくないという人は、なぜそうなのかといえば、自分の言動が自分(の仕事)に不利益をもたらすのが怖いからです。
まぁ、匿名にすればバレないと考える人もいるでしょうけど、絶対バレないとは言い切れないので、バレるのを恐れる人は最初から仕事上の話はしないのがふつうです。
これに対し、プライベートの時間、プライベートな場所でも堂々と仕事話をする人は少なからずいます。
私もその一人かもしれません。
そういう人は、自分に対する不利益はある程度予想しながらも、その不利益についてはあまり気にしないのだと思います。
そして、同時にその不利益を上回る利益を得られるという考え方も持っていると思います。
当ブログの読者なら既にお気付きかもしれませんが、このブログの記事の内容のほとんどは私がこれまでの仕事人人生で実際に経験したことがベースになっています。
私はこれまで何度も転職しいろんな会社を経験していますが、同じ勤務先の関係者が読めば、記事によっては「あー、これはうちのことだな」とか、「あー、これはあの人のことだな」と思う人もいそうな気がします。
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2024年06月01日
意外とね、どんな仕事でも経験したことって役立つもんだよ
(仕事を選り好みし過ぎていませんか?)
若い頃は、与えられた仕事にやりがいを感じず、「私がやりたいのはこんな仕事じゃない!」と仕事に対する不平不満を抱きがちです。
あっ、これは若い人だけに限らないことかもしれませんがね。
その思いが高じて、回ってきた仕事によっては引き受けることを拒否し、仕事を選ぶ人もいるでしょう。
かつて勤めた会社の話ですが、先輩同僚で、ワープロ打ちの作業が伴う仕事が回ってくると、「私はそういう仕事は苦手だから」と後輩たちにすぐ押し付ける人がいました。
その代わり、その人は「私は考える仕事は好きです」などと日頃からアピールしていて、企画のような仕事はよく引き受けていました。
仕事人がどういう考えで、どういう仕事人人生を設計し(キャリアプランを描き)、どんな仕事のし方をするかはまったく本人の自由なので思い通りにやればいいと思います。
ただ、これは今月還暦を迎える私がこれまでの仕事人人生を振り返ってつくづく思うことですが、どんな仕事であっても、長い人生においては過去に経験したことが何かで役立つことがあるんですよね。
過去の経験が役立った時は、「あー、あの時に経験しておいて良かったなー」と心から思います。
また、過去にその仕事を断って経験する機会を逃したばかりに、後になって後悔することがしばしばあったりします。
なぜなら、仕事の現場では同じような状況に遭遇することがありがちだからです。
かつては、単純で時間がかかる面倒な作業にしか感じられなかったワープロ打ちが、ネットの時代、PC個人所有の時代になってみると、PCを仕事のツールとして使いこなすのが当たり前の環境においては大いに役立つことになるわけです。
自分が手書きで紙に書いた書類原稿を部下にワープロ打ちさせていた上司が、職場にPCが普及した途端あたふたしたというのはよく聞く話です。
直接仕事に役立っているというのではありませんが、私が書いているこのブログの記事は、過去にいろんな仕事を経験してきたからこそ書けているというのもあります。
つまり、経験したこと(仕事)は考え方によってはそれを生かすやり方があるのです。
ということで、これはあくまでも私の考えですが、若い人は、あまり仕事の選り好みをせず、積極的にいろんな仕事を引き受けて、とにかくいろんな経験をしたほうがいいんじゃないでしょうかね。
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2024年05月26日
特別なノウハウやスキルを持たない高齢者に立ちはだかる年齢の壁
(あなたが持っているノウハウやスキルは世の中で通用しますか?)
