人が評価するのは『行動』と『実績』のみ本気なら相手の欠点に目をつぶれ

2004年10月29日

どういうのが“人脈”?

人脈”について、経営情報誌『PRESIDENT』のオンライン版に面白いコラムが載っていました。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
コラムはこちら→“「10万円貸して!」と言える人、何人いますか?”

私たちは何気に人脈という言葉を使いますが、よくよく考えてみれば、人によってこの言葉の使われ方は違うんですよね。
人によっては、一回でも会ったことのある人を人脈に入れているかもしれないし、また人によっては、長年付き合いのある人のみを人脈と言ってるかもしれないし。


私もよく人脈という言葉を使います。
「私の人脈は・・・」とか「人脈を広げる」とかいう感じで。
でも、自分なりの定義も曖昧で、使うたびに適当に使っている状況です。
さきほど紹介したPRESIDENTのコラムのように、“「10万円貸して!」と言える人”というのを基準にして考えると、私の人脈もある程度色分けできそうです。

人脈ではなく、知人ということでいえば、家族・親類縁者をはじめ、学校時代に付き合いのあった人たち、勤めた会社で仕事絡みで付き合った人たち、私が参加したことのある交流会や自分が主宰している交流会で出会った人たち、実にたくさんの知人がいます。
この知人を、何かの基準を設けて色分けしようと思えばできるかもしれません。
色分けのし方はいろいろあります。
例えば、
・今でも年賀状のやりとりをしている人
・1年に数回は一緒に飲んだり、食事をする人
・悩み事があったとき相談できる人
・お金の貸し借りができる人
・一緒に遊びに行ける人
などなど。

以前、ある交流会で一度面識を持った人がいました。
その場かぎりだったので私もその人のことはあまり印象になかったのですが、あるとき、知人の女性から「ねぇヨロンさん、○○さんという人から、“私はヨロンさんと親しい○○という者ですが、ぜひ会ってもらえませんか?”とメールもらったんだけど、ヨロンさんこの人知ってる?」と言われたことがありました。
私はビックリして、「とんでもない、たしかにその人に会った記憶はあるが、その人がどういう人なのかほとんど知らないし、いわんや親しい間柄だなんてとんでもない!」と答えました。
その人にとっては私との関係は利用できるものだったのでしょうが、こういう使われ方をすると人脈も迷惑ですよね。
有名人の場合は、こういう使われ方をするケースも多いでしょうから、面識のない人が有名人の名前を使った場合は、まず疑ってかかったほうが無難かもしれません。

悪用されるケースを除いて、人脈を自分の仕事で活用することは多いと思います。
友人・知人のつてでさらにその人たちの友人・知人を紹介してもらい、どんどん商売のネットワークを広げていくという方法はよく使われます。
ネットワークビジネスにかぎらず、保険や車のセールス、学習参考書のセールス、その他いろんなビジネスで実施されているのではないでしょうか。
そういうビジネスにおいては、人脈こそが自分の財産であり強みになるわけです。

私は現在転職活動を行っているのですが、面接に行くたびに面白いことがあります。
面白いというのは、面接官の挨拶のし方です。
ちょっとしたことなのですが、自分の名刺を渡して名乗る人と口頭で名乗る人がいるのです。
これは想像なのですが、名刺を渡す人は、ここで会ったのも何かの縁と考え、次の展開につながる可能性もあると考えているのではないでしょうか。
口頭だけの人は、その場をその場だけの関係と考えているのではないでしょうか。
こういうことからも、他人の人脈に対する考え方を垣間見ることができるような気がします。

あなたは、“人脈”をどういうふうにとらえていますか?

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