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2024年03月03日

今後ますます深刻化するであろう老人漂流社会の現実

老人漂流社会
(老人問題が自分自身に突き付けられている)
10年前にNHKで放送された『終の住処はどこに 老人漂流社会』という番組は反響を呼んだようですが、私が思うに、この問題、つまり、老人にとって息苦しい社会というのは今後ますます深刻化していくだろうなと。
なぜかといえば、国際競争の中で日本の地位、特に経済はこれから低下傾向に向かっていくと予想されるからです。
日本経済がおかしくなると何がまずいかといえば、お金が回らなくなるので総体的に個人の稼ぎが減ることになり、それは、稼ぐ力のない老人にとっては生活維持が困難な環境になることを意味するからです。

日本社会の大問題として少子高齢化が叫ばれて久しいのではありますが、少子化については、若者にとってはそれほど深刻な問題ではありません。
もちろん問題ではあるのですが、それは老人問題に比べれば影響は小さいということです。
日本経済が停滞して就職・転職活動が難しいとか、給料が増えないという問題が発生しても、若手労働者は少子化社会にあっては優位に立てるし、給料がそれなりにもらえるだけ生活はしていけます。
しかし、老人人口が増えれば増えるほど、労働力としてそれほど期待されない老人は仕事を見つけるのにも苦労するでしょうし、また、もらえる給料に対しては贅沢は言えなくなります。


私は現在59歳で今年の誕生日を迎えれば60代に突入します。
60代以降になるとさらにいろんな試練が待っていそうなのでいろいろ調べ考えるわけですが、希望的な事柄があまりないというのが正直なところです。
65歳から年金を受給するには額が少ないので繰り下げ受給を検討するしかなさそうだし、転居するには年齢の壁で物件探しに苦労しそうだし、将来老人介護施設に入居したくても入居費が高くて無理そうだし、仕事を続けるにも選択肢が少なそうだし(しかも収入も多くは望めそうにないし)、一方で、加齢に伴う病気等で医療費が増えていきそうな気がするし、物価が全般的に値上がりして生活費のやり繰りが大変になりそうだし、などなど、悪い予想ばかりしてしまいます。

私は独身なので、老後対策として、近所に住んでいる50代の弟(私同様に独身)と同居することで老々介護をし合おうと相談しています。
また、お互いに長く仕事人を続けることで生活費を賄おうと話し合っています。
ただ、これは私自身が現在身を持って実感していることですが、高齢者が稼ぐのって本当に大変だなと。
私の現在の仕事は非正規雇用のフルタイム勤務ですが、月収は約20万円程度で賞与はなし。
最近のニュースによれば、新卒の学生を採用するために初任給を25万円にした会社もあったやに聞きますが、何の仕事経験もない(仕事もできない)若者が25万円、雇用形態の違いがあるとはいえ、仕事経験の豊富な(仕事ができる)人が20万円というこのギャップに現実の厳しさを感じざるをえません。

ネット等で、老後資金に不安がある人はなるべく長く働き続けましょうみたいな記事をよく見かけますが、これはアドバイスとしてはたんなる戯言です。
不安を持っている人ならどうやって資金を工面するかについて当然考えるわけで、一番多い選択肢としては仕事をして稼ぐことだろうと思います。
でも、老人が働く環境は想像以上に厳しいという悲しい現実がそこにあるのです。
とはいえ、嘆いていてもどうしようもないので個々人が自分でどうにかするしかないのです。
昨今の世の中は、年老いた親の介護を嫌がる子供たちも多いらしいので、自分の身は自分で守るという意識を持つことも大切です。

私の上司は70歳近い人ですが、年始からずっと病気療養生活を続けていて仕事から離れています。
それでも会社から切られることなく在籍していますから幸運といえるでしょう。
その上司には子供がいて孫もいるので、子供の生活費が大変な時には金を与え、孫にもいろいろ買ってあげているようで、自分の稼ぎの中からけっこう出費しているようです。
自分の生活だって維持しなければならないのに、子や孫の面倒まで見ていては負担は大きいだろうなと想像しています。
そこまでやってあげているのだから、子供はしっかり親の人生も支えてほしいと思うわけですが、他人の家庭のことなのでどうなることやら、ってな感じで。
とにもかくにも、長生きできるのはいいことかもしれませんが、老人人口が増える世の中は、老人当人にとって住みにくい社会になってしまう、と考えるのは杞憂でしょうか。

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yoron at 05:10│Comments(0)世の中を斬る! 

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