2025年02月01日
ヤバイぞ!、現場のエッセンシャルワーカーの不足、弱体化

(あなたの仕事は人々の日常生活を支える仕事ですか?)
“エッセンシャルワーカー”という言葉をご存知でしょうか?
コロナ禍でクローズアップしてきた言葉ですが、簡単に言うと、人々の日常生活にとって必要不可欠な事柄を仕事にしている仕事人たちのことを表す言葉です。
具体的には、例えば、医師や看護師などの医療従事者、介護福祉士や保育士などの福祉関連従事者、学校の教師など教育機関に勤める教育者、警察官や消防士などの公務員、配達員など運輸業界や物流業の従事者、小売業者や販売業の従事者、電気・水道・ガスや通信などの生活インフラ維持に関わる仕事の従事者、農業・林業・漁業など第一次産業従事者、等々です。
あなたが高付加価値、高収入を求めて就いた仕事がIT、AI分野の頭脳労働であったにしても、ネットのアマゾンを利用して諸々の商品を注文すれば、それを届けてくれる配達員が必ず必要になります。
Youtuberとして活躍し高収入を得ていても、病気になって入院することになったら、医師や看護師などの医療関係者が治療にあたってくれなかったら病気は治せません。
私は大都会東京に住んでいるので、人の少ない地方(田舎)ほどにはエッセンシャルワーカーの重要性を感じていないと思いますが、それでも、こういう仕事をしている人たちがいなくなったり、減っていったら、今のような生活レベルを維持するのは難しいだろうなと想像することはできます。
配達員が不足したら、これまでは注文後すぐに届けられていた商品が届くのが遅くなるかもしれませんし、病院のスタッフが減ってしまったらこれまでのように迅速には診てもらえなくなるかもしれません。
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2025年01月26日
トランプ的なる世の中で個人に求められる力とは?

(あなたが今一番身につけたい力は何ですか?)
ズケズケと、そして突拍子もないことを言い出すトランプ大統領が権力の座についたことで、「これから世界は大変なことになりそうだ」とやや不安な気持ちになっている人は多いのではないでしょうか。
彼がスローガンのように掲げる「 America First !(アメリカ第一主義)」という言葉からは何か極端な自己中心主義のような振る舞いを連想しがちですが、しかし、よくよく考えてみると、自己中心的な言動というのは私たち自身にも当てはまることだと思うのです。
利害が絡む人間関係で成り立っている組織で働いていれば、本音ベースでは自分の利益を最優先に考えて行動するのはごくふつうのはずです。
世のため、人のためというのは表面的には実に立派で美しい言葉ではありますが、その言葉を口にする人だってその言葉をあえて口にすることで自分の印象を良くしたいという思惑を持っているのかもしれません。
それはすなわち自己中心的な思考でしかないのです。
ビジネスの本質は利益を得ることにありますから、ビジネスに関わっている人はすべて利益を意識しながら仕事をしているはずです。
もし利益を意識しないで仕事をしている人がいたとしたら、上司や組織はそのことを指摘し注意し指導するでしょう。
そういうことを繰り返しながら仕事人たちの脳に利益を得ることの重要性を植え付けていくのです。
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2025年01月25日
仕事人は、地味でも着実に自分の仕事の品質を高める努力をすべし