今の世の中、長生きする人が増えたこともあり、年金財政維持、生活維持や健康維持のためにも、より長く現役仕事人を続けたいと考える人が増えてきています。
ある調査によれば、60代はまだまだ働ける(働きたい)と考えている人の割合が圧倒的に高いとか。
かつてなら、60代の定年年齢になったら、後はストレスから解放されてのんびりと老後生活を送りたいと考えた人も多かったのでしょうけれど。
私の周囲では、60代以上の人のライフスタイルは完全に二つに分かれていて、一つは完全に現役を引退して趣味などを楽しみながら生活をしている人、もう一つは何かしら仕事をしながら収入のある生活をしている人です。
私の友人・知人に限っていうと、前者は、名の知れた大企業や役所に長く勤め、それなりの収入や個人資産があって年金も恵まれている人で、後者は、勤務先が中小零細企業だったり、転職が多かったり、個人事業主で、収入や資産がそれほど多くなく、また年金も少ないという人です。
後者の人は老後を悠々と過ごせないので働き続けるしかないのはしかたがありません。
一方で、前者の人でもかつてに比べたら生活に余裕がなくなってきているので働き続けたいと考える人は増えてきているように思います。
ある知人は古希に近い年齢ですが、大手企業でエンジニアをやっていた人で、定年退職後は自宅を事務所にして身につけている技術を売りにし個人事業を営んでいます。
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2024年05月25日
いわゆる“サラリーマン”が心しておくべきこと
(「今の会社(組織)を辞めたらあなたは何ができますか?」と問われたら)
あなたが、学校卒業後どこかの会社(組織)に入社したとします。
そこからあなたの仕事人人生がスタートするでしょう。
日々の仕事は会社(組織)が与えてくれます。
直接的には直属の上司や先輩かもしれませんが。
その後転職したとしても、勤め人としての仕事人であれば、いわゆる“サラリーマン”として仕事人人生を送っていくことになります。
今日に至るまで私の人生がまさにそうです。
来月で還暦を迎える私ですが、これまでの仕事人人生を振り返りながらつくづく思うことがあります。
それはね、サラリーマン人生を送っている人は、心しておくべきことがあるということです。
どういうことかといえば、仕事人といっても、雇われて働いている人は、仕事に対する姿勢がどうしても受け身である場合が多いので、雇ってくれている会社や組織から離れて一個人になると、自分の力だけで仕事を見つけたり、つくったりするノウハウやスキル、また行動力がないというか、弱い面があるんです。
例えば、ある商品の営業のプロ、ある商品開発のプロ、ある事務のプロだといっても、それは自分が所属している会社や組織の環境やバックアップがあったればこそ、ということが往々にしてあるのです。
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2024年05月19日
他人の考えより自分の考えを優先するべきと思う
(行動を起こす時は、他人の考えより自分の考えでいこう)
一昨日、鹿児島に住んでいる従兄(私より10歳年長)が東京に出張にやって来たので、昨日新橋で再会して、お互いの近況を含めいろんな話をしました。
彼と最後に会ったのはもうかなり前だったので、本当に久しぶりの顔合わせでした。
彼は鹿児島において保険のビジネスを起業してそこそこ成功し、現在は10数名の社員を抱える会社の社長を務めています。
その彼が私に会いたいと言ってきた最大の目的はこういうことでした。
彼いわく、故郷の「ヨロン(与論)島」(鹿児島県最南端の島、沖縄本島のすぐそば)は人口減少傾向が続き、島民の高齢化が進み、労働力不足もあって次第に衰退していっていると。
この状況を看過できないので、故郷の地で何かビジネスをやって島の発展につなげたいと。
ついては、お前は飲食業の経験があるから郷里に帰って飲食ビジネスを展開する気はないかと。
彼は持参してきた島の詳細な地図を広げて見せながら、ここの地区は人や家がなくなって荒廃しているとか、ここには新しい道路ができるとか、私を説得するためにいろいろ説明してくれました。
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2024年05月18日
相手の地位や立場で見下す言動をする人は最低だ!
