仕事人の叫び

2021年09月23日

現場の難しい問題ほどリーダーの能力が問われる

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(考える、、、簡単なようで難しいんです)
現場の最前線で働く人たちは、自分に与えられている権限の範囲内の出来事(問題)であれば自分で対応できます。
例えば、商品を買いにきたお客さんが「これ、まけてもらえませんか?」と要望したとして、30%までの範囲内なら自分の判断で構わないという指針が会社側から示されていたなら、その店員は自分なりに交渉術を駆使しながら対応するでしょう。
でも、こちらに非があるとも思えないことで難癖をつけられ、しつこく食い下がるお客さんがいたら、担当者も困ってしまい上司に助けを求めざるをえないかもしれません。
その時にそれをうまく解決し事態を収拾することができるかどうかは、上司たるリーダーの能力に負うところが大きいでしょう。
ここで、その場しのぎの対処療法的な対応をしてしまったら、同じ問題が再発する可能性があります。
一方で、その出来事の根本原因を考え、しっかりした対応策を出すことができたら、その可能性は低くなります。

現場では日々いろんな問題が起きます。
些細なことにように見えても根本を考えれば実は大きな問題だったり、逆に大きなことのように見えても案外対処は簡単な問題だったりと。
私が現在就いている仕事での一事例を紹介します。
私の仕事は飲食系ですが、1年を通じてある時期だけかなり忙しい繁忙期があります。
また、スタッフの能力・スキルに格差があり過ぎて、できる人とできない人がはっきり分かれています。
そのため、現場の大きな問題として、繁忙期になると能力・スキルの低いスタッフが仕事の内容によっては対応できないという出来事が発生していました。
職場のリーダーは、この問題にどう対応したのかといえば、この繁忙期の期間は、少数の能力・スキルの高い人だけに仕事を集中させたのです。
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yoron at 07:03|PermalinkComments(0)

2021年09月20日

年を取っても、何でもいいから仕事をしたほうがいいと思う理由

牛に餌をやる母
(「敬老の日」の朝、ふと思ったことを書いてみました)
私の周囲にいる現役仕事人引退者たちの日常生活を観察しながら思うことがあります。
SNSが発達しているおかげで、そういう人たちの日常の投稿を読むことができ、そこからある程度その人たちのライフスタイルや思いを知ることができるんですよね。
で、思うのは、完全に仕事人を辞めてしまった後に、その後の人生の明確な目標を持っていなかった人は、だいたいはブラブラしていて、時々(たまに)やることを見つけてそれに取り組み、それが終わったらまたブラブラする、そんなことの繰り返し、きっと退屈な日々のほうが多いんだろうなということです。
カメラ(カメラ機能付きのスマホ含む)でいろんな写真を撮っては、それをネタにSNSに投稿しまくり、「(仕事を離れても)私の日常はこんなにも楽しく充実しているんだよ!」とばかりにリア充(現実の生活が充実していること)をアピールしている人もいるんですが、私からみると何だかなぁという気がします。

というのも、私は、40代までに1年前後の長期失業を4回経験しているのですが、その経験を通してわかったのは、誰にも見られていない(知られていない)一人だけの時は退屈さを感じているのに、他人の前では虚勢を張り、「私は、ご覧の通り元気ピンピンだよ!」とか、「仕事から解放されると、自由な発想ができ、創造力がアップして次々に新しいアイデアが湧き出てくるよ!」、なんてかっこいいことばかり言うクセが身につくということでした。
人間心理で考えれば、誰だって、他人の前で自分の惨めさをさらけ出し、哀れな姿を見せたくないですからね。
たしかに、自由な発想ができ、創造力がアップする面はあるかもしれませんが(私自身、それは実際に感じた)、それを生かせる仕事がないと虚しさを感じるだけです。
「お前は仕事していないから(現場に身を置いていないから)そんなきれいごとが言えるんだよ」と皮肉を言われることもあるしね。
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yoron at 07:58|PermalinkComments(0)