(なんだかんだ言っても、やっぱり「品質」だよね?)
あのソフトバンクグループの総帥・孫正義氏はまた大言壮語を吐きましたね。
現在の日本の年間国家予算は100兆円程度なのに、新しく米国の大統領になったトランプ氏に対し、今後4年間でAI等の先端技術に78兆円もの巨大投資をすると公言したとか。
このニュースを聞いて、彼らしいいつもの大風呂敷を広げるやり方だなぁと思った人は私以外にもいるのではないでしょうか。
彼はビジネスチャンスとみるやこういったことをやるんですよね。
彼の過去の数々の言動を拾ってみれば、私が冒頭で言ったことがわかると思います。
かつて、東日本大震災の後、政府が自然エネルギーへの依存度を高めようと言ったらすぐその方向に共鳴したようなことを言っていたし、アジア各国のグリッド(送電網)を結び再生可能エネルギーを巨大な送電網で共有するという「アジアスーパーグリッド構想」なるものをぶち上げていたし、それらはその後一体どうなってしまったのでしょうか。
まぁ、一事業家として違法なやり方でなければ言動は自由でいいとは思います。
ただ、いくら壮大な立派な夢や目標を掲げても、それを本当に実現するのであれば、それに関わることになるであろうすべての仕事人たちが、着実に自分の仕事の品質を高めていく必要があります。
いい仕事、いい成果というのは品質あってこそのものなのです。
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2025年01月19日
50代以降は、“人生の落としどころ”を考えることが多くなる

(50歳という人生の節目で思うことは?)
私が現在の調理関係の仕事に就いたのが50歳になろうとしていた時です。
それ以前は飲食の仕事とはまったく別の仕事をしていたのですが、40代の半ばあたりからその後の人生についてどんな生き方をしようかと思いを巡らすようになり、いろいろ考えた挙句、自分が興味あることで体(健康)のために良いことを仕事にしたいと飲食関係の仕事を選ぶことに決めました。
畑違いの仕事に就くにあたっては基礎の基礎から学ばなければならないと思い、勤め先を辞めて調理専門学校に1年半通いました。
学校を卒業後本格的に飲食の仕事に就き、以来、紆余曲折ありながら10年以上の歳月が流れ、現在やっと料理人としてそれなりに仕事ができるようになった感じです。
50代以降の生き方を念頭に大きくキャリアチェンジをしたわけですが、周りを見回すと、友人や知人たちの中にも同様にキャリアチェンジをした人がけっこういることに気付きました。
人の人生の中で50代というのは一つの転機になるのかもしれないなぁと思いながらこの記事のタイトルを付けたのですが、思い付きでタイトルを書いた後に、ネットの検索サイトで“人生の落としどころ”と入力してみたら、なんとそのものズバリの書籍が既に出版されていることがわかりました。
『50過ぎたら見つけたい人生の“落としどころ”』(沖幸子著、祥伝社)
この本は読んだことはありませんが、やっぱり、50歳、50代というのは多くの人にとって人生の節目なんだろうなぁと改めて思った次第です。
先日、新卒で最初に入社した会社のOB会に参加したという記事(2025年1月13日付)を書きました。
会の参加者のうち一人だけがその会社にまだ在籍中でしたが、その人も60歳の定年以降再雇用契約で仕事をしていただけで、それも65歳になる今年で契約切れになるということでした。
私がこの会社を辞めてから30年以上が経っていますが、再会してみるとそれぞれの人たちがかつてとは違った人生を歩んできていることがわかりました。
そりゃそうですよね、人生というのは歩んでいく中ではいろんな変化があるものです。
まぁ、何にしろ、私は現在60歳ですが、50代の頃以上に“人生の落としどころ”を考えることは多くなりました。
あなたはいかがですか?
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2025年01月17日
失敗時のリカバリー力、咄嗟時の対応力のある仕事人は凄い!

(あなたが凄いと思う仕事人はどんな人?)
私は現在60歳。
非正規雇用の立場ながら現役仕事人を続けています。
これまでの仕事人人生において14回の転職をし現在15社目に勤めています。
ここで言っている転職というのは、勤務先(会社)が変わったということで、職種が変わったという意味ではありません。
職種という点で言えば、ここ10年ほどは飲食業界において調理関係の仕事に従事しています。
で、今回記事にしたいと思った事柄は、私が長年の仕事人人生において出会った多くの仕事人の中で、「この人は凄い!」と一目置いた人についてです。
今でも同じことを思うのですが、私が尊敬し一目置く仕事人は、なんと言っても、“失敗時のリカバリー力、咄嗟時の対応力のある仕事人”ですね!
仕事人であれば誰でも大なり小なり仕事で失敗することはあるでしょう。
特に新しいことに積極的に挑戦する人ほど失敗の連続ということだってあるかもしれません。
また、計画通り進めていても突然予期していなかった出来事が起きたり、突然目の前で事件・事故が起きることだってあるかもしれません。
その時に試されるのがその人の力です。
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2025年01月13日
やっぱ、自分が勤めた会社内部の出来事の話題は面白い!