(他人にされて嫌なことは、自分も他人にやってはいけないのです)
私は、現在飲食業で非正規労働者として働いています。
現在の働き方をして約10年になります。
約1年は正規労働者だったこともありますが、それ以外はずっと非正規労働者の立場です。
この間、他業界で正社員として働く人たちから見下された言動をされて嫌な思いをしたことが何度かあります。
誠にお恥ずかしい話ですが、私自身、自分の仕事人人生の過去を振り返ってみれば、例えば、仕事帰りに居酒屋に入って飲むような時は、そのお店で働いているスタッフを自分の仕事より格下だと見下す意識で見ていたような気がします。
当時と逆の立場になってみると、いかに自分が相手に失礼な態度をとっていたかということがよくわかります。
プライベートの時に誰かと居酒屋などで飲んでいる時に、他のお客がお店のスタッフを呼び付けて偉そうな態度でしゃべっている姿を目撃することがありますが、見ていて腹が立ちます。
こういう人にかぎって自分の仕事では大したことができていないのではないか、逆にまったく仕事ができない人間なのではないかとさえ思ってしまいます。
自分が経験しているからこそ実感していることですが、お客さんから丁寧な対応をされたり、親しげな言葉を掛けられると、つい嬉しくなり、目の前のお客さんに対し一生懸命接客しようと心掛けるようになります。
これって、お互いにとてもいいことだと思うんです。
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2024年05月12日
一番やっかいなのはこういう人だ!
(あなたがやっかいだと思うタイプの人は?)
あなたの身の回りにもいませんか?、こういう人。
自分では何もしないのに(その人には関係ないのに)、ああだこうだと口だけ出す人。
こういう人って本当にやっかいなんですよね。
私の飲食業界歴は約10年になりますが、以前は身の周りにこういうやっかいな人たちが何人かいました。
私が飲食店を開業すると言ったわけでもないのに、「自分で飲食店やったほうが儲かるぞ!」と勝手に言い出し、そして続けて言うには、「飲食店やるんだったらな、こういう業態でこうやり方がいいぞ!」と。
こんなことを言い出す人にかぎって、まったく飲食の仕事を経験したことがないんです。
その人の言っていることは、一利用者としていろんな飲食店へ行っているうちに、流行っているお店などを見てアイデアが思い浮かび、そこから素人考えで言ってみたというノリです。
実は、私も飲食業界で働く前に似たようなことを他人に言ったことがあるので、こういう人がついこういうことを言いたくなる気持ちというのはよくわかるのです。
飲食ビジネスというのは一見簡単なシステムに見えるので(何か飲食物を提供し集客ができれば稼げるんでしょ、みたいな)、誰でもが簡単に意見を言えてしまうんですよね。
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2024年05月11日
【現代社会の考察】ネットライフから現代社会を読み解く
(私も今やネットにどっぷりの日常)
今回はちょっと大きなテーマでの記事を。
私は、Facebookを含めいくつかのSNSを利用していますが、それらを利用しているうちに気付いたことがあります。
あなたは、“リア充”という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
Wikipedia(ウィキペディア:フリー百科事典)によれば、、、リア充とは、ブログやSNSなどを通した関係ではなく、実社会における人間関係や趣味活動を楽しんでいること、またはそのような人を指す、主にインターネット上などで使われる俗語。 対義語として「バーチャル充」がある。
とのこと。
これは、あくまでも私がSNSでつながっている人たちの言動を観察していて感じていることですが、多くの人が自分のリア充自慢をしたがっているんですよね。
私も例外ではありません。
とにかく、自分の日常で起きる些細な事柄などをネタに写真や動画付きの投稿をしている人が実に多いんです。
そして、おそらく、そういう投稿をしている人の多くが、それを見た、読んだ友人たちが押したイイネ!などの反応数に喜びを感じているのです。
私もそうです。
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2024年05月10日
高齢になったら“仕事よりも健康優先”の考え方でいこう!
(「健康と仕事、どっちを優先する?」と聞かれたら)
今日はバリバリ働くつもりでしたが、一昨日から喉の調子が悪くなり、昨日からは咳まで出てきたので、仕事先には申し訳ないが、今日は仕事をやや手抜きさせてもらいました。
手抜きといってもやるべきことをやらなかったということではなく、もっと頑張ればもっとたくさんの仕事ができたけど、それほどは頑張らなかったということです。
私は現在59歳ですが、この年齢になると、意識はどうしても“仕事よりも健康”となりますね。
かつて、私の仕事人としての人生目標は生涯現役と言ったことがありますが、そのための大前提はこの先も長く健康であり続けることです。
だから、瞬間的に無理して頑張って健康を害し仕事ができなくなってしまったら元も子もないわけです。
私は40代の頃に大病を患い、一ヶ月の入院生活と一ヶ月の自宅療養生活を送った経験があるのですが、それ以降、好きだった飲酒を控えるようになり、健康を意識した生活を心掛けるようになりました。
また、50歳を目前にした頃に栄養専門学校に入学して健康についていろいろ勉強もしました。
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2024年05月06日
生活の安全保障って一番大事なんだよね!