2021年09月19日

情報源によってはあてにならない情報もあるので要注意

自宅の机
(仕事人にとって、情報を見極める力はとても大事です!)
あなたが、メディアのニュース等である企業の新製品開発着手に関する情報を得たとします。
あなたは、そのことに関心があり、その企業の関係者にコンタクトして関連情報の収集を試みたとします。
その際、あなたがコンタクトした相手が入社したばかりの新入社員だったとしたらどうでしょうか。
あるいは、その新製品開発に関する情報をほとんど持っていない社員だったらどうでしょうか。
おそらく有益な情報を得ることはできないはずです。
当たり前かもしれませんが、コンタクトするなら関連情報に詳しい人にするべきで、そのためには、最初のコンタクトの相手が新入社員であっても、その人を介して、より情報を持っている人に近づくべく努力をしたほうがいいでしょう。

情報というのは、情報源によってはあてにならない情報もあるので要注意です。
メディアなどでは、自分は事情に詳しいんだと言わんばかりの顔で知ったかぶりで語るジャーナリストやコメンテーターなどが登場しますが、情報源は明かさないので、本当のところはどこまで核心に迫る情報を持っているのかわかったものではありません。
「関係者に聞いたところでは、、、」なんて言っても、その関係者がどれだけの関係があるのかさえわかりません。
情報収集って案外難しいもんなんですよね。
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yoron at 07:26|PermalinkComments(0)

2021年09月18日

人材採用は、適任応募者を探すこと以上に採用後の育成が大事

業務マニュアル
(人材採用は、高望みし過ぎてはいけない!)
私の現在の仕事は、学生専用マンションの食堂での調理補助です。
補助なので、メインの調理業務ではなく調理人の手伝いが主で、具体的には、調理された料理の盛り付け、食器洗い、厨房の清掃などが主な仕事です。
身分はパートタイムで非正規雇用です。
こういう仕事、働き方を7年続けています。
現在の仕事先ではスタッフがよく辞めるので後任者をよく募集するのですが、なかなかいい人材が採用できません。
募集しても応募者があまりいないので、未経験ではあっても人柄が良さそうであれば採っているといった感じです。
仕事はそんなに大変ではなく(どちらかといえば楽)、時給だってこの仕事の相場からいえばそんなに悪くありません。

そこで課題になるのが、新しく採用した未経験者を基本から教え込んでどうやって一日も早く即戦力化するかです。
以前にも記事で書いたことがありますが、私がやった方法は、仕事のマニュアルを作成し、OJTをやりながら手取り足取り教えていくというものでした。
本来であれば、こういうのは非正規雇用の一パートタイム従業員の身分である私がやるのではなく、本部側が教育制度としてシステマティックにやるべきことです。
しかし、悲しいかな、この業界、現在の勤務先にはそういうことができる人材が本部側にいないようです。
まぁ、私は以前には大企業などでそういう仕事をしていたので、その時のノウハウやスキルを生かしているんですけどね。
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yoron at 07:41|PermalinkComments(0)

2021年09月15日

組織を去る人が組織を去る理由、それは組織内の仕事の面倒くささだ

東京オペラシティ4
(組織って、面倒くさいこと、本当に多いですよね!)
あなたは今、どこかの会社等に属し組織人として働いていますか?
日々の仕事は、やりがいを感じ、面白さや楽しさを感じることができていますか?
もしそうならば、それは大いにけっこうなことだと思います。
でも、逆に、まったくやりがいを感じず、何一つ面白さも楽しさも感じることができず、できるなら一日も早く辞めたいと思っているのなら、精神的にかなり辛いでしょうね。
私はこれまで10数回の転職をし、いろんな組織、いろんな仕事を経験してきましたが、それぞれの組織や仕事である程度は、やりがい、面白さや楽しさを感じることができました。
ただ、転職している事実が示す通り、一旦所属した組織を去っています。

なぜ、組織を去ったのか。
その最大の理由は、その組織内の仕事が面倒くさくなったからです。
「あー、バカバカしい!」とか、「こんな仕事、やってられっか!」という思いが積み重なってくると、そういうことが当たり前になっている風土が嫌になってくるんですよね。
「私は組織には向いていない」と組織を飛び出してフリーランスになったり、あるいは、「私はこの組織では働きたくない」と他の組織に移ったり、起業したりする人というのは、自分が所属していた組織の仕事の面倒くささと縁を切りたかったのでしょう。
私の経験上で言えば、どんな組織にも面倒くさい部分はあるのですが、それが許容できるかどうか人によって違うんですよね。
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yoron at 13:20|PermalinkComments(0)