(たまにはOB会参加もいいものだなぁ)
私は現在60歳で15社目の会社に勤務しておりますが、昨日は、新卒後最初に入社した電機メーカー時代の元同僚に声を掛けられて、最初に所属した部署(広報セクション)のOB会に参加しました。
私はこういう元勤務先のOB会にはめったに参加しないのですが、昨日の会は懐かしいメンバーに再会できるということで参加した次第です。
在籍当時の課長だった方の古希祝いを名目に私を含め6名が参加しました。
うち1名は初対面でしたが、私の退職後に入社したということでした。
私が辞めた後に社内で起きた諸々の話題については聞く一方でしたが、ただ、この会社には8年半在籍したので、出てきた話題については興味深く聞くことができました。
特に話題の登場人物が知っている人だとより面白く聞くことができました。
ちなみに、参加者中で現在も在籍している人は一人で、その人も今年の7月には再雇用契約が切れるので退職するということでした。
会の終了時には、また再会したいねということで話がつき閉会となりました。
以前、まったく関係のない会社のOB会にひょんなきっかけで参加したことがあったのですが、飛び交っていたのはその会社の内部の話題が多くついていくことができませんでした。
そりゃまぁそうなんでしょうけど、閉会まで誰ともほとんど会話せず何となく他人の会話に耳を傾けているだけでした。
やっぱ、自分が勤めた会社内部の出来事の話題は面白い!と感じた今回のOB会でした。
今回参加された皆さんが、次回の再会時まで健康で元気でお過ごしになられることを祈るばかりです。
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2025年01月12日
人脈というのは無暗に広げても意味、効果はない

(人脈は大事、ただ・・・)
若い頃は、人脈は仕事人にとって大事だと思い、広ければ広いほどいいと思い込んでいました。
だから、ネットが人脈づくりに使えると知った時、ネットをとことん活用して、とにかくたくさんのいろんな人たちとつながろうとしました。
ネット上で異業種交流コミュニティをつくって、他業界、他職種の人とのつながりとつくろうとしました。
その結果、一時的には多くの人たちとつながることができました。
しかし、その多くは、自分がその時々で就いた仕事において、言い方は悪いのですが、活用できるものではありませんでした。
例えば、人材紹介の仕事をしていた頃に、企業の人事関係者が集うコミュニティをネット上でつくって多くのメンバーを集め運営していたのですが、そこで出会った人事担当者にアプローチして商談に持ち込もうとしてもほとんどうまくいきませんでした。
どうしてかといえば、そこに集まるメンバーというのは、基本的に利害が絡まない人同士での付き合いを望んでいたからです。
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2025年01月11日
長い仕事人人生、途中で仕事観が変わることはよくある

(今の仕事、あなたの今の仕事観に合ったものですか?)
今どきの学生は、仕事の安定性を求めて公務員を志望する人も多いのだとか。
漠然と公務員になっても仕事にやりがいを感じることができるかどうか。
最近、メガバンクが大学新卒の初任給(月給)を30万円に引き上げるというニュースがあったが。
仕事人としてまったく役に立たない人にそんな大金払ってアホかと思ってしまう私がアホなのか。
いきなりネガティブな書き込みから入ってしまいましたが、現在60歳の私がこれまでの仕事人人生を振り返ってみて思うのは、“長い仕事人人生、途中で仕事観が変わることはよくある”ということですね。
現に、私はこれまで14回転職し現在15社目に勤めています。
そして、立場は非正規雇用のパートタイムで時給制で働いています。
正社員に比べたらいろんな面で待遇は悪いかもしれませんが、仕事は気に入っていますし面白く感じることができているので、仕事人としての現在の自分に満足しています。
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2025年01月05日
2025年、ビジネス界は怒涛、波乱がキーワード?!

