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2004年11月21日

情報は咀嚼することが大事

咀嚼
手元の国語辞典をひくと、意味としてこう書かれています。
1.食べ物を噛み砕き、自分の血や肉とすること
2.人の言った事や他人の文章の意味をよく考えて、自分なりに理解すること

この言葉を聞くと、特に「2」の意味についてですが、私はどうしても日々接する“情報”のことを考えてしまいます。
私たちは、日常的にたくさんの情報に接しながら生活しています。
今日は情報化社会ともいわれていますが、実態は「情報過社会」ではないかという見方もあります。
つまり、有益、無益な情報が一体となって氾濫しているというわけです。


いくら情報が氾濫していても、受け手がそれを取捨選択すればいいじゃないかという意見もあると思いますが、現実的には、取捨選択する時間的余裕がないほどに情報のほうが押し寄せてきているのではないでしょうか。
今日の社会は、電子メールが普及し、インターネットが発達したため、膨大な量の情報が流通しています。
仕事の現場では、うんざりするぐらいのメールを受け取り、そのメール処理に多大な時間を費やしている人もいるのではないでしょうか。
会社を休んだり、出張で職場にいなかったりすると、出社時にメールを開くのが怖かったりしてね。

仕事の現場では、インターネット、新聞、雑誌、本、口コミ等々、いろんな情報源を駆使して情報を収集すると思います。
例えば、毎朝、日経新聞に目を通しいろんな情報を入手する人は多いはずです。
政治関係、経済関係、個別企業関係、株価関係、事件・事故関係、etc.
人によっては、隅から隅まで丹念に記事を読んでいる人もいるかもしれませんね。

ところで、私が常に思うのは、“情報というのは咀嚼してこそ意味がある”のではないかということです。
ただ単に知っているというだけでは、表面的に他人より多くの情報を持っているというだけではまったく意味がないのではないかと思うわけです。
日々の円・ドル交換レートを知っていたからといって、それが自分の仕事や生活にどう影響するのか、あるいはその情報を仕事や生活にどう活かせるかがわからなければ、知っていること自体に何の意味があるというのでしょう。

あなたの周囲に、こんなタイプの人はいませんか?
とにかく「いかに自分がいろんなことを知っているか」を自慢気に語る人。
その情報を教えてもらったからといって周囲の人には何の益もないのに、言う本人はそんなこと一向に気にせず語っていることってあるんですよね。
要するに、言ってる本人は、自分がその情報を発信したことで周囲から一目置かれることを期待しているのでしょう。
もちろん、その時は余計な情報だと思っていたのが、後々何かで役に立つということはあるかもしれません。

しかし、必要な情報というのは、基本的には必要性を感じた時に集めればいいものだと思います。
むやみやたらと情報を集めると、自分自身のキャパを超えてしまうことだってあるのではないでしょうか。
例えば、私は、芸能界情報や最近の流行歌に関する情報には興味がありませんが、それらに関する情報を得たところで日常の生活に役立てることができないので、今は必要ないのです。
もし、若い人たちとカラオケにでも行くことになって、彼らの前でいいかっこをしたいと考えているなら必要性も感じるでしょうが。

新聞に載っていた記事に注目し、その瞬間はその内容に関心があったにしても、その関心を継続的に持ち、問題意識を掘り下げていって何かに役立てようというのでなければ、情報を収集する意味がないような気がします。
私自身の経験でもありますが、朝出社すると、職場の同僚同士がその日の新聞記事を話題にしていることがよくありました。
「まったく日本政府のやってることはけしからん」とか「○○社の事業展開はすごいね」とかね。
でも、単に記事に関しおしゃべりをしたというだけで、仕事に取り入れようとか、会社の施策に影響しそうだから関係者へ情報提供しようとか、そういうことでなければ世間話をしたということにすぎないのです。

繰り返しになりますが、情報はたくさん持っているのがいいのではなく、入手した情報を咀嚼し、自分の仕事なり生き方に活かしていくことが大事です。
また、役立ちそうな情報を入手した時、わからないことがあれば、そのままにしておかないで、調べたり誰かに聞いたりして疑問を晴らしておくことです。
それが咀嚼のステップでもあります。
情報に振り回されず、情報を活用していくスキル、ノウハウを身につけたいものですね。




yoron at 21:45│Comments(2)TrackBack(0) このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック 世の中を斬る! 

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この記事へのコメント

1. Posted by ひろ   2004年11月22日 00:19
 自称若者ですが、すごくうなづけるお話です(^^

 自分の知りたい分野・得意分野のことはしっかり咀嚼しておいて
 後のところは、必要になったその時々に勉強するのが、効率的だし、
 身にもつくんではないかなと思っています。

 ”へぇ、そうなんや〜。全然知らんかったわ”というセリフが
 屈託なく言えればそれでいいと思ってます。
2. Posted by ヨロン/竹内富雄   2004年11月22日 18:02
ひろさん、こんにちは。ヨロンです(^_^)。

毎度どうもありがとうございます!
屈託なく言える、のがミソってとこですかね(笑)。

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