(今、生活の基盤は確立できていますか?)
夢を描くのは大いにけっこう、理想や高い目標を持つのも大いにけっこう。
でも、それ以前に一番大事なのは、まずは自分の生活の基盤をしっかり確立しておくことなんだよね。
資本主義の世の中なのだから、とりあえず、衣食住の最低限は確保しておくために収入を得る必要があります。
何らかの仕事に就いて(会社に就職するんでも起業するんでも)、とにかく稼がなければなりません。
親と同居して親に生活のほとんどの面倒をみてもらうというやり方もあるとは思いますが、成人になったらそれでは情けないんじゃないですかね。
同居するのでも、自分自身でも生活費を出したり、逆に親の生活を支えるぐらいでないとね。
私は現在59歳で来月になったら還暦を迎えます。
今、60代以降の人生をどうしようかいろいろ思案中です。
先ほど言ったように生活の基盤を確立しておくことは大事なので、可能であれば現在の仕事は当面続けるつもりです。
社内規則では70歳が定年なので、その年齢までにキャリアチェンジを考えなければ、たぶん現状の路線でいくかもしれません。
とはいえ、最近、体力、記憶力、気力の衰えを実感しているので、現状のままいけるかどうはわかりません。
まぁ、とにもかくにも、これからも死ぬまでは生き続けなければならないので、生活の安全保障を最優先にするつもりです。
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2024年05月05日
経験して得た自信の積み重ねが人生を切り拓く
(経験できるチャンスがあったら臆せずに挑戦すべし!)
私は現在59歳(来月60歳を迎える)で現役仕事人ですが、これまでの仕事人人生を振り返ってつくづく思うのは、いろんな仕事を経験して得た自信の積み重ねが自分の仕事人人生を切り拓くのに大いに役立っているということです。
経験した仕事には簡単なものから難しいものまでありましたが、どちらの経験も役立っている実感があります。
例えば、20代の頃、倉庫内の作業で袋を一枚一枚数えて集計し在庫を管理するというのを数日かけて一人でやったことがありますが、たしか、最大で20,000枚以上あったような記憶があります。
付加価値の低い単純作業ではありましたが、誰の手も借りず一人でやり切ったことが自信になり、以来、単純作業で時間がかかりそうな案件の依頼に対しては二つ返事で引き受けられるようになりました。
仕事を選り好みして損得ばかり考える人なら避けたがる仕事でも、私だったら引き受けてくれるというのでよく同様の仕事の依頼をされることがあり、それを積み重ねた結果、そういった仕事についてはこなす自信が持てるようになりました。
同時に、数をこなすうちに自分でも仕事の付加価値について考えるようになっていたので、仕事をいかに効率的に遂行するかという考え方も身につけることができました。
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2024年05月04日
【人生観】他人の目なんてどうでもいい、自分が充実していれば
(自分が生きたいように生きていますか?)