(さぁ、今年も頑張って仕事人をやりましょう!)
私の年末年始休暇の10連休は今日(2025年1月5日)が最終日となりました。
大型連休の度に毎回感じるのは、最終日になると「あっという間に終わってしまったなぁ」ということでしょうか(笑)。
体がだいぶなまってしまった感じがするので、明日からの仕事でまた元の仕事人感覚を取り戻したいと思います。
ところで、これは私の漠然とした考えですが、なんとなく、今年(2025年)のビジネス界は、「えっ、こんなことが起きるんだ!」とか、「うわぁ、このままじゃ大変だ!」と思わせるような出来事が起きそうな気がしています。
その予兆の出来事としては、例えば、昨年、アメリカではトランプ氏が次期大統領に決まったとか、ホンダと日産が統合に向かっているとか、ロシアとウクライナの戦争がますます泥沼化しているとか、選挙等でネット(SNS)の影響が増大しているとか、、、等々、いろいろあります。
まぁ、私としては、とりあえず、自分を取り巻く環境で起きる諸々の出来事に対し、自分なりにしっかり考えて対応していくだけです。
全国の仕事人の皆さん、今年も自分の仕事を頑張っていきましょう!
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2025年01月04日
仕事人としての評価は高くても、本当の人物像は

(相手を表面だけで評価してしまっていませんか?)
『「男の生き方」四〇選』(城山三郎編、文藝春秋)という本を年初から読んでいると先日の記事で書きましたが、まだ途中ではありますがこれはなかなか面白い本ですね。
ある分野で成功したり、有名になった人たちの人物伝のようなものですが、中には、身内(家族)の人がその人の本当の姿(家庭内での言葉遣いや立ち居振る舞い等)について語っているのもあり、それを読むと、ジキル博士とハイド氏ではありませんは、こんなすごい人でもまったく違う面、二面性を持っていたんだなぁと思うこともありました。
例えば、東芝を再建し、経団連の二代目会長を務めた石坂泰三氏は、娘さんの目から見れば、まったく時代遅れ(古風)で唯我独尊的な人だったとか。
たしかに、人間なら誰しもこういうのはあるものです。
会社にしたって、その実績から対外的には高い評価を得、好人物だと見られている人でも、社内的には評判が悪い人はざらにいます。
私自身、いくつかの会社にてトップの身近で仕事をした経験がありますが、その経験を通しても、そういったことは度々経験してきました。
会社でさえそうなのですから、仕事とプライベート面においてはなおさら違った面が現れるのはふつうでしょう。
この年末年始休暇を近所に住んでいる弟と一緒に過ごしていますが、この弟からもそのことをよく言われます。
「兄貴は他人の前で見せる言動と俺の前で見せる言動は全然違うよな」と。
こういう自分自身のことを振り返ってみても、“仕事人としての評価は高くても、本当の人物像は違う”なんてことはありがちだと思うわけです。
実は、多くの人が日常生活を通してこういうことに気付いているのではないでしょうかね。
もちろん、そこまで洞察しない人はつい表面的な評価だけしてしまうのかもしれませんが。
ほんと、一人の人間の人物像を見極めるって難しいものです。
ただ、見極めるべく努力することは大事です。
特に利害が絡む仕事のような場合は、相手を見誤ってしまうと大損をしかねませんからね。
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2025年01月02日
【新年の抱負】60代、今後の生き方について考えてみたい