2021年09月12日

後出しジャンケンは嫌いだけど、処世術としてはありだと思う

両津勘吉像1(亀有)
(あなたは、自分の仕事で後出しジャンケンの手を使うことはありますか?)
後出しジャンケンというのは、相手(他人)が出した後に手を出すこと、また、状況を伺っていて、成り行きをみて態度を決めることで、それは自分が勝つ(有利になる)ためのやり方ですが、印象としては卑怯者と見られがちです。
ですから、性格的に私は嫌いなのですが、ただ、世の中を生き抜いていく上での処世術としてはありかなと思います。
会社などの組織で働いている人ならわかると思いますが、実は多くの組織人が真っ先に手を挙げたり、自ら行動したりせずに、権力者や周囲の動向を観察し、自分に有利かどうかを見極めてから慎重に動いているんです。

かつて、ある組織のリーダーをやっていた頃、当時私より肩書が上だったお偉いさんから次のように言われたことがあります。
「いいか、自分の思いを貫かんと血気にはやって行動を起こしちゃいかんぞ。組織のメンバー全員がお前についていくわけではないんだ。彼らはお前の動きを見つつ、それに対する周囲の反応も見ながら自分の行動を決めるんだ。だから、事を起こすには慎重の上にも慎重を期したほうがいいぞ」と。
当時は、内心「そんなことしていちゃ、タイミングを逸するだけで何も変えられないじゃないか」とやや不満に思ったものですが、その後いろんな経験を積んでいくうちにそのことがいかに重要であるかよくわかるようになりました。
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yoron at 07:17|PermalinkComments(0)

2021年09月11日

“わかりやすく”伝えるって難しいんだぜ

業務マニュアル
(発する言葉は、相手に伝わらなければ意味がない)
ブログの記事を書くにおいては、毎回、書いていることが読者にうまく伝わるだろうか、書き方が難し過ぎて(下手過ぎて)理解に苦しんでいないだろうか、などと思いながら言葉一つひとつを選んでいます。
と言いながら、毎回長文になってしまっているので、自分の文章力のなさを嘆いています。
長年の仕事人人生において、“書く”ことを仕事にしてきましたが、“わかりやすく”伝えるって難しいよなぁとつくづく思います。
あなたも、日常生活の中でいろんな文章(文書)を読みながら、そこに書かれていることを理解するのに苦労した経験があるのではありませんか?

先日、職場で、それまで上司が書いていた文書(スタッフにお知らせをするための張り紙)を私が代わりに書いたのですが、それを読んだ上司いわく、「あらっ、あなたが書いた文書のほうがわかりやすわね」と。
ちょっと褒められたかなと思い嬉しくなりました。
いえね、何も特別なことをしたわけではなく、それまで上司が長々と書いていたものを、ポイントの部分を箇条書きするなどして見せ方を工夫しただけなのです。
意識したのは、自分が読み手だったらそのほうがわかりやすいだろうなということでした。
実は、こういう書き方は長い間の社内作成業務で身につけたものなのです。
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yoron at 17:40|PermalinkComments(0)

2021年09月05日

旧態依然とした仕事のし方をしていたら衰退するのは当たり前だ

六本木ヒルズ
(おいおい、いつまで同じやり方してんだよ、時代は変わったんだぞ!)
私は、かなり前に自宅での新聞購読を辞め、TV受像機を捨てました。
なぜかといえば、日本でインターネットが始まり出したあたりから利用者としてネットに関わっていて、いつかそういったメディアは衰退していくだろうなと予想していたのと、ネットを駆使できるようになるとそういうメディアを利用しての情報入手が不要になったからです。
今ならば、きっと多くの人が同じような思いを持っているのではないでしょうか。
特に若い世代ほどそれらの必要性を感じていないでしょうね。
古いメディアがまだ完全に消滅していないのは、それに慣れ親しんだ世代が生き残っているからにすぎません。
古いメディアも遅ればせながらネットの活用に取り組んではいるものの、時遅しの感は否めませんね。