私のGW休暇は、前半の4/27〜4/29の三連休が終わり、後半の5/3〜5/6の四連休に入っています。
今日は連休二日目で、今朝は平日同様午前4時半に起きました。
今より若かった頃(40代頃まで)は、こんな時間に目覚めると間違いなく二度寝したものですが、今は習慣で早起きするのに慣れてしまったのと、すがすがしい朝の時間帯を寝て過ごすのはもったいないという気がしてしまいます。
そんなわけで、午前5時半過ぎ現在、いつもの休日のようにコーヒーを飲みながら、このようにブログの記事を書いております。
前半の休暇はダラダラと過ごしましたが、たぶん、後半の休暇の過ごし方も同様かと思います。
SNSを見ていると、多くの友人や知人たちがいろんな予定を立てて充実したGW休暇を過ごしている様子が伺えますが、来月還暦を迎える私は、「他人は他人、自分は自分のスタイルでよし。自分が充実していれば、他人の目なんでどうでもいい」という心境です。
そんな私も、40代までは他人の目を気にする人間でした。
だから、例えば、実際は長期休暇をダラダラ過ごしていても、他人にも見えるネット上の公開書き込みでは計画的な過ごし方をしているような内容にしたり、キャリアアップのための勉強に励んでいるみたいなことを書いていました。
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2024年05月03日
50歳を超えたら、なるべくストレスの溜まらない仕事を
(過度なストレスで押し潰されそうになっていませんか?)
仕事人にとって“ストレス”はつきものです。
これはもうしかたのないことです。
ただ、ストレスを溜め過ぎ、発散がうまくできないと精神的にまいってしまうことがあるので要注意です。
多くの仕事人は自分なりの発散法を持ってストレスとうまく付き合いながら仕事を続けているのだと思いますが、中にはそれができなくてうつ病などの精神疾患にかかってしまう人もいます。
かつて、新橋のある居酒屋のカウンターで一人で飲んでいた時、向かいの席で一人で飲んでいたサラリーマン風の男性が、ぶつぶつ独り言をつぶやいている光景を目撃したことがありました。
想像ですが、おそらく精神的に病んでいたのかもしれません。
私自身、うつ病にこそならなかったものの、仕事上のストレスも要因の一つとなって大病を患ったことがあります。
だからこそ、ストレスが溜まる仕事は健康に良くないと日頃から思っています。
現在就いている仕事は、幸いなことにあまりストレスが溜まりません。
かつて正社員の勤め人だった頃に比べると雲泥の差があります。
まずもって、パートタイム労働者なので職場の人間関係はそれほど結び付きが強くなく、お互いに出世競争みたいなのもないのでプレッシャーを感じません。
そして、仕事は決められた時間だけ働き、その日の仕事が終われば「終わったー!」という解放感に浸れるので気分が楽です。
正社員の頃は、職場の人間関係の悩み、仕事の悩み等が切れ目なく続いていました。
仕事で溜まったストレスは仕事帰りに飲みに行って発散していたつもりですが、それは単に一時的なものにすぎず、根本的な解決策にはなりませんでした。
冒頭で、仕事人にとってストレスはつきものと言いましたが、現在59歳の私が最近つくづく思うのは、歳を取れば取るほどストレスは溜めないほうがいいなということです。
特に、50歳以上の高齢労働者の域になったら、先の仕事人人生も短いわけだし、できることなら、なるべくストレスが溜まらず、マイペースで楽しめるぐらいの仕事に就いたほうがいいのではないかと思ったりもします。
「それができるんだったら苦労はしないわい!」といった声も聞こえてきそうですが、まぁ、これは私の個人的な考えということで。
あなたの今の仕事上のストレスはどんな感じですか?
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2024年04月29日
まったく未経験の仕事に就き衝撃を受けるのもいいものだ
(仕事で衝撃を受けた出来事を経験したことはありますか?)
私が現在の飲食の仕事に就いたのはかれこれ10年前、50歳を目前にした頃でした。
まったく未経験の仕事だったので、最初は基礎の基礎から勉強するために調理専門学校の夜間部に入学し、同時に、勉強したことを実践を通して実務力に結びつけるため、日中はパートタイムで飲食の仕事に就きました。
仕事は当然のことながら初めてのことばかりだったので驚きというか新鮮な感じでしたが、一番衝撃を受けたのは、上司や周囲の同僚たちの言動でした。
飲食の仕事に就く前は、新卒で入社した大手メーカーを出発点として4回転職しましたが、業界はいろいろ変わったものの、基本的には事務系の職種でした。
約20年以上その仕事を経験してきたわけですけど、同じような仕事の延長だったせいか、「まぁ、勤め人人生はこんなものか」とどこの職場で働いても思ったものでした。
なぜなら、人間関係の悩みや仕事上の問題とか悩みもそれぞれの組織において似たようなものだったからです。
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2024年04月28日
“かつて”に戻ろうとするな、見つめるべきは、“今”と“これから”
(過去の栄光に囚われていませんか?)