(これからの人生についていろいろ考えてみたい)
私は現在60歳、昨年の誕生日で還暦を迎えました。
私にとって60代はもう完全に人生の後半です。
あと10年生きられるのか、20年生きられるのか、30年生きられるのか、、、あるいは、途中で不慮の事故に遭ったり、大病を患って急死してしまうのか、それは自分にもわかりません。
何にせよ、これからの人生は、体力も含めいろんなものが衰えていくばかりでしょう。
そう考えると、これからバリバリ働いて何かを成し遂げてやろうなどといった意欲的なことを思い描くことはなかなかできません、というのが正直なところです。
ただ、残りの人生を悔いなく生きたいとは思います。
そう考えたところで、年初は、これからの生き方で何かヒントが得られるかもしれないと思い、好きだった今は亡き作家・城山三郎編の以下の本を読み始めました。
実はこの本は発行された1991年に買ったのですが、以来読むことなく自宅の書棚に入れっぱなしにしてあったものです。
終活の一環で書棚の本を処分していく中で、この本を読んでいないことに気付き手に取ったというわけです。
きっと今の年齢だからこそ読んでみたくなったのかもしれません。
『男の生き方四〇選(上)〜逞しく、凛としたその人生』(城山三郎編、文藝春秋)
『男の生き方四〇選(下)〜やさしく、楽しげに生きる』(城山三郎編、文藝春秋)
あなたの新年の抱負は?
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2025年01月01日
【新年のご挨拶】明けましておめでとうございます!

2025年、元旦。
天気も良く、爽やかな朝を東京の自宅で迎えています。
皆様、明けましておめでとうございます!
皆様が現在いらっしゃる地のお天気はいかがでしょうか?
また、年末年始の休暇を取られている方はどのようにお過ごしでしょうか?
昨年(2024年)の年初は、能登地震、羽田空港での航空機衝突事故と、立て続けに不幸な出来事が続いてしまい暗いスタートになった感がありましたが、今年はそのような出来事が起きてしまわないよう願いたいものです。
できることならば、明るい話題で良いスタートを切りたいものですね、社会的にも個人的にも。
本年も当ブログをどうぞよろしくお願い申し上げます。
同時に、皆様と皆様方のご家族のご健康・ご安全をお祈り申し上げます。
そして、皆様が仕事人としてますますご活躍されることもお祈り申し上げます。
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2024年12月31日
年末年始休暇の過ごし方(私の場合)

(毎年やって来る年末年始休暇だけど)
私の仕事は、12月27日(金)〜1月5日(日)が冬期休暇で10連休です。
今日は12月31日(大晦日)なので、今日が連休5日目のちょうど折り返し地点です。
ここ数年同じ過ごし方ですが、私の長期連休はいつもダラダラです。
起きた時に「この後何やろうかなぁ」と考えながら、思い付きで行動すると。
ただ、長期連休の際は、近所に住んでいる弟がその期間泊まり掛けで遊びにやって来るので、弟のことも多少は考慮した過ごし方にしています。
私の弟は映画好きです。
なので、休みに入る前に何本か映画のBD・DVDを買ってきて、それを自宅のプレーヤーと液晶プロジェクターを使ってホームシアターにして楽しんでおります。
今年は5作品を準備し、そのうち3本は既に鑑賞を終えました。
ちなみに今回買ったのは以下の作品です。
『マイ・インターン』
『RRR』
『オッペンハイマー』
『イコライザー3』
『マッドマックス・フュリオサ』
かつて若かった頃は、長期連休中は読書に没頭し自己啓発を意識した過ごし方をしていました。
あとは、郷里「ヨロン(与論)島」(鹿児島県最南端の島、沖縄本島のすぐそば)の実家に帰省することもありました。
還暦を過ぎた今はもう計画的な過ごし方より、行き当たりばったりのほうが自分に合っているみたいです。
あなたは、この年末年始休暇をどのようにお過ごしですか?
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2024年12月30日
ネットが社会の隅々に浸透した影響は今後ますます大きくなる

