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2004年11月04日

自分の意志で仕事をしろ!

あなたは、今、本当に“自分の意志”で仕事をしていますか?
自分の頭で考え、納得し、ヤリガイを感じながら仕事をしていますか?

「もちろん、自分の意志で仕事してるさ」、「何を当たり前のことを言ってるんだ!」と言う人がいるかもしれません。
それではまた質問します。
あなたは、現在の上司、同僚、会社のサポートがなくても、今担当している仕事を、異なった環境や他の会社でも同じようにやれる自信はありますか?
例えば、あなたが今大企業で人事採用の仕事をしていたとして、何のインフラも整備されていないようなベンチャー企業に移っても人事採用の仕事ができますか、ということです。


つまり何が言いたいかといえば、プロの仕事人なら、環境や働く場所が変わっても自分がそれまで経験した仕事のノウハウやスキルを活かせるはずだし、逆に、まったく活かすことができなければ、仕事人としてはまだまだ未熟だということなのです。
偉そうなことを書きましたが、私自身が仕事人としてまだ未熟であることを自覚しています。
なぜなら、私は、上述したプロの仕事人の域に達しておらず、いろいろな仕事を担当してきた経歴はあっても、異なった環境や他の会社でそれらの経験を活かしきるだけの自信がないからです。
もちろん、時間をかければ慣れていくということはあるでしょう。
しかし、新しい環境下でゼロからいちいち教えてもらわねばできないというのでは、経験の意味がまったくないのです。

そんな仕事人なんていないと思いますか?
少し大袈裟に書いたきらいはありますが、長年仕事をした経験のある人でも、異なった環境や他の会社で適応力を発揮できない人というのは実際いるのです。
例えば、あなたはこんな経験はないでしょうか。
最初に就職した会社は何万人も何千人も社員のいる大企業だったとします。
大企業というのは、一般的にいえば、中小、零細企業に比べいろんな資源に恵まれ、教育体制も整い、個人の力というよりは組織の力で仕事が行われます。

仮にその会社で経営企画の部署に配属されたとします。
あなたに与えられた仕事は、ライバルの動向を調査し、データをまとめ、資料を作成して上司に提出することかもしれません。
そのうちこの仕事にも慣れ、要領よく調査し資料を作成するノウハウやスキルを身につけていくでしょう。
ただ、これは、あくまでも上司から指示されたことであり、会社から与えられた仕事なのです。

経営企画という仕事の本質は何かといえば、やはり、会社の将来を見据え、やるべき経営課題を発掘してそれに取り組むということです。
経営企画の仕事を経験したというのであれば、そのレベルまで到達することを目標とするべきでしょう。
そうでなければ、その会社から中小、零細企業へ転職して経営企画を担当することになった際、結果的に誰かに指示されなければ何もできないということになってしまいます。
そうなってしまうと、評価は下がり、仕事人としての成長ができなくなってしまいます。

理想としては、大企業から中小、零細企業へ転職した場合、「この会社には何が足りなくて、今何をすべきか」ということを考え、未経験の仕事でも恐れずに積極的に取り組んでいくことです。
大企業で働いていた時から自分の意志で仕事をするクセを身につけていたら、目の前の困難に対し逃げずに立ち向かっていけるはずです。
仕事は誰かから与えられるものという意識、やらされ感で仕事をしていては、いつまでたっても担当している仕事の本質的なノウハウやスキルは身につけられないでしょうし、異なった環境、他の会社では通用しない人間になってしまうでしょう。
だから言いたいのです、仕事をするんなら「自分の意志で仕事をしろ!」と。




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