私が大学生の頃、大手新聞社は高給ということもあって学生に人気の就職先でした。
おそらく、今でも会社は社員に多額の人件費を支払っていることでしょう。
でも、もし記者がネット上から記事ネタを拾ってくることを日常の仕事にしているのであれば、もはやその人たちの存在価値はないに等しいと言わなければなりません。
だって、そんなことはネットにアクセスできる人であれば誰でもできるし、中にはネット上の情報収集においては記者よりはるかに上手な一般人だっているはずですから。
かつては世界に駐在員を置いて情報収集していたかもしれませんが、今や現地の人がネットで情報を発信してくれるので、それぞれの国の言語が理解できる人にとっては直接かつ迅速に情報を入手することができます。
以前ならば海外経験のある新聞記者は、帰国したら語学堪能な世界通の有能なビジネスマンと見られたかもしれませんが、今だったらそんな高評価はされないでしょう。
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yoron at 06:22|PermalinkComments(0)

2021年09月04日

人は、苦しい、辛い時ほどきれいごとにひかれるものである

高尾山の山頂からの風景
(仕事人は打たれ強くあれ)
世の中にはハウツーものの書籍があふれかえっています。
ネット上には理想論を語る人の言葉や動画がたくさんアップされています。
セミナーに参加して、講師の言葉に感動し勇気をもらった人はたくさんいるかもしれません。
なぜ、私たちの身の回りにはこういうものがたくさんあるのでしょうか。
それはそれだけたくさんのニーズがあるからです。
では、そのニーズはなぜそんなにもたくさんあるのか。
それはね、それだけ多くの仕事人が自分の仕事で苦しや辛さを感じているからです。
私も過去にたくさんのハウツーものの本を買って読みまくりました。
何のためにそれらを読んだのかといえば、苦境を脱するために何かに頼りたかったからです。

こう言っては身も蓋もないかもしれませんが、仕事に苦しさや辛さがつきまとうのは当たり前です。
楽をして成果だけ素晴らしいものにしたいというのは空想の世界だけにとどめいておいたほうがいいでしょう。
しかし、世の中には、「現実を当たり前のごとく認めてしまってはいけません。現実のほうが間違っているのです。私の言う言葉を信じて理想の生き方を実現してみませんか?」と耳元でささやく詐欺師みたいな人がたくさんいます。
詐欺師といってしまっては、信念で理想を語る人に申し訳ないとは思いつつも、長年の自分自身の仕事人人生を振り返りつつ言えば、やっぱり、現実は甘くないし厳しいものなので、きれいごとではやっていけないことが多いような気がしています。
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yoron at 06:59|PermalinkComments(0)

2021年09月03日

どんな仕事に向いているか、やってみないとわからないところもある

『神社人』設立記念パーティ3(宴会風景)
(あなたがどんな仕事に向いているか、実はあなたにだってわからないかも)
「私はこの仕事に向いていないのでは」と自分で思い込むこととか、あるいは、他人から「お前はその仕事に向いていないよ」と言われることってありますよね。
科学重視の現代においては、適正検査とか適職検査とかもあって、その結果を見て「やっぱりそうなのか」と思う人もいたりするものです。
まだ仕事人経験のない学生が、卒業時の進路相談時に先生や専門の担当員に相談すると、相手は「あなたはこういう面があってこういうところが強みだからこんな職業なんかいいのでは?」と、いかにも私はあなたを知っているんだみたいな感じで言ったりします。

でもね、私の長年の仕事人人生でのいろんな経験も踏まえつつあえて言えば、どんな仕事に向いているかなんて、実際にやってみないとわからないところもあるんですよね。
例えば、私は、大学卒業後の最初の就職を考えた頃、自分の性格では口のうまい営業職は絶対向いていない(営業なんてできない)と決め付け、最初の会社で事務職に就いたのを皮切りにその後の転職先でもずっと事務(管理)系の仕事に就いてきました。
かれこれ20年ぐらいは営業の仕事をやってみたいという思いもありませんでした。
営業の同僚から「お前も営業をやってみろよ、そしたら営業の大変さがわかるよ」などと言われると、「いやぁ、私にはできないよ、向いていないし」とひいたものです。
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yoron at 13:45|PermalinkComments(0)