(あなたが思う近未来の社会はどんなイメージですか?)
誰もが日常生活の中で当たり前に目にする光景。
多くの人、特に若者のほとんどは片手にスマホを持って眺めたり、操作している光景。
そう、彼・彼女らはネットを通して情報を得たり、ネットを通じて誰かとコミュニケーションをとったり、そんなことをしているのです。
私が勤務している学生専用マンションの食堂には大きな壁掛けTVがあって、営業時間中はずっと何らかのTV番組の放映がされているのですが、食事を摂っているほとんの学生はそれを見向きもせず、ひたすら手元のスマホを見ながら食事をしています。
これが今の若い世代のふつうのライフスタイルであり、おそらく、このスタイルは思考にも大きく影響を与えていることでしょう。
私が仕事人人生をスタートさせた20代の頃は、主な情報源はTV・新聞・雑誌・本、あとは誰かとのリアルなコミュニケーションからという感じでしたが、今はほとんどネットからです。
今や紙媒体で配信されている情報はネットでも配信される時代なので、ますます人々の紙媒体離れは進んでいます。
ということは、当たり前の帰結として、紙媒体であるTV・新聞・雑誌・本はどんどん売れなくなり、今後においては悲観的予測しかありません。
個人的にはその方向性はかなり前から気付いていたので、とっくに新聞の購読は辞めており、TVの受像機もかなり前に捨て、本や雑誌はもうめったに買わなくなりました。
書棚にあったたくさんの本は、時々再読しながらそれが終わるとひたすら捨てています。
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2024年12月29日
口先だけの人を見抜く力を身につけよう!

(相手が言っていること、口先だけかそうでないか見抜けますか?)
私は現在60歳。
長年仕事人やってきてつくづく思うことの一つに、仕事人は口先だけの人を見抜く力を身につけることがとても大事というのがあります。
なぜかといえば、自分の仕事人人生経験も踏まえていうと、利害が絡み合う仕事人の世界では、口が達者でうまいことを言って相手を自分の利益のために利用しようとする人が実にたくさんいるからです。
かつて、趣味で酒場の飲み歩きをよくやっていた頃、そんな人種にたくさん出会いました(笑)。
たまたま同じ酒場で一緒に飲むことになった初対面の広告代理店勤務だと自己紹介した人は、自分にはたくさんの芸能人や有名人の友人がいると豪語したり、証券会社勤務だと自己紹介した人は、ここだけの話にしてほしいんだがこの会社の株を今購入しておけば絶対儲かると勧めてきたり、、、まぁ、そんな人たちがたくさんいました。
実は、そんな酒場付き合いから始まった人間関係で、長年の付き合いがあるからと安心してある人が持ち掛けてきた儲け話にのってしまい、その人に渡した100万円を持ち逃げされた苦い経験もあります。
こういった直接的な損失でなくても、仕事上でうまいこと言われて協力を申し出た仕事絡みで一方的にこちらの負担ばかりが増えたなんてこともありました。
今さら言うことでもないかもしれませんが、世の中には、言葉が巧みで口先だけの人ってけっこういるもんです。
だから、冒頭の話に戻りますが、仕事人は賢く生きるために、相手が言っていることは本当に信用に値するのか、口先だけでこちらを騙そうとしているのではないか、と相手の人間性や力を見抜く力を身につける必要があります。
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2024年12月28日
仕事のやりがいとか楽しさ、ってこういう時に感じることができる

(あなたの仕事は誰かに喜ばれていますか?)
あなたにとって、今やっている仕事は、やりがいがあって楽しいものですか?
それとも、やりがいはなく辛く苦しいものですか?
後者に感じている人は、おそらく、仕事は誰かに強いられてやるもの(押し付けられたもの)、常に理不尽なことが付きまとうものという感覚、つまり、主体的ではなくやらされ感でやっているのではないでしょうか。
後者の意識で仕事をしていると、自分の仕事の成果を喜んで受け入れてくれている相手(お客さん)がいることに気付かないでしょう、本当はいるにも関わらず。
私はかつて組織内部の管理の仕事をしていましたが、その頃はどちらかといえば後者のタイプでした。
ストレスを溜めまくっては酒場で愚痴や不平不満を垂れ流していました。
そんな私も、今は非正規雇用のパートタイムの仕事ながら、やりがいとか楽しさを多少なりとも感じることができています。
それはどうしてかといえば、自分の仕事の成果を喜んでくれる相手(お客さん)の表情を直接見ることができたり、それを相手(お客さん)から直接聞くことができるからです。
私の現在の仕事は学生専用マンションの食堂で入居者のために食事を作って提供することなのですが、厨房はオープンキッチンスタイルなので、食堂内で食事をとっている人たちの姿が直接見れますし、また、食べ終わって食器を下げる時に、お客さんからの「ごちそうさまでした。美味しかったです」といった声を聞くことができます。
こういうちょっとしたことでも自分の仕事にやりがいを感じることができます。
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2024年12月27日
【2024年、自身の1年を振り返る】禍転じて福と為した?