YAHOO!ニュースによれば、全国1,700強の市区町村のうち、約30%近くの自治体には書店がないのだとか。
こんなニュースを聞くと何となく衝撃的なイメージもありますが、私自身はまったく驚きません。
なぜなら、私は現在東京都北区に住んでいるのですが、区内で最大の繁華街においてもそこそこ大きな書店は一軒しかありません。
以前、駅前にチェーンの書店があったのですが、閉店し跡には100円ショップが入りました。
要するに、もはや紙文化の象徴でもある書店ビジネスは儲からないです。
これは、自分自身のこと、また身近で起きていることを考えてみると自然な流れだとわかります。
私が若かった頃(20代とか30代の頃)はスマホがそれほど普及していなかったので、勉強でも娯楽でも本を手に取ることがよくありました。
だから、当時は自宅の大きな書棚にはたくさんの本が並んでいたし、書棚に入り切れない本もたくさんあったので段ボール箱に収納していたほどです。
それが、ネットにはまってネット上でいろんなことをするようになって以来、読書量はかなり減りました。
そして、現在は本を読むことはほとんどなく、所有していた本は邪魔なので多くを捨てました。
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2024年04月27日
中途半端な力を過信してはいけない、なぜなら
(仕事人よ、自分の力を過信することなかれ!)
飲食の仕事に就いて約10年、今、かつて勤めた銀座の日本料理店で働いていた頃に仕えた料理長の言葉を思い出します。
彼は私との会話の中でこんなことを言ったのです。
「料理人というのは、10年経った頃から成長する人としない人の差が出るもんだ。成長する人は、それまで身につけたノウハウやスキルを土台にして、さらに高い目標を設定し日々創意工夫しながら努力を続ける。一方、成長しない人は、それまで身につけたノウハウやスキルで多くのことができてしまうので満足してしまい、そして自分の力を過信して努力をやめてしまうのだ」と。
今の自分自身について考えてみると、たしかにこの指摘は当たっているなと思います。
4月21日付の記事で、職場の責任者が緊急入院〜療養生活のため私が業務を代行しているという話をしましたが、業務はしっかり遂行して目的を達成できているので、我ながら自分の力は大したものだと思い込んでいるところがあります。
しかし、一方で、よく考えてみると、今の仕事は、これまでの仕事を通して身につけたノウハウやスキルがあればこなせてしまう程度のもので、私にとってそれほど難易度は高くなく、それゆえ、日々の仕事を目標もなく淡々とこなしているだけの自分に気付きます。
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2024年04月21日
「成長できるチャンス!」と思える仕事が回ってきたら積極的に取り組もう!
(成長できるチャンスなのに消極的な姿勢になっていませんか?)