(朝の来ない夜はない。人生は常にプラス思考でいきたいものだ)
今日は2024年12月27日、金曜日。
私の仕事(学生専用マンション食堂の調理補助、非正規雇用)は昨日で仕事納め、そして今日から来年の1月5日(日曜日)まで10連休となります。
この1年いろんな出来事があり疲れる場面もあったので、この連休中は十分休養をとって英気を養いたいと思います。
皆さんの仕事納めはいつですか?
まだ年内の仕事が残っている方はもう少し頑張って下さいね。
さて、今年を簡単に振り返ってみますと、今年は年初から大変驚くことが立て続けに起こりました。
まずは、世の中的にいえば、能登地震、そして羽田空港での航空機同士の衝突事故とそれによる多くの死傷者や被害の発生ですね。
(ご参照:2024年1月3日付の記事)
私自身に関わることで起きた出来事では、職場の責任者が急病・緊急入院、また戦力になっている同僚がインフルエンザに罹患して仕事始めから2日間仕事を休むという事態も発生しました。
(ご参照:2024年1月20日付の記事)
責任者は一命だけはとりとめたものの現在も仕事には復帰できていない状況が続いています。
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2024年12月22日
50代までに経験しまくれ!、それがその後を生きる力になる

(とにかく、新しいことにどんどん挑戦し、経験、経験、経験、それが仕事人人生では大事!)
私は今年還暦を迎えたので年齢はちょうど60歳です。
かつてならこの年齢を定年年齢に設定していた企業も多かったと思いますが、人生100年時代の昨今、70歳就業法(実際の法律名は長ったらしい名称)もでき定年年齢を引き上げている企業も多いようです。
また、定年後も再雇用制度を利用して働き続ける人が増えているのも最近の傾向でしょうかね。
日本社会に高齢者が増え、日本の財政に占める社会保障費がどんどん膨らんで年金の財源にも影響が出ていることを考えれば、高齢になっても働き続ける人が増えるのはいたしかたないのかもしれません。
ところで、今年の9月に、私の郷里「ヨロン(与論)島」(鹿児島県最南端の島、沖縄本島のすぐそば)の学校時代の同級生たちが集う会が東京の銀座で開催されました。
節目を祝う集いは50歳の時にもあったのですが、その時から10年経って再会した同級生たちを観てつくづく感じたのは、「皆んな年取ったなぁ」ということでした。
もちろん、他人から私も同様に観られたことと思います。
頭髪に白髪が増えた同級生、頭髪が薄くなった同級生、肌の皺が増えた同級生、何となく元気がないように見えた同級生、、、やっぱり、人間、寄る年には勝てないなぁと思ったものです。
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2024年12月15日
大企業勤務経験しかない人がやりがちな失敗
(会社の看板だけで仕事をしていませんか?)