以前の記事で、年初から職場の責任者が緊急入院〜療養生活のため私が業務を代行しているという話をしましたが、その状況は現在も続いており、もうすぐ丸4ヶ月が経とうとしています。
不測の事態だったので業務引き継ぎなどというのは一切なかったわけですけど、私はこれまでの飲食業経験で“他人の仕事は見て盗むもの”という感覚が身についていたので、日頃から責任者の動きを観察していたということもあり業務を回すのにほとんど支障を感じませんでした。
責任者には申し訳ないのですが、ある程度長期にわたって業務を経験したおかげで、自分自身が成長する上で役立つさらなるノウハウとスキルを身につけることができたと思っています。
組織で長く働いてきた経験から実感しているのですが、上司やベテランのスタッフがいなくなり、その人たちが担当していた仕事が自分に回ってきた時というのは、一時的に負荷になっても確実に自分の成長に役立つ経験ができるものです。
特に組織が大きければ大きいほど仕事が細分化されていて担当者制になっているので、いろんな仕事を経験したくてもチャンスがなかなか巡ってこないという状況があります。
だから、誰かが辞めたり、担当者が何らかの事情で不在になった時にその人たちの仕事を一時的にでもやれるチャンスがあるなら、「これ以上仕事を増やしたくないなぁ」と逃げ腰にならないで(この気持ちはよくわかりますけどね)、積極的に引き受けて取り組むほうが後の仕事人人生にとってはプラスになります。
私はもうすぐ還暦を迎え60代に突入する世代ですが、今回の経験を通して得られたノウハウやスキルは今後の仕事人人生(まだまだ続ける気なので)に必ず役立つと確信しています。
今にして思うと、若い頃は新しい仕事を積極的に引き受け、そしてその仕事に積極的に取り組む姿勢が欠けていたような気がします。
若い頃は何ていうんでしょう、もっと遊びたいとか、仕事以外の自由時間がもっと欲しいとか、そんな感じだったのかなと。
まぁ、過去は過去として、今ならば、若い人たちには、“「成長できるチャンス!」と思える仕事が回ってきたら積極的に取り組もう!”とアドバイスしたいですね。
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2024年04月20日
経営者と従業員間のコミュニケーション問題、最悪なのは“笛吹けど踊らず”状態
(組織運営って本当に難しいものだ)
どんな企業、組織においても、もっとも難しい課題は「経営者と従業員間のコミュニケーション」ではないかと思います。
私は現在59歳で、これまでの転職は10数回、いろんな業界、いろんな規模の会社、いろんな仕事、いろんな雇用形態を経験してきました。
そんな自分自身の経験も踏まえて、この課題はどこでにもあるんだなとつくづく思っています。
そして、この課題をうまく解決できている企業や組織は発展し、逆にうまく解決できていない企業や組織は発展しないか衰退傾向があると感じています。
私は現在非正規雇用の従業員として組織の末端で働いています。
正社員の中には「お前のような(立場の)人間は我が社の経営方針について理解する必要などない。指示命令されたことに黙って従っていればいいんだ」と考える人もいるかもしれませんが(そういう社員がいないことを願うのではありますが)、ただ、もしそういう正社員が多く現場の末端まで経営方針が徹底されない会社なのであれば、私に言わせりゃ「もうこの会社(組織)は終わっているな」と。
私は、これまでの職務経歴において経営者の間近で仕事をしてきた経験が何度かありますが、経営者というのは経営方針が組織の隅々(末端)まで周知徹底されることを心から望んでいるものなんです。
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2024年04月14日
人間なら誰でも直面する、老い、死
(嗚呼、迫りくる“老い”と“死”)
私は現在59歳、今年の6月に誕生日を迎えれば還暦となり、いよいよ60代に突入します。
かつての日本社会なら、60代になったらそれこそ“老人”という感じだったのかもしれません。
60歳定年制をとっている会社も多く、定年後は老後生活というイメージもあったでしょうし。
しかし、今は定年年齢を延ばしている会社も多く、国も法律を改正して就労期間を長くしています。
身の周りを見ても、今どきの60代というのは元気な人が多いという印象があります。
日本経済を活性化させる観点から考えると、60代の人にはまだまだ現役で頑張ってほしいものです。
もちろん、私自身も頑張るつもりです。
ただ、60代ともなると、多くの人は老いについての自覚はあるでしょうし、また、死についても意識するでしょう。
体のあちこちにガタがきているのを感じ、病院に行く機会が増えてきたら否が応でも老いや死をより強く意識するはずです。
それに伴いいろんな心配事が増えてくると、今のうちからいろんな準備をしておかなくっちゃと考えることも増えると思います。
私は現在独身一人暮らしなので、身近に住んでいる独身一人暮らしの弟との共同生活をしようかと二人で話し合っているところです。
人間、例外なく誰にでも平等にやってくるのがこの“老い”と“死”。
どういう時にそれを強く意識するか、いつから諸々の準備をするのか、といったことは人それぞれでしょうが、私自身は60代になったら自分の死に備えていろんな準備に取り掛かっておこうと思っています。
お金もそんなに持っているわけではないので、とにかく体や頭が動き働き続けることが可能なかぎりは働きたいですね。
あなたは今、どんな思いを持ちながら仕事人人生を送っていますか?
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