私は現在60歳。
仕事遍歴は、大卒後、大企業3社に勤めた後、中小零細企業10数社に勤め、ベンチャー企業の立ち上げ時に創業メンバーを経験し、現在は非正規雇用のパートタイマーとして調理補助の仕事に就いています。
私ぐらいの年齢になると周囲の友人・知人たちの中には定年を迎える人もたくさんいます。
そして、私より上の世代だと、定年後同じ勤務先と再雇用契約を結んで仕事を続けている人、完全にリタイアしてぶらぶらしながら年金生活をしている人、私同様に非正規雇用で何かしらの仕事に就いている人などがいます。
これは、私の周囲の人たちを見ての雑感なのですが、大企業勤務経験しかない人って「あーあー、それをやっちゃおしまいよ〜」という感じの失敗をするケースがよくあるんですよね。
思い付くままに挙げてみると、例えば、
・定年後の目標を持っていない人は再雇用契約の道を選ぶ人が多いのですが、給料が4、5割と大幅に下がる上に重要度の低い仕事しか回ってこないので仕事人としてのモチベーションが激落ちする。
・完全リタイア後の生活費に目途が立っていても、毎日行き当たりばったりの生活をしている結果生き生きした表情がない人間になってしまう。
・大企業勤務時代の自分が忘れられず(過去の栄光にすがる)、仕事を選び過ぎて再就職できない。
・運良くどこかの中小零細企業に再就職できても、大企業時代の仕事のやり方がまったく通用せずに途中で挫折してしまう。
等々。
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私は現在60歳。
仕事遍歴は、大卒後、大企業3社に勤めた後、中小零細企業10数社に勤め、ベンチャー企業の立ち上げ時に創業メンバーを経験し、現在は非正規雇用のパートタイマーとして調理補助の仕事に就いています。
私ぐらいの年齢になると周囲の友人・知人たちの中には定年を迎える人もたくさんいます。
そして、私より上の世代だと、定年後同じ勤務先と再雇用契約を結んで仕事を続けている人、完全にリタイアしてぶらぶらしながら年金生活をしている人、私同様に非正規雇用で何かしらの仕事に就いている人などがいます。
これは、私の周囲の人たちを見ての雑感なのですが、大企業勤務経験しかない人って「あーあー、それをやっちゃおしまいよ〜」という感じの失敗をするケースがよくあるんですよね。
思い付くままに挙げてみると、例えば、
・定年後の目標を持っていない人は再雇用契約の道を選ぶ人が多いのですが、給料が4、5割と大幅に下がる上に重要度の低い仕事しか回ってこないので仕事人としてのモチベーションが激落ちする。
・完全リタイア後の生活費に目途が立っていても、毎日行き当たりばったりの生活をしている結果生き生きした表情がない人間になってしまう。
・大企業勤務時代の自分が忘れられず(過去の栄光にすがる)、仕事を選び過ぎて再就職できない。
・運良くどこかの中小零細企業に再就職できても、大企業時代の仕事のやり方がまったく通用せずに途中で挫折してしまう。
等々。
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2024年12月14日
【これからの生き方論】仕事で得たノウハウやスキルをプライベートにも生かせ!

(仕事=苦、プライベート=楽、じゃないと思うんだけどな)
記事の部分切り抜きで恐縮ですが、ダイヤモンド・オンラインの記事にこんな論考がありました。
今後の日本社会の展望として、“恐らく大局的には、仕事よりもプライベートを優先し、身体を壊すような無理な働き方はせず、出世競争とも距離を置く人々がどんどん増えていくことだろう”、と。
これは何もこれから始まることではなく、私の過去の人生を振り返ってみれば、かなり前からあった傾向だと思います。
私は現在60歳ですが、20代、30代の頃から仕事ばかりの日々じゃダメだなという強い思いを持っていましたし、仕事で無理をし過ぎた結果、40代には大病を患って長期療養生活を余儀なくされ、この時に部長職から一気に平社員まで降格させられるという経験もしました。
ある時、女性の友人から「仕事よりもプライベートを優先するのは当たり前よ」と言われたことがありますが、出世競争にも参加させてもらえない女性仕事人にとってはきっとそれが普通の感覚だったのでしょう。
ただし、私にこう言った女性は、転職を繰り返しながら気付けば大企業の取締役に就任するところまで出世していましたけどね。
でも、想像するに、彼女は出世するために頑張ったのではなく、自分の仕事を面白がって極めていった結果として役職が付いてきたのかもしれません。
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